構造計算書偽造問題の責任について

一連の姉歯(構造)建築設計事務所による『構造計算書偽造』で
「責任のなすりあい合戦」がはじまっている。

みんな『構造計算書偽造への関与』を否定している。
「気がつかなかった」のは不自然だ！
“安心・安全を建てるためのプロ”たちが、気がつかないわけがない。

わたしは、
・姉歯(構造)建築設計事務所(言語道断)
・姉歯(構造)建築設計事務所を下請けとして使っていた元請けの設計事務所
・指定確認検査機関(民間)
・販売者
・工事施工業者
・工事監理者
に責任が及ぶもの(責任能力があるかないかは、別として)と思っている。

いまこそ、管轄する国土交通大臣・都道府県知事・自治体の迅速な対応
が求められるとき！
補償の動きも鈍く、なにより住民の安全確保を優先しなければならない。
一日もはやく、住民の安心で安全な暮らしがもどることを願う！

参考までに、
以前「民間機関の建築確認は、自治体(自治体が行ったものとみなす)」という
最高裁での判例があるが、かりに自治体にも賠償責任が及ぶとなると
「みなさんの税金」
から支払われることになる。
そんなこと、納得できるだろうか?(一部の悪党らのために)