ヴェローナ - ACミラン

ヴェローナがハーフタイムできっちり立て直して後半は攻勢にでた。ミランはやられる一方で、最後のロスタイムでFKを直接決められてしまう。持ち直せないミランの選手と監督は、そんなレベルになってしまったかと残念でならない。

本田は攻守のバランスを見ながら、まずまずのプレイ。

川崎 - 浦和

上位対決だけあって、攻守の切り替えが早く、緊張感のある試合だった。

特に浦和は選手の出足が早く、ゴール前へ迫る迫力で川崎を上回ってた。今年の川崎は守備が向上しているが、それでも攻撃重視のチームであり、浦和を止めるにはやや力が足りないと感じる。

レスター - スウォンジー

ヴァーディ不在で不安視されたレスターだが、他の選手がきっちりと得点して結果を出した。決してキレイなサッカーではないが、切れ味するどいカウンターが決まるのは爽快だ。

岡崎は前線で走り回りチームを助ける動きはすばらしい。現地でも大きく評価されているが、得点を決める選手だとは思われなくなってしまったマイナス面もある。

シーズン残り3試合は強豪相手の厳しい試合ばかり。最後まで踏ん張りがきくか楽しみだ。

シャルケ - ボルシアドルトムント

香川の柔らかいシュートは見事だった。自身で前線へパスを出し、そこからスピードに乗って走り込む形で、シャルケDF陣を前後に揺さぶることに成功した。

盛り上がるダービーらしい内容で引き分けに終わり、ドルトムントが首位バイエルンへ追いつくことは難しくなった。

サンダーランド - レスター

サンダーランドがレスターの2トップを連携させないよう、要所を抑えて守っていた。岡崎は運動量はありつつもDFとぶつかって倒れるシーンが多く、これといった活躍はできない。

それでもレスターはゴール前へ迫るシーンをコツコツと積み重ね、岡崎が交代した後にとどめを刺すという定番のパターンをやってのけた。この方程式がハマっているのが今シーズンの強さだ。

レスターの優勝まで後一歩。ただし強豪との戦いが待っている。