霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

ペンギン(4 -終-)

2017-10-23 18:28:14 | 南極の思い出
ペンギンで思い出すエピソードです。
私の時から15年後、越冬隊に参加した後輩を晴海埠頭で見送るために幟を作りました。当時「にこにこぷん(おかあさんといっしょ)」で人気だったペンギンのピッコロの下絵を私が描いたのですが、ただ立っている姿で全然つまらないものでした。
そこに絵心のあるH君がちょいちょいと手直しをして、ピッコロを生き生きと動かせてしまいました。H君の描く絵はどれも動きがあって迫力があるのです。文字もH君のレタリングで味があります。
しかし7年前に若くして病気で亡くなってしまいました。その才能を惜しみます。