庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

去年の話Ⅳ  キスミレは変わらず

2020年03月07日 | 山野草

2019年の熊本の春は、雨が多かったと聞きました。
野焼きが遅れたので、スミレたちはどうなったのかなと思いながらいつもの二重の峠にいきました。
野焼きから日が浅いので山肌は黒々としていましたが、スミレは変わりなく咲いていました。

陽がよく当たる場所に咲くスミレ。心もち花が大きいかな。

3月の終わりから4月の半ばまで阿蘇の周りの山々ではキスミレが見られます。

二重の峠は江戸時代には、参勤交代の道でした。
現在の国道57号線は新しい道路と言えます、地震で崩落したため、まだ不通となっています。
復興工事後の57号線はトンネルとなります。

峠の石畳の道を上から撮りました。

登るも下るも大変な坂道です。

なだらかそうに見えますが、とても歩けるような斜面ではありません。
足が躓きでもすると、何十メートルも滑り落ちてしまいますよ。

白い点々はスミレです。山一面に咲いています。
氷河期の名残のキスミレ、里山には咲きません。
下の風景も復興工事中です。青いシートのところには土砂が積んであります。
河川に架かった橋はまだ仮橋でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿