13年2月23日にレンタルバイク鈴鹿にて、NC700Xをレンタルし、
伊勢をツーリングしたので、その感想をレポートしたい。
走行距離 310キロ
走行時間 6時間
休憩時間 1時間20分
(デザインは可もなく不可もなくといった感じだが、値段が値段なのでプラスティックの部分が多く、質感はあまり高くない。)
(このバイクの大きな利点であるフロント収納BOXは普段使用しているタンクバックも楽に呑み込む。)
(評判が悪い給油口)
(シンプルなデジタルメーター、できればシフトインジケーターは付けて欲しかった。)
このNC700Xは発売された際に、乗り換えを考えた車両なので
おおいに期待しながら試乗を開始した。
エンジンフィーリング
燃費を重視したため、なるべくエンジン回転を上げない設計となっている。
愛車のZ750なら信号からの発信時に、1速でいくら回してもレブリミットに突き当たる
ことはないが、NC700Xは、1速で回すとすぐレブリミットに突きあたり、失速するので、
2速、3速へのすばやいシフトチェンジが必要となる。
3速に達すれば、下道では充分な動力性能を得ることができる。
高速性能
120キロでラクラク巡航できるし、140キロまでも素早く加速する。
常識的な速度レンジでは、全く不足ない動力性能を持っている。
ただ標準のスクリーンでは、ウィンドプロテクションが低いので、
向かい風を強く受けることとなる。
コーナリング
素直なハンドリングで、安心してコーナリングを楽しむことができる。
リアブレーキがよく効くのも好印象。
総評
このNC700Xを同じミドルクラスである愛車Z750と5点満点で比較してみると。
エンジンフィーリング
NC700X 3点 Z750 5点
コーナリング性能(私の使いきれる範囲で)
NC700X 4点 Z750 4点
燃費
NC700X 5点 Z750 3点
収納
NC700X 5点 Z750 1点
質感
NC700X 3点 Z750 4点
合計
NC700X 20点 Z750 17点
本当はコーナリング性能はZ750の方が
高いのかもしれないが、わたし程度の腕では
NC700Xは軽快、Z750は重厚(NC700Xと比較して)
といった質の差はあるものの、同レベルに感じるため、
燃費、収納という圧倒的な強みがあるNC700Xの方が、
高い点数となった。
NC700Xの弱点である低いレブリミットもDCT装着車両なら
自動変速である程度カバーでき、Z750との差は縮まるだろう。
NC700Xのスポーツ性はある程度妥協し、フロント収納と燃費、
新機能DCT(レンタルした車両にはついていないが)、低価格で
勝負といったホンダの狙いは成功している。
このようなバイクを作ることができるのはホンダだけたろうし、
バイク史では、革命を起こしたバイクとして評価されるだろう。
ただバイクの大きな魅力である、圧倒的な動力性能、高回転のエンジン
フィーリングを捨てているので、そこを求めるライダーには、受け入れられないのも
確かである。
個人的には、10万くらい高くなっても良いので、フルカウルで、
もっと精悍なデザインのツアラータイプのNC700シリーズが発売されたら
おそらく購入してしまうだろう。
NC700Xスペック
式名
EBL-RC63
全長(L)【mm】
2210
全幅(W)【mm】
830
全高(H)【mm】
1285
ホイールベース(軸間距離)【mm】
1540
最低地上高【mm】
165
シート高【mm】
830
原動機の形式(エンジン型式)
RC61E
冷却方式
水冷
排気量【cm3】
669
馬力【kw】
37
馬力【PS】
50
最大馬力回転数【rpm】
6250
トルク【Nm】
61
トルク【kg・m】
6.2
最大トルク回転数【rpm】
4750
燃料装置
インジェクション
燃料タンク【L】
14
変速方式
6速
Fタイヤ
120/70ZR17M/C 58W
Rタイヤ
160/60ZR17M/C 69W
伊勢をツーリングしたので、その感想をレポートしたい。
走行距離 310キロ
走行時間 6時間
休憩時間 1時間20分
(デザインは可もなく不可もなくといった感じだが、値段が値段なのでプラスティックの部分が多く、質感はあまり高くない。)
(このバイクの大きな利点であるフロント収納BOXは普段使用しているタンクバックも楽に呑み込む。)
(評判が悪い給油口)
(シンプルなデジタルメーター、できればシフトインジケーターは付けて欲しかった。)
このNC700Xは発売された際に、乗り換えを考えた車両なので
おおいに期待しながら試乗を開始した。
エンジンフィーリング
燃費を重視したため、なるべくエンジン回転を上げない設計となっている。
愛車のZ750なら信号からの発信時に、1速でいくら回してもレブリミットに突き当たる
ことはないが、NC700Xは、1速で回すとすぐレブリミットに突きあたり、失速するので、
2速、3速へのすばやいシフトチェンジが必要となる。
3速に達すれば、下道では充分な動力性能を得ることができる。
高速性能
120キロでラクラク巡航できるし、140キロまでも素早く加速する。
常識的な速度レンジでは、全く不足ない動力性能を持っている。
ただ標準のスクリーンでは、ウィンドプロテクションが低いので、
向かい風を強く受けることとなる。
コーナリング
素直なハンドリングで、安心してコーナリングを楽しむことができる。
リアブレーキがよく効くのも好印象。
総評
このNC700Xを同じミドルクラスである愛車Z750と5点満点で比較してみると。
エンジンフィーリング
NC700X 3点 Z750 5点
コーナリング性能(私の使いきれる範囲で)
NC700X 4点 Z750 4点
燃費
NC700X 5点 Z750 3点
収納
NC700X 5点 Z750 1点
質感
NC700X 3点 Z750 4点
合計
NC700X 20点 Z750 17点
本当はコーナリング性能はZ750の方が
高いのかもしれないが、わたし程度の腕では
NC700Xは軽快、Z750は重厚(NC700Xと比較して)
といった質の差はあるものの、同レベルに感じるため、
燃費、収納という圧倒的な強みがあるNC700Xの方が、
高い点数となった。
NC700Xの弱点である低いレブリミットもDCT装着車両なら
自動変速である程度カバーでき、Z750との差は縮まるだろう。
NC700Xのスポーツ性はある程度妥協し、フロント収納と燃費、
新機能DCT(レンタルした車両にはついていないが)、低価格で
勝負といったホンダの狙いは成功している。
このようなバイクを作ることができるのはホンダだけたろうし、
バイク史では、革命を起こしたバイクとして評価されるだろう。
ただバイクの大きな魅力である、圧倒的な動力性能、高回転のエンジン
フィーリングを捨てているので、そこを求めるライダーには、受け入れられないのも
確かである。
個人的には、10万くらい高くなっても良いので、フルカウルで、
もっと精悍なデザインのツアラータイプのNC700シリーズが発売されたら
おそらく購入してしまうだろう。
NC700Xスペック
式名
EBL-RC63
全長(L)【mm】
2210
全幅(W)【mm】
830
全高(H)【mm】
1285
ホイールベース(軸間距離)【mm】
1540
最低地上高【mm】
165
シート高【mm】
830
原動機の形式(エンジン型式)
RC61E
冷却方式
水冷
排気量【cm3】
669
馬力【kw】
37
馬力【PS】
50
最大馬力回転数【rpm】
6250
トルク【Nm】
61
トルク【kg・m】
6.2
最大トルク回転数【rpm】
4750
燃料装置
インジェクション
燃料タンク【L】
14
変速方式
6速
Fタイヤ
120/70ZR17M/C 58W
Rタイヤ
160/60ZR17M/C 69W
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