No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

現時点の身体でできることを見極める

2006年06月08日 | Weblog
最近和童塾の影響で知識が急増しています。
知ってしまうとどうしてもチャレンジしてみたくなるものですが、
身体のレベルと身体意識のレベル自体はすぐに変わるものではないのが難しいところ。
いろんなことを試していくうちに、頭も身体も混乱してきておかしくなってしまうこともあります。

今日の僕はそんな状態に陥りました。
なので、付け焼刃の知識は一度忘れてしまって、
とにかく拘りを持たず、ゴチャゴチャ考えず、脱力して楽にテキトーに打つことにしてみました。
気をつけたのは、”握らない”ということぐらいでしょうか。
そうすると、しばらく忘れていた良い感覚が蘇ってきたんですね。
”脱力”こそ原点。
頭で考えていると、どうしても力みが入ってスムーズに動作できないみたいです。

知識を得たときに試してみることは、当然すごく大切だと思います。
そうじゃないと進歩しませんから。
ただ、自分自身がその知識を実践できる状態(身体のレベル)であるかどうかを見極める必要もあります。
すぐに効果があることは取り入れるべきでしょう。
効果が出そうだけど、力みが入ってしまうものに関しては、
コート上でチャレンジすることに拘るのではなく、
コート外でそれが実践できるように身体作りに精を出すほうが良いのかもしれませんね。
おそらく身体の準備が整えば、勝手に身体がその要素を取り入れたがるものなんでしょう。
現時点の実力以上のことを無理してやっても、壊れていくだけかもしれません。

こんなことを感じた日でした。
正解かどうかはわかりませんが、参考にしてみてくださいね。
それでは。