四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

金環日食

2012-05-21 16:02:00 | 相模原・県央
居ながらにして金環日食を見られる最後のチャンスなのに、昨日の予報では雲が多くて見られない可能性もありそうでした。
朝起きてみると、群馬県の方向には青空が見え、東京方面は明るい曇りでしたが、神奈川の上空には厚い雲が広がり、ほとんど諦めかけていました。


7:24

それでも、7時を過ぎると空が少し明るくなったので、朝食を急いで食べ終えて近くの公園に向かいました。すると、雲の切れ目が明るくなり、日食が見えてくるではありませんか。やったーという気分でしたね!雲が減光フィルターの役目をしてくれるお陰で、裸眼でも大丈夫だし、レンズにフィルターを付けなくても眩しくなく撮影することができました。


7:27

公園ではすでに3,40人が空を見上げていました。


7:29

その時の空模様。北の方には、青空が見えます。


7:31

金環日食が始まる直前です。


7:34

金環日食。太陽の輪郭と月の輪郭がほぼ同心円に見えました。思わず、周りから歓声が上がりました。それはどこでも同じだったことでしょう。減光フィルターを購入しませんでしたが、撮影までできて満足です。

カメラ:FUJI X-S1
35mmレンズ換算焦点距離:650mm
露出時間:1/750秒
絞り:F8
ISO:100

記録として書きましたが、オートで撮影しています。



日食グラスで観察中の女性。ワンちゃんには興味がない様子です。
眩しくなる時は撮影は出来ず、日食グラスが必要でした。しかし、強い光ではなく、木もれ日を通した日食の陰模様を見ることは出来ませんでした。これも楽しみにしていたので残念です。


8:02

月の影が大分左下の方に移動してきたので、帰宅。テレビで各地の様子が報道されていました。

もう金環日食、皆既日食をこの地で見ることができないと思うと不思議な気分がします。時空を超え、子孫が同じようにして空を見上げるのはいつのことでしょうか。

日本付近の21世紀前半の皆既・金環日食
2030年 6月 1日 北海道で金環日食
2035年 9月 2日 能登半島~北関東で皆既日食
2041年10月25日 近畿北部~東海で金環日食
   ※(株)ビクセンの資料より引用


コメント (4)

ウスバシロチョウとミヤマカラスアゲハ

2012-05-21 10:20:00 | 
ウスバシロチョウとミヤマカラスアゲハを観察しに、再度町田市郊外の谷戸に出かけました。
前回はこちら


ウスバシロチョウ(5月17日撮影)

ウスバシロチョウは、午前中、梅林や茶畑を飛び回るばかりでしたが、午後になりハルジオンに止まるようになりました。この個体が色々なポーズを取ってくれ感謝です。

前回は蕾だったオオムラサキツツジが咲きそろい、色々な黒いアゲハチョウの仲間が現れました。


ミヤマカラスアゲハ♀(上)とオナガアゲハ♂(下)


カラスアゲハ♀


カラスアゲハ♂


クロアゲハ♂

大磯でのツツジに訪れる黒いアゲハの観察から2週間後に、山間部でも観察できました。


ジャケツイバラ

コメント (2)