No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

身体を信頼し、コントロールを手放す

2008年02月29日 | メンタル・心・考え方
こんにちは。柳原です。
このところ、寒かったり、暖かかったり、
気温の変化がとても激しいですが、
こうして少しずつ春に向かっていくのでしょうね。

さて今日は金曜日。
今週も終わりに近づいてきましたが、
みなさんにとってはどんな週だったでしょうか?

僕にとっては、DVD教材を購入して下さった方から
うれしい感想をたくさん頂けた、とてもハッピーな週でした。
みなさんのテニス上達にも役立つことだと思うので、
ひとつだけご紹介すると、

「昨日DVD教材を受け取りました。
早速、今日試してみた所、
これまで感じた事の無い不思議な感覚で打つ事が出来ました。
最初は力を抜いた不安定さに不安を感じましたが、
徐々に気持ち良さに変わり、
不思議な安心感を持って打つ事が出来ました。
これ程、心地良く球を打てたのは初めてです。
素晴らしい教材をありがとうございました。」

というメールを頂きました。
”素晴らしい教材”なんて言って頂いて、
本当にうれしくなってしまいました。
僕のほうこそ、感謝しなければいけませんね。

それで、どこが参考になるかということですが、
”最初は力を抜いた不安定さに不安を感じた”
というところです。

教材では、
”脱力しながら、いかにボールに力を伝えるか”
ということをメインにお伝えしていますが、
初めて力を抜いて打つと、不安を感じるものなんですね。
なぜなら、”力を抜く”ということは、
”コントロールを手放す”ということでもあるからです。

しかし身体は、我々が思うより遥かに優秀です。
コントロールしようとすればするほど、
身体の邪魔をしてしまいます。
コントロールを手放せないのは、
身体を信用していないから。
身体を信用し、身体に任せてしまったほうが、
実は上手く打てるんですね。

もちろんコントロールを手放すと言っても、
ある程度の指針がないと上手く打てない場合も多いと思います。
そのために必要な知識を教材ではお伝えしているつもりです。

少し話は脱線しますが、実はこの話、
テニスだけに当てはまるものではないかもしれません。
会社や家族間の人間関係でも、
相手をコントロールしようとすればするほど、
上手くいかないことってありませんか?

きっとコントロールは手放したほうが良いんですね。
手放すと言っても放任する、関知しないということではないんです。
相手を信用し、相手と対話し、どんな結果になろうと暖かく見守る。
そうすると、コントロールしようとしていたときより、
遥かに結果が良くなりやすいんですね。

”身体を信頼し、身体と対話し、
たとえミスしてしまっても暖かく見守る”

これが上達の秘訣だと思います。
最初は少し怖いと思いますが、
思い切って挑戦してみてくださいね。

それでは楽しい週末をお過ごしください。