No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

敗戦からたくさん学びました~田園トーナメント~

2006年11月04日 | メンタル・心・考え方
昨日も応援に来てくださった皆様、
朝早くからありがとうございました。
結果は準決勝は、野口・笠原組に6-7、2-6で負け。
技術的にもメンタル的にも自分の至らなさを痛感させられた日でした。

一番の反省点はメンタル面。
ビビッてプレーが縮こまるとか、勢い余って力んでしまうぐらいならまだ良いのですが、
うまくプレーできな自分にイライラして、
楽しんでプレーできなかったことを一番後悔してます。
やはり邪気が出していると運も巡ってきませんね・・・
僕だけでなくパートナーの村松さんにまで悪い影響を与えちゃったみたいで、
申し訳ないことをしたと反省してます。
また観に来てくれてる人にも申し訳ないですよね。
すみませんでした。

試合をしていると、ときどき自分の中にある
激しい感情を認識させられます。
僕は普段はそれほど感情がブレない方なんですけど、
テニスのことになると、ときどきネガティブな感情が吹き出てきます。
イライラしたり、悲しくなったり、無力感を感じたり・・・
それだけ上手くなりたいということなんでしょうね。

しかし、だからと言ってネガティブな感情を抱えたままでは、
良いプレーができるはずもありません。
この感情とうまく付き合う方法を身につける必要がありますね。

昨日の僕に足りなかったのは、自分を許すということかも知れません。
毎回うまくプレーできるわけではないのに、ダメな自分を許せない。
試合の中で、僕を攻撃していたのは、
皮肉なことに対戦相手ではなく自分自身だったのです。
勝ちたいとか良いプレーをしたいという気持ちが強くなり過ぎて、
自分の許容量が恐ろしく狭くなってしまったんですね。

技術面に関して言うと、サーブで完全に崩れてしまいました。
新しいサーブを試しているのですが、
練習や余裕のある試合ではうまく行っても、
余裕のない状態になると途端にできなくなってしまうものですね。
身体で覚えていない証拠でしょう。
これはもう脳のプログラムを変えるまで、やるしかないと思ってます。
練習でちょっとできると、自分のものになった気になりますが、
そんな甘いものではありませんね。

松本先生には1万回やらないと脳のプログラムは変わらないと言われてます。
1万回って聞いてもピンと来ないと思いますが、
例えばフォアの素振りを3秒に1回やるとしますよね。
そうすると1分で20回、1時間で1200回ですから、
8時間から9時間かけてやらないとできないわけです。
もちろん連続でやらなければなりません。
気の遠くなるような時間ではありますが、
本当に上手くなろうと思ったら、
必ず通らなければならないところなんでしょう。

やはり試合は良いですね。
人生のミニチュア版みたいなものですから、
自分の弱さを短時間で凝縮して教えてもらうことができます。
ありがたいことです。
また今回のブログでは書きませんでしたが、
自分の成長した部分もいくつか確認できた大会でもありました。

応援に来てくださったみなさま、
素晴らしい大会を開催してくださった関係者の方々、
ライバルの選手たちに深く感謝いたします。
ありがとうございました。
また来年も出場しますので、また来てくださいね。
それでは。

PS ちなみに決勝戦ですが、野口・笠原組が昨年のチャンピオン小野・正木組を
ファイナルタイブレークで下し優勝しました。