これを書き始めたのは0時すぎ。あと12時間弱で今年も終わろうとしていますがいかがおすごしでしょうか。
当初、@なかのひとはO氏とともに三江線に年末年始で行く予定でしたが、O氏風邪、わたし資金不足であえなくぽしゃりました。
なので今年も行く年来る年と生さだで年越しをする予定です。
さて、今年最後のネタはないのでレンズばらしをして強引にネタを作りました。
12月、年末恒例の中古カメラ市がいつものごとく21-26日までありました。またいつものごとく初日に凸してきたのですが、今回は旅費にするべく資金を集めていたので軍資金はほとんどなし。
しかも集金に失敗して三江線プランもパーというひどい結果になってしまいましたw
今回ジャンクから掘り出したのは
この1本のみ。
MF50mmなんてどれぐらい久しぶりに買うでしょうか。かつて使っていたFAにセットでつけてもらったF1.4以来なのでかれこれ20年以上ぶり・・・?
しかもAi-sですよ奥さん!(誰
Ai-sで所有するのはたぶん、かつて持っていた85mm F2以来。50mmも28mmもAiでした。(どれもすべて資金繰りに苦しかった頃に売ってしまった
普通に買えばこの50mm、1万以上します。最近はまたMFレンズの値段が上がってきているのでちょっと考えてしまう値段ですが、ジャンクに入っていたのでお値段\9000。
状態もよさそうだったので身請けしてきました。
その後仕事も忙しく、つい先日まで放置していましたが、今年の仕事も終わり、手持ち無沙汰になったのでばらしてみることにしました。
いろんなところのサイトを見るとこのレンズ、素性はいいらしいのでDfにレンズ登録をして使えるようにしたいわけです。
・
・
・
まずは定番、マウント側のビスから・・・と思ったら固くて回りません。分解したサイトによればマウントのビスは外さなくてもレンズにはアクセスできる、とのこと。あぶねぇ・・・危うくビスの頭なめるとこだった。
中央、黒い板が固定してあるビスから外します。
外して、レンズを最小距離にすると中央のレンズ固定のリングに指がかかるようになるのでこれを外します。
個人サイトさんでは"3枚のレンズがひっくり返すと外れる"とありましたが、この個体、2枚しか外れませんでした。「・・・え。どゆこと?」
マウント側から覗いたとき、水滴が乾いたような痕が見えるのは3枚目の裏側のよう。仕方ない。表側から攻めるか・・・。
距離を最小にするとレンズの鏡胴にφ1mmくらいのマイナスビスがはまっています。これを外してレンズをねじっていくと・・・
レンズ本体、鏡胴の3つに分解できました。
鏡胴のほうに問題は・・・あぁ、ありますね。ピントリングがかなり重い、と思ったらバルサム切れを起こし始めており、中の鏡胴部分にグリスが流れ込んでいます。
旧いレンズによくあるのがバルサム切れでピントリングがスカスカになっているか重いかのどちらか。(もしくは固着して回らないか
50mmF1.8はまだMFのなかでも新しいものなので固着するほど年数が経っているわけでもありません。(4,50年まわさないとグリスが流れちゃうのかしら?
レンズ本体のほうからマウントから数えて3枚目を出そうと思ったらコロンと束になって転がって出てきました。「・・・?」
周囲は黒く塗ってありますが、指で触るとレンズが左右に移動します。「あ。これはレンズとレンズの間に油が挟まってるわ」
なじませながらゆっくりと引きはがし、きれいに清掃。
中央の黒い周囲のやつが3,4枚目にあるレンズ。(まだ引っ付いた状態のまま
この間に挟まっていた油が流れ込み、この中に空気か水蒸気が粒になって気泡っぽく見えてたんですね。
いつものCURAのレンズクリーナーですべてのレンズを磨き、逆手順で組みつけていきます。
重要な絞り部分は全く手をつけていないのであっという間に組み付け完了。(絞りが固着してると完全にアウトですが
さっそくDfにはレンズ情報を登録してどれぐらいボケが出るか試してみます。
これ、実はタバコの中身にピントを合わせたつもりなのに後ピンになっています。(実際に見ると合っているのはタバコの箱のふたのほう。
夜に撮ったのでf1.8なわけですが、後ろのタバコまでの距離がほんの2,3センチ。既にそんな距離でもぼけています。
かなりボケがうるさいのがF1.8の特徴、とはどのサイトもありましたが、これはかなりですね。面白いw
□今日の中古カメラ市
ホントは資金が潤沢ならハスキーさんを買ってくる予定でした。でも会場にあったのは\28000。
3段なのでこれでもまだ結構安いんですが、さすがに手は出ず。
次回は来年4月半ば(辺り)。次はどんなものが出てくるかが楽しみです。・・・が、再来年夏には丸栄は廃業してしまいます。そうしたら中古カメラ市はどうなってしまうんでしょう?
当初、@なかのひとはO氏とともに三江線に年末年始で行く予定でしたが、O氏風邪、わたし資金不足であえなくぽしゃりました。
なので今年も行く年来る年と生さだで年越しをする予定です。
さて、今年最後のネタはないのでレンズばらしをして強引にネタを作りました。
12月、年末恒例の中古カメラ市がいつものごとく21-26日までありました。またいつものごとく初日に凸してきたのですが、今回は旅費にするべく資金を集めていたので軍資金はほとんどなし。
しかも集金に失敗して三江線プランもパーというひどい結果になってしまいましたw
今回ジャンクから掘り出したのは
この1本のみ。
MF50mmなんてどれぐらい久しぶりに買うでしょうか。かつて使っていたFAにセットでつけてもらったF1.4以来なのでかれこれ20年以上ぶり・・・?
しかもAi-sですよ奥さん!(誰
Ai-sで所有するのはたぶん、かつて持っていた85mm F2以来。50mmも28mmもAiでした。(どれもすべて資金繰りに苦しかった頃に売ってしまった
普通に買えばこの50mm、1万以上します。最近はまたMFレンズの値段が上がってきているのでちょっと考えてしまう値段ですが、ジャンクに入っていたのでお値段\9000。
状態もよさそうだったので身請けしてきました。
その後仕事も忙しく、つい先日まで放置していましたが、今年の仕事も終わり、手持ち無沙汰になったのでばらしてみることにしました。
いろんなところのサイトを見るとこのレンズ、素性はいいらしいのでDfにレンズ登録をして使えるようにしたいわけです。
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まずは定番、マウント側のビスから・・・と思ったら固くて回りません。分解したサイトによればマウントのビスは外さなくてもレンズにはアクセスできる、とのこと。あぶねぇ・・・危うくビスの頭なめるとこだった。
中央、黒い板が固定してあるビスから外します。
外して、レンズを最小距離にすると中央のレンズ固定のリングに指がかかるようになるのでこれを外します。
個人サイトさんでは"3枚のレンズがひっくり返すと外れる"とありましたが、この個体、2枚しか外れませんでした。「・・・え。どゆこと?」
マウント側から覗いたとき、水滴が乾いたような痕が見えるのは3枚目の裏側のよう。仕方ない。表側から攻めるか・・・。
距離を最小にするとレンズの鏡胴にφ1mmくらいのマイナスビスがはまっています。これを外してレンズをねじっていくと・・・
レンズ本体、鏡胴の3つに分解できました。
鏡胴のほうに問題は・・・あぁ、ありますね。ピントリングがかなり重い、と思ったらバルサム切れを起こし始めており、中の鏡胴部分にグリスが流れ込んでいます。
旧いレンズによくあるのがバルサム切れでピントリングがスカスカになっているか重いかのどちらか。(もしくは固着して回らないか
50mmF1.8はまだMFのなかでも新しいものなので固着するほど年数が経っているわけでもありません。(4,50年まわさないとグリスが流れちゃうのかしら?
レンズ本体のほうからマウントから数えて3枚目を出そうと思ったらコロンと束になって転がって出てきました。「・・・?」
周囲は黒く塗ってありますが、指で触るとレンズが左右に移動します。「あ。これはレンズとレンズの間に油が挟まってるわ」
なじませながらゆっくりと引きはがし、きれいに清掃。
中央の黒い周囲のやつが3,4枚目にあるレンズ。(まだ引っ付いた状態のまま
この間に挟まっていた油が流れ込み、この中に空気か水蒸気が粒になって気泡っぽく見えてたんですね。
いつものCURAのレンズクリーナーですべてのレンズを磨き、逆手順で組みつけていきます。
重要な絞り部分は全く手をつけていないのであっという間に組み付け完了。(絞りが固着してると完全にアウトですが
さっそくDfにはレンズ情報を登録してどれぐらいボケが出るか試してみます。
これ、実はタバコの中身にピントを合わせたつもりなのに後ピンになっています。(実際に見ると合っているのはタバコの箱のふたのほう。
夜に撮ったのでf1.8なわけですが、後ろのタバコまでの距離がほんの2,3センチ。既にそんな距離でもぼけています。
かなりボケがうるさいのがF1.8の特徴、とはどのサイトもありましたが、これはかなりですね。面白いw
□今日の中古カメラ市
ホントは資金が潤沢ならハスキーさんを買ってくる予定でした。でも会場にあったのは\28000。
3段なのでこれでもまだ結構安いんですが、さすがに手は出ず。
次回は来年4月半ば(辺り)。次はどんなものが出てくるかが楽しみです。・・・が、再来年夏には丸栄は廃業してしまいます。そうしたら中古カメラ市はどうなってしまうんでしょう?