黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

空桶?

2007年10月21日 21時30分29秒 | オフ
10月21日分のオフレポ。

 毎度。今日の分からしばらくの間は、引っ越し先でのネット断線中にしこしこWordに叩き込んで書きためておいた分と言うことになります。その一発目の記事内容がいきなりオフレポってのもどーなのかと思いますが、まあそういう引っ越しの日程になっちゃったんだからしょうがないじゃないか。ともあれ、パソコンのデータが吹っ飛んでいるとか、どこか壊されていたとかいうことも無いようで、だからこうして書きためることが出来るわけですね。
 それはともかく、今日の分はオフ会のレポートですので、内容は身内向けになります。あしからず。あと、ついでにいえば、これがアップデートされる頃にはオフ会から一ヶ月くらいが経過しているわけであって、今更にアップしてもなーって感じに本人もなってる可能性が高いですが……まあ良いか。

 今回のオフの参加者は、発案が橘りお様(以下普段の呼び方でメンチ。何故とは聴くな)、この人を呼ぼうというだけでオフをくみ上げることになった主賓が一ノ瀬様(以下いーちゃん。戯言? 被るけどキニスルナ)、そして何でか知らないけど大体毎度幹事やってる気がします、私こと黎明の三人がまず入ります。ここに、稲月様、黒鯨様(以下くじらん。ひらがなにすると響きが柔らかいね。鯨肉って堅いけど)千冬様(以下ちぃちゃん。パソコン……? ちゃうねん)、七祈様(以下なっちん。普段の呼び習わし。オレンジジュースじゃない)、東島念様の五人を加えて、合計八人となりました。以下の説明が多いなぁ。集合は新宿、内容はカラオケということで各自に誘いをかけてみたら、まあ一部の人には伏せてましたが、案外集まったなーと思ったり。
 ただ、オフの日程と内容はあらかた決まっていたのですが、後から私自身の引っ越しが前日に入り込んでくる形になってしまって、幹事がオフの前日に皆と連絡を取りにくい状態になるという爆笑事態に陥る罠。大丈夫かねこりゃーと多少だけ不安になりつつも、まあ普段から毎度こんなもんだしなーと開き直って中央突破。そのまま日程も予定も変えることなく実行となりました。直前まで参加するのかしないのか読みきれない人もいましたが、本人に聴いてみたら、いっそもう当日に現地ついてから連絡しようと思ってたくらいの勢いでーとか言われてもう一回爆笑。誰とは言いませんよ、ねぇ?
 オフ前日に引っ越しってのはさすがに今まで例がないよなーと思いながら、オフ中の会話のネタにするために、必死扱いて新しい部屋の最低限の形だけでも作り上げる努力をしたわけでして。まあ実際には、本ばっか入った箱をどうにかどけないと寝る場所すら無かっただけ。結果的に寝るためにある程度片付いたので、それを携帯の写メに撮って持参。大型本棚以外の全部を横一列に並べるという壮観な眺めになったので、見せた人にはちょっと好評というかオマエ馬鹿やなー的反応を引っ張り出すことに成功。疲れたよ最初からもー。
 ともあれ前置きはこんなもんで、以下当日へ。

 朝っぱら目が覚めたら、社会人の悲しい性で七時半起床。金曜の夜は引っ越しの準備で寝たのが午前三時、土曜は土曜で午前一時にようやっと寝た筈なのですが、それでもこの時間に目が覚めてしまうのがねぇ。良いのか悪いのか……。とにかくも目が覚めてしまったので、コンビニに住民票のコピーを取りに行ったついでに、朝マックで朝食にして、午前九時半に出発。ここから新宿までだとどのくらいだろうなーと読めなかったので早めに出たのですが、三十分程度で到着してしまって、しまったこりゃ時間余ったと苦笑い。集合が十一時だってのに、十時には現地着いてました。仕方ないので、集合場所にしていた紀伊國屋書店で暇つぶし。一冊買いたい物があったので、買ってしまいましたとさ。のっけからもー。ついでに言えば、紀伊国屋で東島様からメールを受信していて、三十分ばかり遅刻確定との連絡が。のっけからもー。
 一番最初に到着されたのは稲月様でしたが、レコーディングダイエットの成果か、前より結構ほっそりして見えたりとか。あ、お腹周り落ちたーと言ってみましたが、本人どーなんだろうと首傾げてる罠。それに少し遅れてメンチ到着も、眠いー寝てないーと例によって貴様駄目だろう的発言をぶちかまして、朝っぱらから蹴り一発のスキンシップ勃発。メンチが眠いよ喉乾いたよとやかましいので、何か買ってこいと蹴り出してみる。その間に稲月様も暇つぶしで書店内へ。戻ってきたときには袋持ってました。まったくもう、まだオフも始まってないのにいきなり本買ってるなんてシンジラレナイ。え? ああ、自分のことは棚に上げますよ? 当然です。メンチもふらふらしながら戻ってきて、主賓のいーちゃんがご到着。この四人はオフ参加率高いし、なんだかんだで遅刻とかの集合トラブルを起こさない面子で有り難いですな。
 なっちん、ちぃちゃんと順調に集合して、さて後はくじらんが揃ったらとりあえず動かすかーと思っていたら、くじらんちょっと遅刻。確認のメールを放り込んだら、すぐそこまでは来てました。よーしじゃあ東島様は置いていこうということで、容赦なく昼飯の場所へさっさと移動する一行。まあ、ちゃんと着いたら連絡くれー迎えに行くーという手はずは取ってましたが。正味、新宿で人数が八人とかいう規模になると、まっとうな時間に動いていては昼飯もカラオケも場所が取れないのです。そんな状況だったので、十一時に集合しておいて、直後にいきなりもう昼飯、そして昼食後の午後一時より前にカラオケボックス制圧という段取りを最初から組んでました。これまで何度かカラオケでオフをやってますが、毎回同じ手で割と上手くいってます。
 やたら眠そうなメンチ、前日にライブ行ってきた後だってーのに元気な様子で驚異的な体力のいっちゃん、同じく前日にこちらは引っ越しで脚が筋肉痛の私、明日朝五時からしゅっちょーとゲンナリ顔のなっちん、そして一番まともだと信じていたのにこっちも徹夜明けとのたもうたくじらん等々、おまいら駄目だもー。ブルータスオマエもかって気分です。……自分が一番どーかとは思った。ともあれ、そんな面々を引き連れて、昼飯のために大戸屋へ。稲月様のご希望で、カロリー低め、かつカロリー量の表記があるってことで大戸屋に。メニューを店頭で決めつつ、ちょこっとメモに食べたものとカロリー量を書き込んでいるのを眺めやって、ああやってるなぁと感心してみる。私がやると、うっかりすると死ねますな。ここからダイエットしたら文字通り骨と皮だけになっちゃう。
 大戸屋でひとしきり席の確保と注文が終わったところで、そういやここ携帯の電波入るのかなーと引っ張り出してみる。うん、予想通り圏外表示でしたとも。さすがウィルコム、ちと地下には弱い。東島様からの連絡はこっちに来るしなーと、しゃーないのでイタ電かストーカーのごとく五分に一回店の外へ出てメールチェック。運良く二回目でメールがヒット、しかも送信が一分前というジャストタイミングで引っ掛かったので、お迎えに上がる。しかしあれね、どうしてこう、東島様って遠くから見ても何となく「ああ、アレか」って分かるのかしらねぇ。紀伊国屋前で拾い上げて、これで八人全員が終結完了。大戸屋へ連行して合流させた……と思ったら、みんなでまともに定食やら飯を食っている中、一人だけカルピス一杯で済ませる東島様。まてぃ、それで保つのかあんたはー。もしかして、東島様もダイエットだったのかしらん。んなこたーないか。
 食事中もほぼ東島念オンステージでマシンガンの如く爆笑が続いている間に、細々と何となくなっちんと話をしてみたりしつつ、十二時半くらいになった時点でカラオケボックスへ移動開始にする。そのまま放っておけば二時とかくらいまでそこで話していそうだったもんでねぇ。カラオケ屋どこにしようかねーと見て回りつつ、まあ値段変わらなさそうだし、いつものフリードリンク飲み放題のとこで良いかーと気分で決定。八人叩き込んでも、一発で、ちょっと部屋は狭めでしたが確保成功。

 カラオケ一曲目は、大幅遅刻者への制裁ってことで東島様に決定。でも、歌う前からそもそもこの人はここでもネタをやってくれるわけでして。フリードリンクでドリンクバーからセルフサービスで持ってくることになっているのですが、ドリンクバーの揃えの中に、フローズンシャーベットがあったわけで。うちらの部屋が七階で、ドリンクバーは六階と二階。六階の方で済ませれば良いものを、フローズン以下略がねぇ! ということで二階までわざわざ取りに行ってくる東島様。戻ってくるのが遅いなーと思っていたら、何故かフロ以下略を二種類持って息を切らせながら階段上がってくる東島様。嬉々として四種類もあってさーどれにしようか迷っちったよと言っておきながら、後で一つだけ自分で飲んでもう一つを他人に押しつけて回る東島様。さすがすぎる……。ただ、飲み物で言うなら今回は他の人間もやってくれるわけで、八人中六人くらいがメロンソーダ。緑色が、緑色が浸食を始めている……。青色一号は身体に悪そうです、はい。
 東島様の場合はこれでは終わらない、選曲も一発目から「走れコータロー」ですかいお兄さん……ということで、もう神ですね、あがめるしかないですね。この一発目の影響で皆次の曲を入れるのにためらいを生じたのか、とあるお好み焼き屋の店員が「いらっしゃいませぽんぽこぽーん」やら、語尾に必ず「ぽんぽこぽん」を付けるということの会話で無駄に盛り上がる。二曲目が入りません。しばらくしてからようやっと、ちぃちゃんが二曲目を。但し、こっちもこっちで「日本ブレイク工業社歌」だから、こりゃこーゆーノリか今日はと一同騒然。三曲目にくじらんが絶望先生OPでオーケンぶれぶれを叩き込んだところで、後は全員適当に突っ込み始める。
 しばらくしてから、東島念注目の二曲目は、「ガッチャマンの歌」。科学忍法火の鳥だーの部分で、どうしても「科学忍法もう駄目だorz」を思い出してしまって勝手に苦笑いする幽霊もいつつ。本日の白眉は、くじらんが炸裂されてくれました、「二人はプリキュアマックスハート」で。最初からシャウトかかって、全員スタンディングオベーションものでしたとも。徹夜明けとは思えんですな。ただ、この名曲の余韻も、東島念の三曲目で吹っ飛ばされましたが。一曲全部を裏声でやらかしました、「はじめてのチュウ」。五秒歌うごとに全員爆笑、机に突っ伏してダウン……死屍累々、強者どもが夢の跡……。
 全般に、面子が面子だったのと、流れ的なものもあって、アニソンゲーソンの分野に選曲が集中。まあ、私みたくJ-POPをあんまり知らんという輩もいたので、これはこれで。林原めぐみあり、Vガンダムあり、種ガンあり、シティーハンターあり、ゴーストスイーパー美神あり、るろ剣あり、その他諸々。結局、十二時半に入って、フリータイムでやりましたが、撤退したのが六時くらいだった筈。割と粘ったもんです。後半に入ってくると段々みんなテンションがおかしくなってきて、最高潮に達したのが「もってけセーラー服」という時点で、ああもうこりゃ駄目だーというところ。更に「ねこにゃんダンス」が飛び出すに至って、外から見たら百パーセントあいたぁーな反応をされること確定。くじらんが上手い上でネタに突っ走るので、まあそりゃねぇ。
 あ。冒頭の写真の説明を一切してませんでしたが、これ今日の「おみや」です。随分前に秋葉の武装商店にてエクスカリバーを買っていたりする私ですが、そのときに貰っていた「ひきかえけん」がまだそのまま残っていたわけでして。それじゃあまあ、ネタのために放出してしまおうじゃないかということで、「ひのきの棒」と「妖刀殺栗」二個に交換してもらってきておいたのです。東島様にひのきの棒、くじらんとなっちんに殺栗を押しつけておきました。ぶっちゃけいらねーとさぞかし思ったことでしょうが、そんなのかんけーねーかける三回。
 結局、普段なら歌わないか、せいぜい一曲の私ですが……何となくノリ的に何でもありっぽかったので、異例の五曲。人生の中で、カラオケでそんなに歌った試しはないですわよ。三分の一の純情な感情、カサブタ、FLY ME TO THE SKY、ループ、で最後にヘミソフィアで喉潰しました。高い、まーや音高い。まあもうヘミソフィアはわめくためだけに突っ込んだようなもんでしたが、ヘミソフィアの前が「もってけ」だったのがひっじょーに痛かった。まってーまってー、コレの後に歌うのは辛いわーと。うん、ひっじょーにきびしー。
 最後の締めがバイキンマンの歌ってのもどーかと思いましたが、そのままどうもお開き的な流れになったので、そのままカラオケボックス撤収。みんなもうネタが切れたか、喉が潰れたか。私ゃもー、ヘミソフィアで高音が出なくなってたくらいなので、無理―。むしろ明日に喉風邪やらかさないかが心配なくらいでしたな。これが午後六時前で、七時前には撤収のいーちゃんに合わせて、少し早めに夕飯となりました。

 普段なら夕飯に大戸屋を使うことが多いのですが、既にそこは昼に使った後。新宿で大人数というのはなかなか動かしにくい条件で、他に使える場所として私が把握してるのは三カ所だけ。もうちょっと使える場所を増やしておかないとアカンかなーと自分でも思いつつ、今回はいつもよく使う味噌カツ屋……もとい、味噌カツも出している居酒屋へ。うどんとか蕎麦もあるので、酒無しでも使い勝手は良いのです。みんなそれぞれ思い思いに注文を出しつつ、さりげなくなっちんが味噌カツを突っ込んでくるのにニヤリ。と思ったら、東島様が更に斜め上を行きました。注文がお決まりになりましたら押して下さいベルを自分で押しておきつつ、あオレどうしよーって、決めてないんかーいっ、と。そして、決めるのが面倒くさいからと、ざるそばに半ライス。ラーメンに半チャーハンとか、麺類にはご飯欲しくなるでしょと言うけれど、そっちは分かるとしてざるに半ライスはどーよと思うデスよ? この人、呼吸するようにネタを吐いてくれます。
 食事中、虫の話からつい口が滑って「太郎さん」の話に逸らしてしまって、飯時になんつー会話だよという突っ込みが出つつ、それでもみんな平然と食っているという。うん、某所の面子はこういうところは鋼鉄ワイヤー製の神経を持ち合わせているようです。え? 太郎さんって何って? ほら、いるじゃないですか、あの天井とか部屋の隅とか壁とかでながーい触覚をぴこぴこ動かしてるやつ。一匹見かけたら五十匹って、あれですよあれ。どんな会話やねんと思いつつ、いーちゃんが撤退時間になったのでバス乗り場まで送っていく。引き返してきたら、くじらん中心に創作関係の話題になってました。各自趣味が割れるなーと思いつつ、自分の悪趣味さは相変わらずかなと再確認してみたりして。にやにや。
 食事も済んで、後はお決まりで本屋へ移動。移動中に、明日は早朝から出張のなっちんが撤退。残り六人を紀伊國屋書店の別館へ先に回しましたが、この時点で午後七時半くらいだった筈。ところがどっこい、後になってみたら、おやどうしてこのフォレストの中に閉店の音楽が流れてますか? 漫画とラノベを眺めて回ってだべるだけで、この面子平然と時間が潰れていくのが怖いですな。んで、ついつい私自身も、先月今月とあんまりコミックス買ってなくて買い残し多いんだよなーとか思って手に取っていたら、いつの間にか八冊。うわーやべー、今日一日の食費とカラオケ代足したより本の方が出費でけーとか思いながら、それでもまだ何冊か買い残しがあったくらいで。駄目じゃん、んもー。引っ越し「後」なので、自重という単語がどこかへ消し飛んだらしいです。本棚が埋まるっつーの。いや、まだ少しだけ余裕はあるけどさ……。
 書店で一時間半突っ立って話し込んでいただけに、さすがに各自疲れてきたようで。メンチとくじらんはそもそも徹夜で寝ていないし、私は私で引っ越し作業の疲れが残っているし明日は仕事。ということで、新宿駅前まで到着したところで各自解散、終了時刻午後九時でありました。これで土曜日でのオフだったら更にもう二時間延長があったかもしれませんがー、と。まあ日曜日だしね。こんなところでしょう。参加者一同、お疲れ様でありました。

 追記。くじらんから貰った貢ぎ物も、明日とか明後日には聴いておこうっと。
 追記の2。本に使った額だけでも、一日で五千円いってました。積み本、何冊になったんだこれ。
 追記の3。わーい、Wordに打ち込んじゃったから文字数の感覚が薄かったけど、ほぼ七千文字だー。

読み:なし
買い:文庫『キノの旅』11巻、『不気味で素朴で囲われた世界』、『大西洋漂流76日間』、コミックス『ホリック』12巻、『ネギま』20巻、『ブロッケンブラッド』2巻、『ブラックラグーン』7巻、『ヨルムンガルド』3巻、『ジオブリーダーズ』13巻
途中:文庫『宇宙をぼくの手の上に』
購入冊数 文庫3、コミックス6

オフ最終確認

2007年10月20日 09時13分36秒 | オフ
 引っ越し前なんで投げっぱなしになりますが、オフの最終確認です。

日時:10月21日(日)
場所:新宿・紀伊国屋本店前(東口側。サザンテラス側ではないのでご注意を)
時間:午前十一時

参加者:
橘りお様、一ノ瀬様、稲月様、黒鯨様、千冬様、七祈様まで確定者。
東島念様は未定状態になっております。香流様不参加でー。
ああ、ついでに幽霊も確定者の筈。体調がやばくなっていない限りにおいて……。

 一応メールでも送ったはずなのですがー。何かあると怖いので、載っけておきます。
 ついでに、参加するよーもしくは無理なんだよもんのメールを送って貰えると、事前に参加面子が確定できて黎ちゃん楽です。
 そういや内容をちゃんと書いてなかったですが、カラオケの予定。とは言っても、幹事が歌う気ないけどな。はっはっは、そんなのも有りなのです。それが某所くおりてー。結局引っ越し当日の朝まで更新してるし……。
 ということで、ヨロシクです。

忘れてたネタ

2007年10月20日 09時13分21秒 | Weblog
10月20日分。

 はっはっは、引っ越し当日の朝でもまだギリギリネットが使えます。幽霊です。いやまあ、いつもどおりの一日分を更新するわけにもいかんくらいの時間配分ではありますが、そういや一つまだやってなくて勿体ないなというネタがあったので、断線前に思い出したように駆け込みでいきます。
 結局、箱詰めやら解体やらは夜の午前三時までやって一旦中止、今朝も七時半に起きて作業開始してます。今は、後は最後の一番大きな本棚を解体したらあらかたおしまいかなーというところまでは来てますが。この本棚、さすがにでかいんで最後に分解しないと部屋が埋まるのですよ。ただでさえ箱があっちこっち転がってるので、うっかり解体できなかったのですよねぇ。そんだけでかい棚なのに、実質的にコミックス専用の棚になりつつあるのがまた困ったもんですが。
 さて、引っ越し業者さんが、荷物の中に混じったエクスカリバーの箱に気が付かなければ良いんですがね。中身に気が付かれると、私としてはちょーっと笑っちゃいますよ? うふふ……うふふふふふふう。

 冒頭の写真が、向こうの部屋の一番楽しい物体であるところの、シャワーボックスであります。最初にこの部屋の間取りを見たときに、風呂場が無くて、シャワーだけ有りになっていて、シャワーボックスという表示がぽつんと正方形に描かれておりました。何だろコレーと思っていたのですが、実際に部屋を見てようやっと納得。確かに、こりゃ写真で見るとおりにシャワー「ボックス」ですな。うん、ホントに風呂関係の設備はこの部屋、これだけです。簡潔。中はちゃんと灯りはつくようですし、お湯もちゃんと出ますし。シャワーだけ浴びるって人にはこれで充分という気もします。
 10月8日分のブログに部屋の写真がありますが、あれはちょうど、玄関のドアを開けて身体を少し外へ引きながら撮ったものになります。で、その写真の中で手前右側に変な白くてでかい物体が映り込んで邪魔してますが、それがこのシャワーボックス。あちらの写真だと側面から撮った形で、今日載せた写真が真正面から撮ったものになります。うん、何の変哲もなく、箱。箱か……うん、隙間はいけないよね、隙間は。みつしりとね……ほぅ。
 見た目といい、中の感じといい、ぶっちゃけてしまえば工事現場に置いてある仮設トイレそのまんまです。中身がトイレじゃなくて、シャワーになってるだけ。まず間違いなく、元々風呂無しだった物件に、せめてもということでシャワーだけ取り付けるという苦肉の策だったのではあるまいかと思います。個人的には、浴槽がないから洗う手間がないし、結果的にこれのお陰でバストイレ別になるのはありがたいかなと。洗面所がないのが問題ですが、まあそれは台所で済ませばいいし。築23年という物件なので、キッチンとか言うよりも台所と言う方がしっくりくるのですよねぇ。
 さてはて、引っ越し業者とモデムの解除にくるネット業者と、それから向こうの部屋に洗濯機とい冷蔵庫運んでくる業者と……タイミングがシビアすぎるでー。

 てことで、ここまで更新約13分でした。

読み:なし
買い:なし
途中:なし
月次読破:6冊(文庫6冊、コミックス0冊)
月次購入:8冊(文庫8冊、コミックス0冊)
通年度購入:121冊(文庫73冊、コミックス48冊)
通年度読破:122冊(文庫75冊、コミックス47冊)

それでは。

融通

2007年10月19日 20時16分35秒 | Weblog
10月19日分。

 毎度。明日に引っ越しを控えて、今夜はいろんな意味で全力全開になるわなーというところの幽霊です。これが私の全力全開……とかやると、部屋どころか寮がまるごと吹き飛びかねませんが。ええ、バインドで縛っておいて全力全開なんて外道な真似はしませんよ? もしくはめったやたらとみんなで一緒にタコ殴りにするとかしませんし。うんうん、少し頭冷やそっか。
 ともあれ、明日から向こうでの生活に切り替わるので、駆け込みでフローリングの床に敷くラグと、後は99ショップでスポンジとか食器洗い洗剤とか買ってきました。その辺も一緒に箱に叩き込んでおかないとなー。向こうでの生活に慣れるまでまあ半月程度はかかるでしょうが、一度定着してしまえば何ということもないでしょう。多分。
 んで、まだ荷造りが終わってないので、これを叩き込んで晩飯が終了次第、箱詰め作業を再開しませんとね。どーでもいいけど、明日が一番問題なんだよなぁ。モデムの取り外しに来るのと引っ越し業者が来るのとで、タイミングが変なズレ方をしないと良いのですが……。うーむ、不安。まあ何とかなるか。ナントカしてもらわないと困るわけですけどねー。

 ナントカしてもらわないと困ると言えば、今日も一件、ちょっと困った事態が発生。向こうの部屋に回線を引くために色々手配しているのですが、どーも口座引き落としの申請用紙にミスがあったらしいのです。捺印漏れだとか何だとか。昼間、会社にいるときに電話が来て焦りましたわ。というか、トイレの中でかかってくるとはねぇ……。まあそれはともかく、再度送り返すから漏れ直してくれという話だったんですが。そのときは了解ですすいませんと切ったのですが、会社から帰ってきて今更に一つ気が付くこと。多分、再度の送付先がここの住所に来るんだろうなってことです。
 ……あの……明日もうここ引き払うんですけど。まあ、会社の寮なので、私が既にいないのに配送されてくれば、何かしらこっちに連絡は来るでしょうし。引っ越し作業に入る前に、郵便局で転送願いは出してくるつもりではありますが。何というかなぁ、業者には二十日に引っ越す予定だから郵送が厄介だねって話をしてあったにもかかわらず、そして十九日というタイミングで連絡してきたにも関わらず、こっちの住所にわざわざ送るか? 受け取りにミスが出るの分かるだろ? と。
 まあそもそも記入ミスしてる私がまずもって宜しくないのですがー。ううむ、しまったな、ミスがあったとは気が付かなかった。ただ、どうも融通の利かないことをやってるような気もします。てーか、面倒くさいからコンビニ払いにできんのかなぁ。支払いがきちんとされない可能性があって怖いから、というので口座引き落としとかクレジットカード払いとかをさせているんでしょうけれども。それだけ消費者を信用してないってことだよなー。……それだけ、料金踏み倒すのがいたってことなのかもしれませんなぁ。
 職場で仕事をしていても、自分がやっている業務に関してさえ、これはちょっと融通が利かないにもほどがあるよなーと思う事柄はあります。特に、私が受付をして何かしら決裁を貰って返すような手続きなどでは、そう思うことがしばしば。ただ、あんまりに融通が利きすぎるのも問題なのかも知れません。迅速で可変ということは、それが極端になると、確認を取らずに動いてしまっている可能性もあるわけで。その辺、難しいですなー。
 あ。あと、基本的に郵送ってのは動きが遅くなるんだから、ネット開通みたく急ぐようなものの場合には、メール便くらい使って欲しいものです。受け取りミスしやすいのが困るのよ、郵便て……ねぇ?

 ということで、引っ越し前のブログ更新はこれでおしまいです。再開は多分、十一月の後半になるでしょう。しばしのお別れ、さよなら、さよなら、さよなら。もうすぐ外は……あ、雨降ってやがる。

読み:文庫『夜の声』
買い:なし
途中:なし
月次読破:6冊(文庫6冊、コミックス0冊)
月次購入:8冊(文庫8冊、コミックス0冊)
通年度購入:121冊(文庫73冊、コミックス48冊)
通年度読破:122冊(文庫75冊、コミックス47冊)

それでは。

スタンプラリー

2007年10月18日 20時56分46秒 | Weblog
10月18日分。

 毎度。そろそろ引っ越しと、更に続くオフを控えているというのに、いまひとつの体調に落ち込んでいる幽霊です。困ったもんですな、まったく……。まあ、幹事が当日にダウンしてる可能性もありますが、集合場所と時間は決めてあるし、大まかな流れは確定してるようなもんだから、いなくてもなんとかなるでしょ。あ、オフ参加者に連絡。まだ時間と場所の連絡きてねーぞってこの背後霊、という方いらっしゃいましたらご一報を。私とネット上で連絡取れるのは明日が最後ですし。
 引っ越しにともなってネットも断線するため、ここのブログと、それからレビューのブログの方も半月から一ヶ月の範囲内で更新が止まります。長期間の停滞になりますが、あしからず。一応、穴の空く分は後で一気に埋める予定ですが、まあ一ヶ月分くらいがどばっと上がることになるわけですから、一日分あたりの分量は減らしていくつもりです。

 減らすと言うと、個人的に減らして欲しいのは、会社で必要な諸々の事務手続きだったり。特に言うなら、スタンプラリー状態になっている、課長、部長、本部長、関係部署長、役員、社長といったように続くような承認印の列挙。私自身はそういうスタンプラリーの必要な書類を出す方ではなくて、職務上受け取ることの多い側になるのですが……。ハンコが抜けていると、そっちへ行ってもらってくるか、向こうへ送り返さないといけないわけでして。もしくは、書類のどっかに不備があると、これを差し戻してもう一回向こうにスタンプラリーの「ふりだしに戻る」をしてもらうハメになることも……。
 確かに、私が扱うのは固定資産の購入とかになりますから、物によっては五百万とか一千万とかに近い単位になってきます。さすがにここまで来ると、担当者のハンコ一つで済ませるというわけにはいかないのでしょうけれども。かといって、五百円くらいまでの決裁にも、担当者から部長、各支店長とかくらいまでの決裁プラス、経理部の課長部長の決裁まで要るというのもどーなんだろう。実際、うちの課長の仕事を見ていると、半分以上の時間をスタンプラリーに食われているようにも見受けられます。大変そーだ。
 お金を扱うものである以上は、確かにある程度の責任を負う必要はあります。ただ、こうもスタンプがいくつも続いているような状態になってくると、スタンプを集めてはいゴール、というのが目標になってしまって、本来問われる責任と重たさというものがどっかに行ってしまうような気も。結構大変なんですよ、これここに押してくださいって言って回るのも。そして、それぞれの部課長さんもたくさんハンコ待ちの書類を抱えていて、ぶっちゃけ一つ一つの書類にまで目を通せていない状態があります。これって本末転倒だよなぁと。
 良くないことなのですが、正直に言ってしまえば、ハンコの数が八つとかくらい必要になってくると、「ここ押して下さい」だけで何も中身を説明しないでハンコだけ貰ってきてしまうことがあります。しかもこれ、割とあちこちで見受けられる状態でもあったり。ちょいっとねぇ、まじぃよねぇ。かくして、そこで書類の審査甘いと言って、またハンコを押す場所を増やそうとする……。意味無いっての。そんなことをうちの課長と話しながら、なんだかねーと苦笑いを交わしてみたりとか。業務の効率化、迅速化なんて世間様では言いますが、実態はまだまだこんなものなのですよ、と。

 もーいっちょ、最後に減らすに繋げて。引っ越し前なんだから本買う量は減らせよというか買うなよという感じですが、一冊買って来ちゃいました。まあ、目的のものが無かったので、別のを買ってきたのですが……。
 最初に狙っていたのは、ジョージ・R.R. マーティンという人の『サンドキングズ』という本。ハヤカワ文庫SFです。ただ、どーもこの本だけ売れていたようで、ありゃこれだけ無いわとがっくり。しゃーねーな今日は帰るかなと思ったら、平積みになっている中に、グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』が。この本自体は大概どこでも売っているのですが、こういう日にこれが目にとまるということは、これを買えという巡り合わせかなということで、買いました。うん、気分です。
 購入の選択肢の上位を占めるようになった海外SFですが、火がついたのはこのイーガンの本からだったと記憶しています。確か、『しあわせの理由』だったかな? そこから随分増えてきたものですが、ここでもう一回、またイーガンに戻ってきたようです。何だか、ちょっと……いや、思ったより結構嬉しい。でもさー、一冊九百円とか、文庫の値段じゃないよねぇ。ちくまよりはマシだけどさ。

読み:文庫『残酷な方程式』
買い:文庫『ディアスポラ』
途中:文庫『夜の声』
月次読破:5冊(文庫5冊、コミックス0冊)
月次購入:8冊(文庫8冊、コミックス0冊)
通年度購入:121冊(文庫73冊、コミックス48冊)
通年度読破:121冊(文庫74冊、コミックス47冊)

それでは。

アニソン

2007年10月17日 21時19分06秒 | Weblog
10月17日分。

 どうも、会社で四時くらいから熱が上がって体調不良食らったかと思ったら、帰りの電車内で熱がだんだん下がってきたのか、今にして既に平静に戻ってきていやがります。幽霊です。どんな状況やねんなー、まったくもう。元々体調やら体温やらの管理が難しい身体ではありますけど、二時間足らずの間にここまで上下されるともー自分でもついて行けません。医者に行こうか明日起きられるか色々心配したのに、これだもんなぁ。まあ、持ち直したのは有り難いことではありますが。
 そんなわけで、寮に戻ってきたらポストにまた郵便の不在通知があったので、取りに行ってみたら「それこの間にお客様が受け取りに来られたやつです」と言われて苦笑いするくらいには余裕が出てきました。どうも、最初に不在通知を受け取って、そのときに電話で一度再配達の依頼を出していたのですね。で、その再配達を受け取り損ねて、しょうがないから自分で窓口に拾いに行ったという経緯があります。今回ポストに入っていたのは、多分、再配達を受け取り失敗したときの、二回目の不在通知の分でしょう。そういえば、確かに見た記憶がなかったなぁ。このタイミングで出てくるとは……寮の玄関の一括ポストの中に混じったままになっていたんでしょうな。
 まあそんなこんなで、今日は一日無駄足やら取り越し苦労やらに恵まれていたようです。んなもんがたくあんさっても困るんですけどねぇ。さて、まあ体力にはまだどうにか余裕がありそうではあるので、さっさと引っ越し荷物の詰め込みをある程度済ませてしまいたいところです。何のかんので本はあらかた済んでますが、他の邪魔な物も箱に入れてしまわないといけませんし。引っ越し業者さんからは二十箱ほどもらってますが、まあ使い切ることはあるまいなーと思ってます。本でどのくらい食うか分からなかったので多めにもらったのですが、先に一定移してあったこともあって、これまた取り越し苦労だったようです。やれやれ。
 さあ、あと今日残ってる取り越し苦労はなんだ? もう半分くらいやけくそです。ああ、まだ完全には体調が戻ってるわけじゃないんだなぁと、こういう自分の思考を叩き込んでからながめ直すと分かりますな。

 とーとつですが、私の聴いている曲の半分くらいは、アニソンだったりします。残り半分を、北欧メタル系統と、それからゲームミュージックが占めてくる。J-POPは基本的にあまり聴きません。そんなに聴きたいと思う曲もないし、カラオケとかもほぼ行かない輩なので、自分が歌うことやらを考えずに、ただ耳に残ったやつだけ聴いてる感じでしょうか。
 そんな聴き方をしているせいで、他人から紹介されて新しく発掘してこない限り、新しいところから曲を持ってくることは滅多にありません。メタルなんかは他人から紹介されて聴くようになったクチですが、そうでければ、自分が何かしらの機会に目にして耳にして記憶に残った物の内、気に入ったものだけ手元に置いていくことになると。で、その機会が一番多かったのが、アニソンなわけで。
 一言にアニソンと言ってしまうと、あんまり良い印象は持たれないのですが。最近だとどうなんだろう、実際にはもう、J-POPで歌っているようなアーティストが歌っていることもありますし、曲の質としては別に差はないよなーと思っています。直近だと、新世紀エヴァンゲリオンの映画版の方は、宇多田ヒカルが歌を当てていたと記憶していますし。アニソンだと言われなければ気が付かないような曲、というのが大半になってきているような。少なくとも、ロボットの名前とか主人公の名前とか熱い台詞とかを連呼するような、昔ながらの大時代的なアニソンというのは、もうほぼお目にかからなくなっています。あったらむしろ、笑えるでしょうな。うん、例えばあれとかね、きん・きん・きんぐげいなー……っと。でなければ、お兄ちゃんどいてそいつころせなーいー……とか。ネタとしては古いか。
 私が手元に残しているアニソンだと、坂本真綾の曲が幾つか。それから、梶浦絡みが何曲か。ガンダムWを見ていた時期があったので、その影響でTWO MIXの曲も何曲か残ってます。それと、ALI PROJECTが二曲くらい。宇宙のステルヴィアを眺めた影響でangelaも二曲ほど。オリガもあったかな、攻殻機動隊SACのOP曲ですね。後はようつべでたまに思い出したように聴くのが、地獄少女のEDだった「あいぞめ」であるとか、でなければ「アンインストール」とか。ついでに、銀河英雄伝説のOP曲の方は割と好んで聞き直すことがあったりします。……こんだけ並べてみて気が付きましたが、全部女性の曲やねぇ。よくよく考えると、手持ち全曲を引っ繰り返してみても、男性曲というのは結構少ないような。
 大体私が好む曲調というのは昔から変わっていないようで、たまたまこの間に、母親に今聴いている北欧メタルの曲を聴かせてみたのですが。これまた女性曲だったのはまあ置いておくとして……。昔からこういうの好きだったよねぇとコメントされて、そーか趣味の方向性は変わってないんだなぁと。あ、これこの間書いたような気がするなぁ。
 アニソンをよく聴いているのは、多分、アニメで映像と一緒に見たから印象に残ったんだろうなぁという思いがあります。多分、曲だけ聴いて気に入った曲というのは、今なら北欧メタルがそうですが、昔はあまり無かったような。アニソン、アニメと馬鹿にはしますが、曲に合わせて画を作ってくるだけに、ちゃんと作り込まれたものであるならば、結構記憶には残ってきます。タイタニックの名シーンで流れた例の曲がかなり売れたことがありましたが、ちょうどあんな感じでしょうか。映像と音楽という組み合わせは非常に強力で、相性の良い物です。だからこそ、ドラマでも映画でもゲームでもアニメでも、背景に音楽が流れているのでしょう。まあ無音だと耳寂しいというのもありますが。決してそれだけではない筈です。
 ただ、音楽というのは効果が高い分、色々な使われ方をするもので。ちょっと表現としてはアレですが、人の気分や意識をある程度左右できるため、たとえばちょいとしたセミナーなんかで音を効果的に使ってくる場合があります。注意を引きつける、感動を煽る、もしくはリラックスさせる。昔にお寺で厄払いのお経を聴いたことがありますが、お坊さんが何人も集まって一斉にお経を唱えながら音を鳴らしていく、これも音を使った一種のトランス誘発になってるのかなーとか。一定のリズムを刻みつつ、自分で発声していくわけですが。お坊さんとなるとお経の一語一語を覚えているでしょうから、わざわざ次の発音は何だっけ、と迷う必要はありません。ほぼ無意識に、一定のリズムを刻み続ける状態に入る。これに蝋燭の炎とか、周囲の状況やらが加わると、確かにこれは誘発効果がありそうだなーとか。
 ……あれ、何でアニソンの話から、音楽の心理的効果の話になってるんだろう。いちいちこういう無駄な考察っぽく見える物をやってしまうのが、私の宜しくないところではありますが。さてまあ、大体三千文字をトータルで超えそうな案配ですし、今日はこの辺で止めておきますかー。いつもながらに尻切れトンボですな。申し訳ない。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『残酷な方程式』
月次読破:4冊(文庫4冊、コミックス0冊)
月次購入:7冊(文庫7冊、コミックス0冊)
通年度購入:120冊(文庫72冊、コミックス48冊)
通年度読破:120冊(文庫73冊、コミックス47冊)

それでは。

ポイント

2007年10月16日 23時52分06秒 | Weblog
10月16日分。

 はいな、昨日はブログ更新を半ばさぼりましたが、今日はいつも通りにいきますよってことで幽霊です。週の初めからいきなりダウンしかかってるってのも困ったもんですが、まあまあそこは一つ見逃してくださいなっと。そんなときもあります。
 そんな出だしは置いておくにして、本日は会社の本社移転に関連して、組合と組合員との話し合いの場があったり無かったり。いや、あったんですけどね? あったはあったのですが、正味、こりゃ今回はもうでなくてもいいかなーとは思っていたのですが。ついつい、ああ出ますと言ってしまったのが失敗だった気もします。実際、多分別に何かしら今回のことで変化を引き出せるかと言えば、無理だろうなとは予想していたのですが。見事に予想通りではありました。ぶっちゃけてしまえば、既に本社の移転に関しては会社の施策として決定された物であって、今更に組合がどうこう言おうが変化はしない状態ではあります。
 結果として、今回のように組合員が組合執行部に物を言う機会を設けるというのは良いことだとは思いますが、あくまで役割としてはガス抜きの色合いを帯びてしまうのかなーとか。それも必要なことではありますが、と。個人的には組合執行部の反応が期待していたより鈍いよなぁというところが不満だったのですが、どうも今日の会合を眺めていて、問題はそこよりももう少し別の箇所かな、というように認識を変更しました。一番問題なのは、会社の施策として実施されるものである本社移転に対して、組合員の側が、明確に反対を表明するに足る理由を提示できていないということの方。当然、苦情や抗議は出ているのですが、どれも些事の範疇を出ないなーという状態ではあります。組合の反応が鈍いわけではないな、というのは、執行部が思いの外、現地に何度か足を運んだりしてくれていることである程度証明されたかなーと。
 今回の集まりは二回目なのですが、どうも組合員側から出る文句というのは、前回の集まりの時からほぼ変わってません。内容に差がない状態。前回の時は割と私自身も感情的になっていたようで、そこまで気が付かなかったのですが……。組合員側のふっかける話の内容がずっと堂々巡りしているようで、かつ感情優先の、とにかく移転は嫌だという範疇を出ない感じ。私自身はもう、引っ越し関係で自腹切らないとイカンとゆー事情から既に色々冷めてしまっていて、移転に関しても感情的には反対ですが、まあもうどーでもいいやーと諦めモード。そういう態度であることもあって、周囲の熱気が空回りしている様子が見えるようになってきました。
 もちろん、感情として反対なのは私だって一緒ですし、理解します。が、同時に、組合の執行部が、あくまでも会社の施策に表立って反対するに足る理由としては感情論では意味がないよ、と言っているのも理解できます。そしてまあ……どうも、感情ではなく理論的に、特に数字の面から反対を述べようにも、会社側がメリットとして提示してきている事柄に関する具体的な数字(たとえば、移転に伴ってどれだけの費用がかかり、逆にどれだけの将来的な採算が取れる見込みかというような数字)を出してきていなかったりします。こりゃーもしかしなくても、時間稼ぎに引っ掛けられてるんじゃあるまいか、と。議論が議論にならずにから回っている内に、会社側は施策を進めていきますし。組合員側としては不完全燃焼で空回りしたまま、なし崩しにやられるんでないのかなぁとか。そんな状況が見えてきています。で、ますますもって私は冷める、と。
 愚痴と議論というのは、あくまでも違う物なんだよなと。そんなことに気が付く集会でした。

 話変わって。引っ越しの準備のために、ビックカメラで大型家電を二つほど、この間の金曜日だか土曜日だかに購入しています。冷蔵庫と洗濯機。二つ合わせて六万とちょいとばかりかかってますが、わざわざビッグカメラで買ったのは、ポイントがつくからだったりします。今回の買い物だと、六万円の十パーセントで、六千ポイントがついたことに。ビックカメラの場合、この一ポイントが一円の換算で使えますから、六千円分ということ。この六千円で、そういやMP3の携帯プレーヤのイヤフォンがぼろぼろになっていたなーと思い出して、ちょっとまともなイヤフォンを買うことにしました。
 普段ならお金がかかるから、と大概二千円程度のやつを選んでしまうのですが。今回はポイントを使うだけで収まる範囲が結構広いし、自分の懐が直接に痛むわけではないから、ちょっとは良い物を買おうじゃないか、と考えたわけですね。最終的には、タイマーで有名ではありますが、まだオーディオ関係では死んでいないだろうと期待したいソニーの、カナル型のイヤフォンにしました。耳に突っ込んで密閉してしまうタイプのやつ。おおよそ、六千円。今回もらった分のポイントを使い切った計算になります。直接自分がお札を出して買うには、ちょーっと高い金額ではありますな。ポイントだと、あまり出し惜しみせずに使えるのが不思議です。
 んで。実は、このポイントですが、お店側としてはこれ、現金に準ずる物として会計上は取り扱っています。付与されたポイントというのは、実際に使用されたときに、現金と相殺するような形で仕訳を切ることになるのです。つまり、現金と相殺されるもの、現金とほぼ等価値を持つものとして、会社の経理上は扱われるわけですね。実際、一ポイントで一円なわけですから、確かに私自身にとっても、今回もらったポイントというのは現金と一緒の役割を果たしてくれたわけで。私自身が出した金額というのが六万円ではありますが、ポイントが六千追加されて、その分でイヤフォンを買っている。ビッグカメラとしては、六万円分の大型家電と、それから六千円分のイヤフォンを私に売り渡しているわけですから、六万六千円分の価値を私に提供している。私は、その提供されている分に対して対価を支払っていなければおかしいということになりますね。
 最近だと、ビックSuicaカードもあって、ビックカメラでの買い物で貯めたポイントを、Suicaで使えるという機能もついたカードがあるようで。私のは違いますけれども……。ともあれ。Suicaで使えると言うことは、れっきとした現金と等価値の電子マネーになります。Suicaなら、駅の自動改札で現金を支払ってチャージしているわけですから、電子マネーが現金と等価であるという意識を持ちやすい筈。別に、パスモでも良いんですが。そのSuicaでも扱えるポイントであるということは、やっぱりビックカメラのポイントカードに付与されてくるポイントも、扱いとしては現金と一緒だと言えます。今はニューデイズでも、もしくはファミマでもSuicaが使えますし。秋葉原の駅だと、何気にSuicaでラーメンも食えます。
 こうなってくると、先々には実際の現金を持ち歩くことなく、電子マネーだけで世の中の大半が回せるようになってくる可能性が高くなってきます。実際、コンビニに行く程度であれば、現金不要で電子マネーのチャージされたカードさえあれば事足りるようには既になっていますし。ただ、ここで問題になってくるのが、やっぱりポイントのこと。現金と引き替えにチャージしているものに関しては、別に問題はないのですが。付与するポイントに関しては、結構各社で思惑があります。例えば、ビックカメラで貯めたポイントを、ヨドバシカメラで使われたら? ポイントを付与しているのは、当然ながら、またこのお店で買ってくださいねという意味合いを強く含んでいます。だから、多少の損になるのを覚悟で、現金と等価値を「そのお店でのみ」発揮するポイントを付与している。これを他のお店に持って行かれて使われてしまうと、付与した側にとっては大損になります。みすみす、他のお店に現金をプレゼントしてしまうようなものですし。
 現状、ポイントカードは無数にあっても、ほとんど統一の動きは見られません。なんかもう、次世代DVDの規格争いより酷い状態ではありますが……。正味、ようやっとSuicaとパスモが相互に使えるようになって有り難いところですが、それ以外の所だとなかなか統一が進みません。まあ、ポイントは再度の来店を促すための販促手段であって、他に持ち出されてはかなわんというのが本音でしょうし。難しいところでしょうなー。かつ、最近ではネット内での通貨がリアルマネーとトレードされるという状況も発生していて、そっちへの課税関係はどうするんだといったような話まであります。ポイントとはまたちょっと違うのでしょうが、電子マネーという形で括ってやれば仲間といえば仲間ですし。さてはて、どーなるのやら。
 ただまあ、電子マネーが完全に普及するということは、金銭管理(盗難に対する防御とか、そういう意味での管理)の考え方もある程度変わってくることになります。大量の現金を持ち歩くのも物騒極まりないですが、といって、カード一枚で何でも済んでしまうということは、その一枚のカードをなくすと非常に厄介なことになるということでもありますし。多分、その手の電子マネーには、今後もクレジットカード機能が付与されてくるでしょう。もしかすると、銀行のキャッシュカードも兼用になってくるかもしれない。ますますもって、カードの管理というのが大事になってきます。生体ICとかも始まってはいるけれど、まだ誤認やら偽証やらの難点は完全には克服されていないようではあるし。決済手段に関してはデジタルでも、まだ物理的な管理に関してはアナログの方が強いかも知れませんね。
 あ、思ったより話が長くなってる。ちなみに、今回のポイントの話は「日経ビジネス」に似たような話が載っていたのを覚えていて引っ張ってきていますので、あしからずー。パクリじゃありません、インスパイアです。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『残酷な方程式』
月次読破:4冊(文庫4冊、コミックス0冊)
月次購入:7冊(文庫7冊、コミックス0冊)
通年度購入:120冊(文庫72冊、コミックス48冊)
通年度読破:120冊(文庫73冊、コミックス47冊)

それでは。

箱詰め中

2007年10月15日 00時51分23秒 | Weblog
10月15日分。

 えー、休みも終わってしまって、平日の会社業務だひゃっほーい嬉しくねぇ……と心中複雑な気分の幽霊です。だうもだうも。ちょっとばかり更新が遅れてますが、まあキニシナイで下さいませ。単にぼんやりしてたら忘れてただけです。ふっと気が付いたら日付が変わってたという恐ろしい事態。もしかすると、二時間くらい意識飛んでいたかもしれませんなー。そんなこともあります。単にぼんやり寝転がっていたからで、そりゃその内意識も飛びます罠。
 ネタは無いわけでもないのですが、ここ何日か長文が続いていたので、ここらで一日くらい手抜きしてもよかろーということで一つ。単に、まだ頭が寝ぼけていてブログをたたける調子でもないってだけなのですがー。

 あ。引っ越し荷物の箱詰めはぼつぼつやってます。一番量の多い荷物は文句なしに本ですが、とりあえず七箱に叩き込んでほぼ終了。後は、本棚に収まっていなかった、コレクション的な意味合いの薄い辞書とかテキスト類をかき集めて、ついでに積み本としてまだ箱に入れていなかった連中を含めれば、本で八箱という数になりそうです。三分の一くらいは向こうへ先に持って行ってあったからこそ、この数で済んだようなもんですな。前回だと十数箱本だったし。
 そーいや、前も書いたかも知れませんが、今回の引っ越しにかかる費用は、三万と四千円くらいです。業者さんにお願いする分の費用だけで、という意味ですが。ところが、前回だと八万円だかくらいかかっているのですね、確か。おっかしーな、何にそんなに金がかかっていたんだろう……。今にして謎です。移動距離としてはそんなに変わらないような気がするし、前より確かに先んじて荷物を動かした分で減りましたが、それにしたって半額以下になるってのは妙だろー。
 あれかなぁ、時期の問題もあったかもしれません。今回は十月半ばなんて変な時期での引っ越しですが、前はそれこそ三月末の頃でしたから、一番忙しい時期にかち合っていたかも。それで値上がりしたという面は否めないでしょうなー。
 ともあれ、本の詰め込みがあらかた終わってしまったので、後はぶっちゃけ、あまりやることがありません。細々した物を箱に投げ込む必要はありますが、それは二日もかからず終わるはず。あまり前もって箱に突っ込んでしまうと、後でまだこっちでの生活に必要な物が混じっている可能性もありますし。その辺の選択はちょっと考えてやらんとイカンですな。まあもっとも、出すのが面倒くさければ、物によっては買ってしまえばいいのですが。どーせ安物だろうし。
 そんな感じで、もう気分は移動に向けて完結してしまっている状態で。後もう一押ししたら、運び出すのを待つだけという状態になるでしょう。根無し草生活してると、こういうときに未練も何も無いのがね。良いんだか悪いんだか。

読み:文庫『怪奇小説傑作集』四巻
買い:なし
途中:なし
月次読破:4冊(文庫4冊、コミックス0冊)
月次購入:7冊(文庫7冊、コミックス0冊)
通年度購入:120冊(文庫72冊、コミックス48冊)
通年度読破:120冊(文庫73冊、コミックス47冊)

それでは。

ゆうびーん

2007年10月14日 20時55分15秒 | Weblog
10月14日分。

 郵便って土日でも窓口まで行けば受け取りできるのねー、というのを今日になって初めて知りました。幽霊です。いやまあ、向こうの部屋でのネット回線をniftyにお願いすることにしたのですが、そのための書類を何度か受け取り損ねて再配達依頼票みたいなものが残っていたのですね。本当は昨日に再配達を依頼していたのですが、ゲームばっかやっててうっかり忘れ去っていたという間抜け。しかもここ、会社の寮で大きな玄関が一つあって、そこから各部屋へ続いている構造。かつ、管理人さんは土日ほぼ来ません。てことで、受け取りミスしやすいのですね。
 そんなわけで、こりゃ配達を何度依頼してもラチが明きそうにないし、しょうがないので自分で窓口まで行く方が早いだろうってことで、取りに行ってきました。店舗というのか営業所にもよるんでしょうが、私の近所の所では、日曜でも窓口空いてました。ただ、窓口での受け取りには再配達の依頼票と、本人確認の出来る免許証か保険証かそういった類の物と、後は印鑑がいるようです。印鑑は認め印で良いでしょうけれど。ここんとこは本人確認の徹底が役所関係でも言われているようで、金曜に役所へいって住民票の移動手続きを取ったときも、免許証での本人確認を求められました。これ、代理人が行く場合には、書類に書くことも増えるし委任状もいるしで面倒くさそうです。まあでも、良いことなのかもしれませんね。
 ……んで、郵便の受け取りが無事に済んだところで飯を食いに行ったのですが。まあ考えるのもメドイしカレーでいいかーと、たまに行くお店で唐揚げカレーを注文。生野菜サラダ付きで五百円だからまあ、まだ良心的な値段よねと思いながら物が来るのを待っていたのですが。はいおまちどーと持ってこられてちょっとビックリ。待て、まて、何で唐揚げが七つくらいごそっと盛ってありますか? ご飯もちょっと他の店に比べると大盛り気味だし。おかしいな、この店ってこんなに盛る店だっけか……と小首を傾げながら、何か言うのも怖いのでそのまま黙って食べました。ぶっちゃけ、私にはちょっと量が多かったですよ。しかし妙だなぁ。あそこでの食事一回だけで、普段の一日分摂取カロリーの六割七割行ったんじゃあるまいか、今日に関しては。
 とまあ、そんなことを書きながら、ようつべでNightwishのEscapistという曲を聴いてます。そういえばこの曲は知らなかったなーと思いつつ、この曲は欲しいなと思いつつリピート中。北欧メタル系統を少しずつ聴くようになってきてますが、選択の基準が女性ボーカルであることってのがねぇ。自分で歌うつもりは全くもって無いので、もっぱら鑑賞のために声の綺麗な人の歌を探すようになった訳で。結局は、北欧系でメロディックスピードメタルの周辺、というような探し方をしてます。だからNightwishがすぐ出てきたんだけども。どっかのMADのBGMに使われていたのがちょうど彼女たちの曲で、そこから印象に残って記憶していたというわけ。CDも買いたいんだけど、ちょいとばかりネタのために服を買ってしまったし、本もちょっと増やしたので、今月は出し惜しみすることにします。
 ……あれ、ココまでだけで、三つ四つくらいの話題が入り乱れてるよ私?

 んで。少し服を買うようになったのですが、この辺の事情は前にも書いたことがあったような気がします。社会人になって三年目にもなってしまったし、正味、自分の前の服装というのはアキバ系に割と近い感じのものでどーもなーと自分で思うようになったこともありました。まあ、色合いの趣味に関しては、昔からずっと黒か白か灰色というモノトーンで合わせてましたから、そこは今でも変化無し。そのカラーから外れて手持ちがあるのは、砂色のジャケットくらいかな? 後は動くことを最優先してる場合のためのブルージーンズ一枚。これは確か、母親のやつを無断拝借してそのままなし崩しに自分のにしちゃったやつか。ウエストが下手すると女性より細いので、女性物でも長ささえ合えば履けてしまう罠。
 で、洋服を少しくらい揃えるようになったので、ついでに顔と髪くらいは手入れをしておこうかなーと。あんまりきっちりやってるわけではないのですが、それでも前よりはお金と時間を少しだけかけるようになりました。顔と髪の手入れに関しても、やっぱりアキバ系と大差ないくらいの認識であったので……。いや、偏見に基づくイメージとしてですが、風呂にはちゃんと毎日入ってましたよ? ただ、洗顔フォームとシャンプーは99ショップで売っているものを使っていたし、コンディショナは使ってなかったしねぇ。髪の手入れの方が始めたのは先でしたが、一番の理由は「寝癖が直らなかったから」という間抜けな理由だったりして。元々癖の強い堅い毛で、しかも量が多いので伸びてくるとものすごく収まりが悪いのです。少し金かけるようにしたら、寝癖すぐ直るようになりました。朝が楽ちんです。
 顔の方はまあ、髪をやるようになったし、どうせ風呂場で時間かかるようになっちゃったから、ついでにやりゃいいやという感覚。そっちも始めたお陰で、朝起きたら顔のお肌がぴりぴり痛いということは随分減りました。というか、さすがにね、眼鏡かけてて顔が粉拭いてると、いちいち眼鏡にゴミがついて邪魔なのです。うん、あんまりキレイな話じゃなくて申し訳ないところですが。顔洗っても乾くとすぐ粉を吹くような肌質なので、難儀はしてるのですよ。その辺気にせずにやってはいたのですが、やっぱりどーもなーと。服に少し金使うようになったので、そうなると服に自分の身体から出たゴミがついて汚れている、というのは気にくわなくなったわけですね。とは言え、これでようやっと普通の人がやっている程度のレベルになった、ということではあるんですが。前はそういうのを一切無視していたし。
 結果。元々食生活は質素な方でまとまっていたし、自転車で走るようになって運動量が増えていて基礎代謝が上がっていたこともあって、一番元気だった小中学生時代とかはまあさすがに除いておくとしても、ここ数年間では最良のコンディションにあると言えそうではあります。ただ、そのコンディションの持続時間が短時間になってしまっているのが難点で、すごーく身体の燃費が悪い。ちゃんと食わせて飲ませて適度に休ませてさえいれば、絶好調なのですけれどねー。さすがに歳は食ってきているので、高校生大学生時代のような無理はきかんなーと。今日も今日で、引っ越し準備で動きすぎたか、夕方に二時間くらい死んでましたし。それでもまあ、ちゃんと気を遣ってあげていれば、性能の悪い身体ではないのですよ。ちょっとばかり、脚周りに性能特化しすぎてるけど。
 読む方の趣味は範囲が昔より急速に拡大して充実しているし、自転車で走るようになったり、身体の手入れをするようになってからストレスの溜まりが少なくなったような気はします。鬱ってくる頻度が下がってきましたし、鬱ってもあまり長期間続くこともなくなりましたし。フィジカル、メンタル両面でそれなりの充実が出てきたことと、後は歳を食って少しくらいは大人になったのでしょうね。
 ……ところで。どーでも良いけど、今日の内容って女性の内容なんじゃねーのかしらんとか思ったりして。こんなにつらつら理屈っぽく書いてしまうのは野郎の癖なので、そこで判ることではありますが。あと、長いよ長い。ここんとこ、連日三千文字超過か寸前ってくらいですよ。やでやで……。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『怪奇小説傑作集』四巻
月次読破:3冊(文庫3冊、コミックス0冊)
月次購入:7冊(文庫7冊、コミックス0冊)
通年度購入:120冊(文庫72冊、コミックス48冊)
通年度読破:119冊(文庫72冊、コミックス47冊)

それでは。

ツーショット

2007年10月13日 14時03分27秒 | Weblog
10月13日分。

 えー、会社に行くのと同じくらいのタイミングで動いたので、どうにも眠たい幽霊です。ガスの開栓作業の立ち会いが午前中からあったので、昨日に続いて向こうに行っていたわけなのですが。行きは自転車、帰りも乗って戻ろうかとも思ったのですが、まあもう来週には完全に移動してしまうし、置いてくることにしました。てことで、自転車についてはメイン、サブともに移動完了です。気掛かりが一つ減ったか。ある意味で一番の大荷物がこの二台でしたからねぇ。
 本日の写真は、本棚にしようかとも思ったのですが、せっかく今朝撮ったしもうじきサブはお嫁に出すので、二台並んだ最初で最後のツーショットで。どうにも画質が荒くて申し訳ないのですが、手前の白がメイン、ルイガノのTR-LITEの2007年モデル。この辺の有名どころは、毎年モデルチェンジするのですよねー。で、奥の黒いがサブのビオシス。ホイールの径、タイヤの太さ、乗るときのポジション、その他見るからに用途が違うよなーというところ。まあサブの方は後ろになってるんで見辛いですが、タイヤが全然違うのさえ見えればいいのでキニシナイ。いやはや、しかしこれ今回はホントに画質悪いな……。画像を使ったネタもやるようになったし、性能低くても良いからデジカメを買ったものかどーするか。
 昨日に軽く足馴らし程度のつもりで少し自転車を出していたのですが、ちと馴らしにしちゃ力が入ったようで、足が重かった罠。軽くへばったので、ガスの開栓が終わった後に、駅前にあるマックで朝マックしてきましたよ。マフィンなんて、こういう事でもない限り食べないし。あったかくて、かりかりで中ふわふわのマフィンというのは美味いもんです。まあ、あの手の味は毎日食べていると飽きそうなので、たまに思い出したように食べるくらいが一番美味しいかも。ちなみに、朝マックの終了が十時半で、店に入ったのが十時二十分。ぎりっぎりやん。ソーセージエッグマフィンとココアとハッシュドポテト、合わせて370円はお高いと見るべきか安いと見るべきか。まあいいか。電車で来るよりも結果的に高くつきましたが、お腹に収まったんだし良いことにしましょう。
 途中で道に迷うというアクシデントはありましたが、持ってきていた地図を見やって、単に違う道に入ってしまっただけで方向はあらかた正しかったことを確認。交差点で最終的な方向だけ修正して、無事に一時間で着きました。サブの時より脚のコンディションは悪かったこと、道間違えたことで時間が追加されるかと思いましたが、結局変わらず。速度も今日はあまり出なかったので遅れるかなとも思っていたのですが、結局は後半に市街地に入ってしまうと強制的に鈍足で走らざるを得ないので、あまり時間は稼げないし、逆に予定以上にかかることもないようです。いやはや、ホントに駅前商店街とかの市街地って走りにくいんですよ……。
 あ。自転車向こうに二つとも置いて来ちゃったから、運動のツールが無くなってしまった罠。しょうがないから、自転車じゃなくて自分の脚で走るか。そっちの方が全身運動になりそうな気もしますけれども。

 ここ何日かずっとかけて、『怪奇小説傑作集』を読んでます。創元推理文庫の、傑作集第四巻目。フランス篇ですね。購入動機は、前にもここのブログで書いたとおりで、ゴーティエの「死女の恋」が読みたかったから。ぶあっつい文庫で、ゴーティエの作品自体は一本しか入っていないので、先にそこだけ読んでから頭に戻りましたが、これがまたページがなかなか減らない。読みにくいというわけではないのですが、フランス文学の系統って文字が多いようで。かつ、これがまた話の進みが遅いこと牛歩の如し。要はここのブログと一緒で、美辞麗句の装飾部分がすごく多いのですねー。そういう文章も、読んでいて色々面白いですが。
 基本的にライトノベルと呼ばれる分野から文章に入ってきた人間なので、海外文学の方面に関しては浅薄といったところでありまして。海外の作品というだけならばSFやらノンフィクションの文庫やらで数十冊程度。海外の文学作品となると、一気に減って『白鯨』に『老人と海』、『地下室の手記』に『蠅の王』、それと『ジーキル博士とハイド氏』とかそのくらいでしょうか。ああ、後は『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』、ウェルベルの『蟻』、ついでに『吸血鬼ドラキュラ』もカウントできるか。まあでも、これで全部というところです。
 そんな状態だったので、今回の怪奇小説傑作集のフランス編というのは、普段読まない範囲の文章が多くて、なかなか興味深いところです。話としては……まあぶっちゃけ、そんなに面白いわけでもないのですが……うん、ゴーティエのあれ以外は、そもそも作品自体に興味があったわけでもないし。もっとどろどろグログロ、もしくは恐ろしおぞましなものを想像していたのですが、結構あっさりしてる物が多くて、肩すかしを食らった気分でもあります。それでも、色々と普段私では思いつかないネタや表現がありましたから、収穫としてはこんなものでしょうか。
 んで、これを読んでいて思ったのは、やっぱり文学というのは娯楽であったのだなーということで。特におフランスというお国柄のせいなのか、怪奇小説の傑作集という集め方なのに、その話の大半には色恋のものが混じっている。色恋の載っていない話の方が少ないくらいで、「死女の恋」ではもう、作品に使われている文字数の七割くらいがとある女性への賛美の言葉で埋まっているんじゃあるまいかと思ったくらいでした。他もまあある程度似たり寄ったりで、しかもわざと煽り立てるように美辞麗句、詩のような言葉を並べ立てていく。そして、男女の話。文章の字面としては美文、装飾的ですが、中身はこれよー考えたらゴシップやん、と。
 そこまで書いていて今気が付きましたが、これ、日本の某古典作品とよく似てます。何に似てるかって? そう、つまり、「源氏物語」に似ているんです。……とか書くと諸処の方面から怒られそうな気もするけど。でも、源氏物語というのはつまりは、光源氏の君があっちへこっちへふらふらしながら、あっちの娘を手込めにしては、こっちの貴婦人と一夜を共にするというお話であるわけでして。今回のフランス編に載っている話も、そういやそんな感じやなぁと。そう考えて眺めてみると、フランス文学というのもなかなかオツなものであります。
 ……まあ、昔から人々の関心というのは、恋愛でありセックスであり、それから戦争と、自分自身のことと、うわさ話と、それからお金と食べ物。そんなところでしょうし。そこに興味が無くなってしまったら、人間としては活力が無くなってきてしまうのかなーとか。そんなことを考えてみたりするのでした。あ、余談ですが。このフランス編、翻訳担当の半数以上が、実は渋澤龍彦です。ちょっとだけ嬉しい。まあ、サドが混じってるくらいだもんなぁ、この一冊。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『怪奇小説傑作集』四巻
月次読破:3冊(文庫3冊、コミックス0冊)
月次購入:7冊(文庫7冊、コミックス0冊)
通年度購入:120冊(文庫72冊、コミックス48冊)
通年度読破:119冊(文庫72冊、コミックス47冊)

それでは。