No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

身体が細分化されているからこそできるスーパープレー!~ロジャー・フェデラー

2006年10月04日 | 身体の使い方・打ち方
今日もジャパンオープンの観戦に行ってきました。
遊んでばかりでいいなぁと思われる方もいるかもしれませんが、
レッキとした仕事なのです!

今日はフェデラーが試合に初登場するということで、
有明テニスの森が見たこともないぐらい盛り上がってました。
当日券を買い求める人の列ができたりなんかして、
今まで見たことないですよね?
土日の前売りチケットも既に完売してるそうです。
世界のナンバーワン選手の持つ影響力の大きさを痛感しました。

人が集まると、場のエネルギーが高まって気分が高揚しますね。
グランドスラム大会には遠く及びませんが、
だいぶお祭りっぽくなってきて、とても楽しめました。

さてフェデラーの試合ですが、あまり調子は良くなかったようですが、
それでも要所を締め、7-6,7-6のスコアで勝ちました。
他の選手と比べてオーラが全く違います。
立ち姿からして美しい。
スゥッーとして、気持ち良さそうにラクーに立ってるようにみえました。
そしてプレーも力感がなく滑らかで、
まるでバレーでも踊ってるかのように美しかったです。

身体が細分化されているからこそ実現する滑らかさなんでしょうね。
ビデオカメラで言うとコマ数が多い感じです。
低機能のビデオカメラで撮った映像って、滑らかに見えませんよね。
フェデラーを見てしまうと、他の選手がそんなふうに見えて、
滑らかさに欠ける固い動作に見えてしまうのです。

ここまでフェデラーが一人勝ちしてるのですから、
他の選手もきっと彼のマネをしてると思います。
なので、柔らかい印象の選手も増えてきてはいます。
でも、フェデラーと同じようにはできない。
それは身体が細分化されていないからなんでしょうね。
表面だけマネをしても限界がすぐに来てしまうのです。

我々一般プレーヤーにも同じことが言えます。
でも訓練すれば、今の自分の身体よりは、細分化されていくはずです。
がんばっていきましょうね。

最後は僕からのオススメとお願いですが、
時間がある人は是非会場に足を運んでみてくださいね。
生で見るのは全然違います。
そして多少お金を多く払っても、できるだけコートに近いところで見てください。
見る高さと距離によって迫力が本当に違いますから。
そして、できるだけいっぱい食べてビールを飲んで、
お金を使ってあげてください!
そうしたら、また来年もフェデラーを呼んでくれると思うので。笑
あ、それから、日本人選手もまだ数名残ってますから、
ガンガン応援してあげましょうね!

それではまた