黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

バトン

2006年02月08日 22時36分53秒 | Weblog
2月8日分。

「エンドレスのバトン」とやらいうものが回ってきたので、回答。以下がルール、らしい。

1. 回ってきた質問の最後に、自分の考えた質問を足して下さい(自分も回答すること)
2. 終わったら必ず誰かにバトンタッチしてください
3. まとまりのないエンドレスバトンなので[どんな質問を加えてもOK]です
4. バトンのタイトルを変えないこと!
5. ルールは必ず掲載しておいて下さい

エンドレスのバトン


■最近のマイブームは?
東方、アイザック・アシモフの科学エッセイ。
後者はともかく、東方はかれこれ二年くらい続いている気がする罠。

■最近買った一番高いお買いモノと安いお買いモノ(お値段も)
高いものは買ってない。一番高いのは、多分定期。それでも一万いくら? しかも三ヶ月分だし。
安いものは、ブックオフで50円割引レシート使って買った本二冊。しめて160円なり。

■今まで買ったお買いモノで一番の失敗は?(お値段も)
本の外れなら幾らでも。最近なら、『フェアリィ・ランド』か。確か800円くらい。

■最近ショックだったこと
仕事で痛感した自分の不甲斐なさ、と重なった私的ごたごた。既に割り切ったから宜しい。

■最後にお酒を飲んだのは「いつ・どこで」ですか
十二月の二十八日。会社の納会。ビールを二口だけは飲んだが、やはり酒は合わない。

■ボーナスの使い道はどうしますか?
手取り全額が預金口座行き。使い道が思い浮かばない。
と言うか、普段から月の給料の内手取りの半分は預金口座に置いてけ堀している。
おいてけ~、おいてけ~。

■年末年始の予定は?
寝てた。と一言で即答できれば良かったのだが、実家に戻っていた。
ただ、戻った翌日の夜には、さっさと引き上げてきていたような気がする。
年始二日以降は、間違いなく寝てた。

■大好きな少女漫画を5つどうぞ
『カードキャプターさくら』
『笑う大天使』
『動物のお医者さん』
『研修医なな子』
『黒のもんもん組』
大体は有名所だが、明らかに幾つかおかしいのが混じっているのは、気にしない。

■お気に入りの歴史年号を覚えるための語呂合わせは?
歴史年号なんて覚えてない。日本史嫌い、世界史ナニソレ?

■今年を表す漢字を一つ
死、怠、寝、どれでも宜しい。

■お国自慢を一つ
落花生と世界一有名なネズミさん、か。最近はネズミさんも押され気味らしいが。

■好きな動物


■自分の性格
メドイ、鬱、自閉的、でもたまに勢いだけ重視

■ミーハーってどう思う?
ある意味、自分が本に関してはそんなもんだから、何とも。

■最近知った新しいこと
「観測可能な宇宙」の端から横に並べられる陽子の数は、
77,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000個である、らしい。

■最近でかけたところ
会社。本屋。駅。つまりは、あんまり出かけてない。

■兄弟姉妹はいますか?
無し。

■最近見た映画は?
映画は映画館ではほとんど観ていない。
映画館で見たものに限定するなら、『雲の向こう、約束の場所』。
テレビでも良いなら、さて何だったか……『ダンテズピーク』か?

■好きな歴史上の偉人
マルキド・サドか?

■買えるけど買ってないor買えない物
無し。

■最近の悩み
毎晩何故か、軽く喘息発作が来ること。死にやしないので良いっちゃ良いが。

■「国・数・社・理・英」で一番得意or好きな教科
間違いなく国語。現代文限定。文豪とかの暗記は不可。

■「エルメス」と言えば何を思い出す?
「家財道具ってやつ」という血迷った一言。

■最近切実に思うこと
吊るべきか樹海に行くべきか、それが問題だ。
冗談はともかく、一生寝ていられる程の金が欲しい。

■人生で一度はしたいと思うことは?
一生寝ていられるほどの金が欲しい。上のコピペで手抜き。

■自分の事、好きですか?
ど~でも良い、と言うか諦めた。

■今一番やりたいことは?
寝たい。いつでもそうか。

■今一番気になるあの子は?
血しぶきどしゃ~でぬふぅな漫画……あら、あの子って関係ないか。

■最後に自分の部屋を掃除したのはいつですか?
細かい片付けなら多分毎週。でも布団が万年床だった気がする。

■好きな季節はいつですか?
春か秋。冬もロングコートを着ていて宜しいので、まあ可。

■1度に2つ以上のことが出来ますか?
可能は可能、但し一つのことに専念している方が当然効率は良い。

■好きな歌手や曲は?
歌手なら鬼束ちひろ、坂本真綾、See-Saw、アリプロ、他。
曲なら、『東方妖怪街道』『魔法少女十字軍』『Fantasmic+@』他。
歌手の方はともかく、曲は大半の人が分からない筈。分かったら同類。

■好きな番組は?
NHKニュース。いや、冗談じゃなくて本気。後は、生き物地球紀行。

■好きな時代劇は何ですか?
時代劇は見ない。

■最近買った本のタイトルをどうぞ
『工学部・水柿助教授の逡巡』
『アイザック・アシモフの科学エッセイ3 時間と宇宙について』
『サラブレッドの科学』
『道具づくし』
……って、これは毎日うちのブログに書いてあるじゃないか。

■棺に一緒に放り込んで欲しいものを一つだけ(追加分)
今の所なら『広辞苑』。でなければ、ぬくい不毛な毛布。

■次にバトンをまわす人
必ず回せと言われておきつつ、好きに持っていってと遁走して幕。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『工学部・水柿助教授の逡巡』
文庫累積読破:文庫4冊、コミックス0冊
累積購入:6冊

それでは。

補助人工心臓

2006年02月07日 22時48分07秒 | Weblog
2月7日分。

 雪、ホントに降りおったな~と、朝起きてNHKニュースで渋谷の映像を見て気が付いた。冷えてきていたし、雲も厚くなっていたから、まあ降るのかもなぁとは思っていたが。まぁ~ぢに降るとは。しかもやたら半端に降るから、早くも雪がべっしょりぬかるんで歩きにくいだろうが、ふぁっきん。まあ、お下品。ごめんあさ~せ。
 どうも歩きにくいなとぶつくさ言いながら通勤のため、最寄り駅までてほてほ歩いていたわけだが。新雪の部分が残っていれば、さして濡れもしないし滑りもせんと歩けるのだが、ほぼ既に一面が茶色い土混じりのミゾレ状態であって、まともに歩けたものではない。しかも上の電線から、早くも溶け出してきている雪が、時たま爆撃のように降ってくる罠。一発貰うと言うお約束は無かったにせよ、すぐ目の前に落ちて驚いたりはしたじゃないか。ふぁっきん。
 ふぁっきんふぁっきん連呼していたら、何故か百均の名前みたいじゃないかとかしょうもないことを考えたじゃないか。ふぁっきん。

 東京女子医科大学は6日、初の純国産の補助人工心臓を取り付けた重症心不全の患者2人が順調に回復し、今月中にも退院して在宅療養を始めると発表した。補助人工心臓というのは、心臓の移植が必要な人が、治療を受けるまでの間に使う人工の心臓のこと、らしい。ペースメーカーとちょっと間違えそうだが、ペースメーカーとは心臓に周期的に電気刺激を与えて、心拍動を起こさせる装置のこと。要は生の心臓の心拍を外的にコントロールしようという訳だが、補助人工心臓は心臓の機能の一部を代替するか補助するもので、今回のニュースのものだと体内に埋め込んでいるようだ。
 補助人工心臓を調べてみたら、テルモのサイトに行き着いた。そこの記載によれば、初期の人工心臓はそれこそ実際の心臓を人工物で代替しようというスタンスで開発されていたようだが、長期の使用に耐えない、血栓がすぐできてしまう、またチューブなどがどうしても体外に出ていたので感染症などにかかりやすいなど、なかなか上手くいかなかったという。で、1969年になって、この人工心臓を完全にナマの心臓と取り替えてしまうのではなく、心臓移植を待つ間の「つなぎ」として一時的に使うことが考えられた。このときの使用時間は64時間というから、まあ大体三日ほどか。これまでは永続しての使用が考えられていたから、まるっきり違う方針で用いられたということになる。以降、補助人工心臓の名前の通り、一時的なつなぎとして、補助的に使うこうした手法が主となったそうだ。
 なお、補助人工心臓の多くは、主に左心室の機能を補助するものだそうだ。心臓の機能の中では左心室がもっとも負担が大きく、そこから弱ってしまいやすいので、左心室の機能を補助してやるだけでも大分回復が見込めるのだという。なお、元のナマの心臓を残してやることもできるので、もし元の心臓が回復した場合には、この補助人工心臓は取り外すことも出来るそうだ。素晴らしい。なお、一方で永続的に使用するタイプの補助人工心臓も開発が進んでおり、既に条件付ではあるが、補助人工心臓の永久使用は承認されている。余談だが、大西洋横断飛行で有名なリンドバーグが人工心臓の原型を開発したそうだ。どこからどういった繋がりで、飛行機と人工心臓がつながるんだか、ちょいとばかり不思議ではある。
 元のニュースに戻ってくるとして。補助人工心臓はやはり海外のものが主であったのだろうが、割とよくある問題として、欧米人の体格に比して日本人は小柄であることが多いため、こうした補助臓器の類でもサイズが合わないことがある。今回もわざわざニュースになったのは、これが純国産の補助人工心臓であったからだし、当然この純国産の心臓は日本人の体格に合わせて小型化されている。技術ってのはどんどんと進んでいくんだなぁと感心したりする訳だが、さてこうなってくると、その内に本当に攻殻機動隊の世界が実現されてくるのかどうなのか。まあ、あれをそっくりそのままとは行かないだろうが、身体のどこかしらの不具合による死亡よりも、脳の寿命死やら、代替もしくは再生不能なまでの致命的身体的欠損……つまりは遺体がぐっちゃぐちゃになっちゃいました~な状態での死亡というのが増えるのかも。
 ただ、それが完全に一般にまで普及してくるには、まだ大分年月が要りそうな気はする。技術が出来上がるということと、一般に普及すると言うことは必ずしも時期が一致しない。まず売り手側は多少出し惜しみをするし、買い手側も新しい技術にすぐ飛びついていいものかとちょっと悩む。出たばかりの技術は不安定さもあるし、コストも高いからなかなかにリスクも高い。ついでに、恐らくは生身の身体にこだわるという人も多いだろう。それは当たり前の心理であるし、思想や文化や宗教の影響だってあるだろう。機械とかみ合わない体質というのもあり得る。ああ、何やら思いつく問題点が攻殻機動隊そのまんまじゃないか。ただまあ、ちょいとおっかない所もあるにせよ、無くなってしまったもの、失われてしまった身体を取り戻せるというのは、それは感動的なことではなかろ~かと、そう思う。ふと、老人介護の問題に、こういった人工の身体ってのは貢献してくれるんじゃないのかと、一瞬思ったりもしつつ。
(ネタ元:http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060207AT1G0603H06022006.html)

 案外に、アイザック・アシモフの科学エッセイは一冊読むのに日数を食うな~と思ったりしつつ。ひとまず先に買った二冊は片付けたので、三冊目はもう買ってはあるが、一旦他へ回ってから戻ってくる予定。何せレビューが増えなくなる。
 何げにコメントがぽつっと付いていたので、ぽつっと思い出したように買ってみると良いかも知れないと思った今日この頃。積みが増える。

読み:文庫『地球から宇宙へ』
買い:なし
途中:なし
文庫累積読破:文庫4冊、コミックス0冊
累積購入:6冊

それでは。

ムハンマド

2006年02月06日 22時55分18秒 | Weblog
2月6日分。

 どうもまた寒くなってきている。と言うか、今夜の夜半過ぎから明日の明け方にかけては関東平野部でもまた雪になるらしい。まあ今回はこの間ほどどっさりと降ることは無いようだから、中央線快速が止まることも無いだろう、多分。また人身事故で雪とは無関係に止まりやがる可能性も無いではないのだが。どうやら雨が降り出してきたようで、大分冷え込んできているから、この分だと確かに雪が降りそうだ。
 さて、下で時事ネタを一つ取り上げているが、ついでだからともう一つ。今年のサラリーマン川柳の入選作が発表になった。どういったものが入選しているかは、ぐぐってみれば引っかかってくるかとは思うので割愛として。考えてみれば自分も今年、というか前の四月からサラリーマンになってしまった訳で、何となくこの川柳に込められた悲哀というのか、もう笑うしかない気分というのか、そういったものの一部が分かってしまう。何げに十二月頃、サラリーマン川柳を主催している第一生命から、川柳の応募用紙を貰ってはいたり。今年は別に何も出さなかったが、来年は何か思い付いたら出したものか。

 欧州の新聞・雑誌で、イスラム教の預言者ムハンマドを諷刺する漫画が掲載され、これに猛反発したイスラム教徒が各地で暴動を起こすまでに至っているという。大使館に放火するなどの過激な行動もあり、デモ隊と警官隊の衝突で死者も出る騒ぎになった所があったようだ。正味な話、風刺漫画を描いた人物は、まさかここまで話が大きくなるとはまるっきり予想もしなかっただろう。実際問題、作者達はどうやらどこぞへ雲隠れを決め込んでいるようだが。こうなってしまうと確かに、今更出て行く訳にもいかないだろう。
 イスラム教は偶像崇拝を禁止しているし、預言者ムハンマドに対する敬意は非常に強いものであるという。ムハンマドを偶像的に扱ったというのがまず一つ、ついでムハンマドをテロの首謀者的な調子で諷刺したことが一つ。個人的な感想を言ってしまえば、何でここまで過剰に反応するのか……という所ではあるのだが。これは、私のようにあまり意識しては宗教を信仰していない人間だからこその感想だろう。日本の有名なお寺や神社で誰かが立ち小便をしていたら、そりゃ怒る。まあ大分卑近にまで落とした話だが、要はこれよりも余程に酷いことをされたと彼らは受け取っているし、実際そうなのだろう。だからあれだけ怒っている。
 自分と全然異なる思考の人を理解するというのは、非常に難しい。考え方の近い人間ですら、なかなか理解するのは難しいし、完全に理解するのも無理だというのだから、そこにきて全く違う思考をする人を理解するのは、ますます難しくなる。ここに宗教が加わってくると……という論調にするのは好きではないが、宗教というのは強大な文化と思想のバックボーンであって、これが異なると思考の前提条件が大幅に違ってしまう。宗教的関心の薄いと言われる日本人でも、神前に出れば自然と両手を合わせるし、黙礼をする。お墓の前では手を合わせて頭を垂れる。が、これはキリスト教やイスラム教では存在しない習慣だ。似たような行為はあるにせよ。習慣というのは思考思想文化が一番出やすい所だから、ここが全然違うと言うことは、それだけの違いがあるということだ。
 ちょっとした話だが、あまり厳密にやっちゃ駄目というところまでいくかはともかく、タイでは人前で子供の頭を撫でるのは宜しくないと言われる。頭には神様が宿っているから、人前でむやみやたらに撫でるものではない……ということなのかどうなのか。また、こちらは割と厳密に守られているようだが、イスラム教では女性は肌を露出すべきでないとしている。こういう目に見える所での話なら良いのだが、目に見えない思想や文化レベルの違いになってくると、気が付かないうちに非常にまずいタブーをやってしまっているような場合も考えられる。
 今回の風刺漫画の一件は、そういう所を誤って踏み越えてしまったもの、という認識にして良いのかどうか。どうも、もしかするとまた報道なり何らかの組織が煽ったのではあるまいか、という気もしないではないのだが……。そう言えば、私も全然イスラムに関しては知識が無いような。一冊二冊くらい、簡単なものでよいから、雑学的に読んでおくのが良いのだろうか。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000212-yom-int)

 本屋に何となくで行ってみたら、森博嗣の新刊が出ていたのでついつい買ってしまった。その他、別役実の一冊、何となくの無駄ネタ雑学本が一冊、それからアイザック・アシモフの科学エッセイ三巻目。合計して四冊。金曜日辺りに古本で二冊また買っていた訳だから、六冊の積みが出来たことになる。ちょっと前は、こんなペースで一気に読んでいたら読むものが無くなるんじゃないか、とか馬鹿らしいことを考えていたものだが。案外に、次から次へと何となくだが読むものは出てくるものらしい。
 去年の今頃は、さて一体何を読んでいたのだったか。少なくとも、まさか今頃にアイザック・アシモフの科学エッセイを、うんうん呻りながら読んでいるなんてことは予測もしていなかっただろう。ああ、もしかすると、ちょうど民俗学の学術文庫を復古させていたような頃合いだったかも知れない。ただ、あの頃でも今でも変わらず、本棚に余裕がねぇ~とかいうのはずっと言っていたような気はする。寮に越してくるついでに二百冊以上減らしてきたのだが、結局はもうそれ以上の数が増えている計算だ。余裕がないのも当たり前か。
 まあ、それでも本を増やすペースを落とすつもりは無い訳であって。それすら落として読むのを止めてしまったら、それはもう私ではないような気もしている。小学校の四年頃から読み始めて、中断やら好みの変遷やらはありつつも、中学生、高校生、大学生、そして社会人になった今でもずっと続いている、ただ一つのものだ。きっと私がこれを止めるときは、私がいなくなった時だろう。ど~でもいいが、くたばったときに一番困るのは、きっとこの本の処分だろう……。まだまだ私なんぞ、数の少ない方だと思うのだが。

読み:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』二巻
買い:文庫『時間と宇宙について』『煙草の蘊蓄』『道具づくし』『工学部・水柿教授の逡巡』
途中:文庫『地球から宇宙へ』
累積読破:文庫3冊、コミックス0冊
累積購入:6冊

それでは。

寮の怪

2006年02月05日 22時33分43秒 | Weblog
2月5日分。

 ちょいとばかり謎なのだが、寮で生活をしていて、どうも靴下がすぐに失せていくという奇怪に直面していたりする。各部屋に洗濯機がある訳ではないので、一階にあるランドリー室で洗って、ついでに乾燥機もあるのでそこへ放り込んで乾かすのだが。いつのまにやら、靴下の数が減っている。おかしいな、最初はもっと数があったはずだし、途中で減ってきたな~と思って追加もしたのに、また足りなくなってきている。誰だ、食っちまったのは。
 そんな訳で、仕方がないからまた四足分を買い足してきた。普段は滅多に服も買わないという輩なのだが、まあ無いもんは買い足すより仕方がない。ついでなので、部屋着としてしょっちゅうハイネックを着ているから、これも一着買い足してきた。靴下は四足千円のセット物、ハイネックは季節の処分品から千五百円で一着引っ張り出してくる。後は、私服のジャケットに合わせられるベストが欲しかったのだが、さすがにこれは見当たらなかったのでパス。私服版のスリーピースにでもしようかと思ったのだがなぁ。
 これでも、昔に比べれば服を買うようにはなった。一応は就職して余裕が出てきたから……というのもあるが、まあ社会人だからねぇ、多少の見栄がないとマズイっちゃマズイわねぇというのが出てきたらしい。後はまあ、実際問題として、冬場は寒い。加えて、昔に貰った服をそのままずっと着ていたので、いい加減保たなくなってきたという所もないではない。前の四月からこの二月までで、パンツを二本、ジャケット二着、シャツが何枚かという所まで買い足しているから、結構多いというか、非常に例外的に多い。年によっては、というかほとんどの年が自分じゃ服なんぞぜって~買わね~という状況だったのに比べれば、随分マシになったもんである。
 ただ、それでも同年代に比べてみれば、明らかに衣服にかける費用は少ない気がする。その分をみ~んな本へ回してしまうか、もしくは預金口座に置きっぱなしにしている訳だ。

 ……で、腹がくちくなった状態でブログを叩いていたら、いきなりこれでネタが切れた。と言うよりは、書く気が下がってしまった。ぶっちゃけ飽きた。土日は大概すぐ飽きるので、いつものことと言えばいつものことか。で、本日分終了。

読み:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』一巻
買い:なし
途中:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』二巻、『地球から宇宙へ』
累積読破:文庫2冊、コミックス0冊
累積購入:2冊

それでは。

シュートザムーン

2006年02月04日 21時11分39秒 | Weblog
2月4日分。

 別に、タイトルに意味は無い。実家短期帰省を切り上げてさっさと帰ってきたので、妖々夢やってレザマリハードで六億六千万でクリアしてみたとかいうだけの話。最近になって、紅魔境のエンディング曲と、妖々夢のエンディング曲とのアレンジが、どっかの九分にわたる連続再生どぶウサラヤなアレンジ曲に入っていたのに気が付いたりする。妖々夢のやつに至っては、気が付いたのが昨日だったりするのだが。よくまあ、気が付かなかったものである。大体エンディングはスキップしてしまうからだが。
 まあそれはともかく、くそ寒い中を昨夜に終電を気にしながら実家へ戻り、終電間にあったな~と思っていたら、何げに母親と同じ電車に乗っていたことが判明してみたりと何だかしょうもない状況もありつつ。帰省の頻度がやたらと低いなとは思うのだが、あんまり近いのでかえって面倒になる。で、実家に一晩だけ戻って、飯をかっぱらって帰ってくるという訳のワカランことをしてしまった。親族チョコを土産にひっさげつつ、今はそれをぼりぼり囓りながらブログを叩いている訳だが。
 あんまり間食をしなくなったので、結構珍しい。ぼりぼり。太りそうだ……とか一瞬思ったが、私の場合はむしろ体重が落ちる方を気にしないとイカンのだから、気にする所が違うかも知れない。昼飯も何のかんので鉄板焼きのステーキだったから、普段に比べると非常にカロリーが高かった筈だが。これで明日は飯抜きでも大丈夫~とか言って、本当にやりそうなのが問題か。腹は減るので、一食は食うはずだが。これをやるから、体重が落ちるんだよなぁと理解はしつつ……と。

 アイザック・アシモフの科学エッセイの、二冊目に手を出している。何げにかなりの冊数が出ているようなので、しばらくはこれを相手にしているような気がする。取り敢えず一冊読むにも三日四日かかるので、これを連打で読んでいると、レビューが増えないということに気が付いてみたり。と言う訳で、今月は伸びが鈍るかも知れないが、請うご容赦。
 と言いつつ、金曜の帰りに中古で別の本を二冊買っていたりはする。何故か『サラブレッドの科学』とか色物を買っているのは、何となく見かけたから。ブックオフの五十円割引レシートを貰っておいて忘れていたので、二冊買っても百六十円。何か間違っているような気もする。本に限らないが、物の価値ってのは一体、本来どの程度のものだったんだろうなぁとか思ったり。何げに、この先は深夜になってから書き足しているので、日付変更前に打った分では、もうここで飽きたので日記切れてた筈。ごくごく稀に、こうやって後から書き足してることもあるのよ。珍しいパターンではあるけれど、と。
 ともあれ。昔は、本というのは凄く貴重な物だった。そもそも紙があんまり無いし、紙があっても印刷技術が無かった。グーテンベルクの印刷機が出来たことで、42行聖書なんて呼ばれた聖書が一般にも普及し始めた。元々は聖書は聖職者しか読まない物であって、今現在では広く普及している聖書も、最初はごくごく一部の人間しか読まない物だったということ。印刷技術が無かった頃は自筆で書くしか無かったのだから、本は大量生産の効かない単発物。写本はあったにせよ、時間もかかるし手間もかかる。そうそう数は無かっただろう。
 今では、紙もインクも印刷技術も存分にあるから、本はたくさん普及している。本の中身の出てき方も、『生協の白石さん』のように、本人のあんまし関わらない所から何時のまにやら本にまでなっちゃった、なんてことまで出てくるようになった。ちなみに、事情を知らない人のためにざっと解説してみるが。『生協の白石さん』という本は、某大学の大学生協職員の白石さんが、生協に寄せられる学生からの要望カードへの返信を書いて掲示していたものが大元。この回答がちょっと面白かったので、誰かがブログにこんな回答があったぞ~的に載せていたら、どっかのプロダクションだか何かの目に止まったらしい。そして、気が付いたらそこから本になってしまった。白石さん自身は、要望カードへの回答を書いていただけという訳だ。こんなことも、無いでは無い。
 ただ、たくさん本が普及するようになると、結果として一冊一冊の価値は相対的に見たらどんどんと減じていくことになる。年間に数万冊が新しく世に出てくるのだから、古い本は見向きもされなくなってしまう。書店の棚面積は有限で、長く置いていれば本も紙だから傷んでしまう。入れ替わっていき、忘れられていく。下手をすれば、見向きもされることなく手にも取られずに。何となく、それはそれで寂しい気もしないではない。
 でもまあ、古本から買いたたいてきている私も、あんまりどうこう言えたものではないか。

 夜中に、何となく東方の二次創作音楽を漁ってみた。あちこち二時間ばかり回ってみて、拾ってきたのは全部で大体八曲くらい。ネクロファンタジアだったり、上海紅茶館だったり、人形裁判だったり。どぶウサギの新曲……かどうかはともかく、上がっていたものも一つ落としてみた。ついでに、どうやら東方のライブを新宿ロフトでやるらしい。たまには、こういうのに行ってみるのも悪くないかも知れない。ただ、チケットをまだ売ってないらしいので、売り出す頃まで覚えているかどうかがかなり微妙。大方、忘れていそうな気がする。
 ここでもふと、ものの価値というものが、色々とあるものだと思う。今日集めて回ってきた八曲は、どれもネット上に置いてあるもので、自由にダウンロードしていって構いませんよというものばかり。つまりは、タダ。その分探して回るのは大変だし、自分の好みに合うかどうかは、個人のアレンジだけにかなり差がある。今日に回って聞いてみた曲数は多分、四十を下らないとは思う。その中から八曲。ちょっと甘めに残して置いた物もあるにせよ、五曲くらいは良い物を探り当てたと感じたくらいだから、今日はよく当たった方だろう。
 私はほとんど、市販の音楽CDを買わない。全く買わない訳ではないにせよ、ほとんど買わない。ならレンタルしてきてるのかと言うと、最近はそうでもない。今手持ちしているものでイイやと思って増やさないか、でなければ今日のようにネットから東方関連の物を落としてくる方が好みに合うから。たまに、とらのあななんぞに行ったときには、東方同人音楽のCDは買ってくることがある。実際、今一本、そっち系統でなら欲しい物がある。で、同人のCDは、安い。当たり外れは大きいにせよ、それは市販のJ-POPでも同じ。同人のCDでも、ネットをひっくり返していけば試聴出来ることも多い。上手くやれば、外れを引くリスクは下げられる。
 正味、市販のCDは高い。昔からこの類には高い、権利料を取りすぎだという指摘は続いてきている筈だ。何だかな、と、そう思う。私のように普段J-POPを聞かないようなのは、まあ置いておくにしても。本当にそのCDを聞きたい人がいるのに、ちょっと高くて買う気にならない、や~めた、となってしまうのでは、本末転倒な気がする。その人がレンタルに行ってしまえば、利益は入らなくなるじゃないか。誰のために、音楽を売っているんだか、忘れてはいないか。聞いて貰ってこその、CDなのに。
 ちょっと前、ナップスターのことが問題になって、裁判にまでなった。ナップスターの話がどうこうというのは、ぐぐってみれば出てくると思うので割愛。ただ、あれもやはり、権利料その他が高くてぼられてるんじゃないか、と本来聞いてくれている側が怒り始めた証拠なのではなかったか。いつまでも高胡座かいていられると思うなよ、という話。まあ、海賊版だの違法コピーだのも出回ってきているから、神経質になるのは分からんでもないのだが。
 ま、その辺の話は、私にはあんまり関係がない。興味があるのは、ただ東方の音楽の方面ばかりだから。ちなみに、東方の音楽に関しては、東方を作っている神主様が、自由にアレンジして公開して構わないとちゃんと明言している。だからみんな、好きにアレンジして好きに聞いている。ある意味、これも一種の理想型なのかも知れない、と思う。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』一巻、『地球から宇宙へ』
累積読破:文庫1冊、コミックス0冊
累積購入:2冊

それでは。

貧乏暇無し

2006年02月03日 21時46分50秒 | Weblog
2月3日分。

 貧乏暇無しというか、今日はさっさとこれから実家へ戻らないとイカンので、実際問題として比喩ではなく物理的に時間がない罠。終電が、終電が~。まあ、そんなに気にするほどのものでもないし、ぶっちゃけ面倒になったらこのまま行くの明日に引き延ばすという手もないではない。まあ、明日が面倒なので、できれば今日動きたいが。でも、外が寒いのよね。うごきたくねぇ~うへ~やべ~テラワロス。
 と言う訳で、今日はこれでブログブチ切りですよ?

読み:文庫『空想自然科学入門』
買い:文庫『ソロモンの指環』『サラブレッドの科学』
途中:文庫『スヌーピーたちのやさしい関係』一巻
累積読破:文庫1冊、コミックス0冊
累積購入:2冊

それでは。

土天海冥、さて次は?

2006年02月02日 21時46分05秒 | Weblog
2月2日分。

 米カリフォルニア工大チームが昨年7月、「太陽系10番目の惑星」として発表した冥王星の外側の軌道を周回する天体について、独仏の天文チームが冥王星(直径2300キロ)より大きい直径3000キロであることを確認した……のだそうだ。ニュース記事の頭をそのまま持ってきただけだが。いきなりこれだけをぽんと持って来られても分からんと思われるので、そのときの多少詳しいニュースも合わせて参照先に貼ってみた。勿論、自分がよく分からんかったので探し当ててきたわけだが。
 太陽系の惑星の数え方といえば、水金地火木土天ときて、最後が「海冥」となるか「冥海」となるかは年によって変わってくるのだったか。ということでウィキペディアをあさってみれば、基本的には冥王星の方が海王星軌道の外側に来ているが、楕円軌道を描くため、最近では1979年から1999年まで海王星よりも太陽に近かったのだそうだ。つまりは、今だと「海冥」の順番になっているということ。これまたウィキペディアから、冥王星はまだ唯一探査宇宙船の近づいていない惑星なのだという。これを受けて、この間に当ブログでも取り上げたが、探査機ニューホライゾンズが先月中ごろに打ち上げられたわけである。これが冥王星まで届くのは、ざっと十年ほど先だ。
 ニューホライゾンズははこれまで打ち上げられた中でも最速の探査機であり、打ち上げから9時間で月に、1年で木星に到達する予定だという。そのニューホライゾンズですら冥王星までは十年かかり、そして今回話題にしている新しい天体は、更にその冥王星の先にある。気が遠くなりそうだというか、もうまるっきり実感が湧きようが無い。さてはて、もし上手く軌道が重なるようなら、ニューホライゾンズを冥王星の後で更にこの新しい天体の観測に向ける……というのは、さすがに都合が良すぎるか。多分、全然違うところを回っているのだろうから、まるっきり見当違いの方向へ飛んでいくだけの話である。残念。しかしまあ、冥王星まででも十年。じゃあ、こいつには一体何年かかるのだろう。
 はて、大元のニュースに戻ってみると、この新しい天体の直径を測定したということになる。あんまり小さいのでは「惑星」と言うより「小惑星」じゃないかと突込みが入ってくるから、大きさどうこうはそれなりに関心事ではあるらしい。ただ、実は惑星と小惑星の厳密なる区分定義は無いらしいが。つまりは……え~、判断基準は、気分? これで惑星と認められた場合は、さてどんな名前が付けられるのか。惑星には、水星ならマーキュリー、金星がヴィーナス、火星がマーズ、木星がジュピター、土星がサターン……といったように、それぞれ神の名前が付けられている。ちなみに、サターンはどっかの悪魔のサタンではなくて、ローマの農耕神サトゥルヌスに由来する。この辺りまでがローマ神話に基づき、惑星の外見や運行上の特徴に即したネーミングになる。この後の、天王星=ウラヌス、海王星=ネプチューン、冥王星=プルートは、未使用の神話上の大物の名前を持ってきただけだそうだ。
 余談。何気に、この新しい天体の情報は、既にウィキペディアに結構詳細に載っている。探すときには、「2003 UB313」で探すと見つかるかもしれない。もしくは、「冥王星」の関連項目として登録されているので、そこから辿ってみても良いだろう。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000302-yom-soci)
(参照先:http://www.astroarts.co.jp/news/2005/08/01tenth-planet_nao126/index-j.shtml)

 とそんな感じで、またしてもニュース記事を先に持ってきてみた。昨日がキヤノンのインクカートリッジで、今日が冥王星のその次。取り上げてくるもんが節操ないのはご愛敬だが、格闘技系統の話と芸能関係の話だけは持ってくることは無いと思われる。何故なら、どっちも興味がないし、特に芸能関係は嫌いだから。
 しかしまあ、大体持ってくるのは、環境か、経営か、でなければ天文関係のものが多いんじゃあるまいかと思うのだが。と言うか、これ以外の話で持ってきたことがあるのは、選挙とかそういうものくらいじゃなかったかしらん。環境と経営はどっちも大学でやっていたことであるし、天文関係は笹本祐一作品の影響か。上の話を叩くためにウィキペディアを延々眺めて、天体の所をず~っと一時間ばかり眺めていたのは秘密。
 さて、仕事で凹んだというか自分が情けなくなったりとか、どうも明日の夜は失踪しないとイカンのじゃないかという見通しになってきたとか、色々ありましたが。ともあれ明日から樹海に行きますので探さないで下さい……冗談ですよ? 真に受けないように。一度くらいは樹海に行ってみたいのは確かですけれども。実際には土曜の昼に実家へ戻らんとイカンので、可能なら明日の内に移動してしまおうという感じ。いっぺん戻ってきて、着替えてから再出撃しても良いっちゃ良いのですが、さてどうするか。
 そんなこんなで、本日分はこれにて終了~。

 ついで。もう好きにしろ、俺はもう知らんw
 何のことだかようワカランだろうけれども、そう言いたくなっただけ。ま~た久し振りに、ちょっと長期化して波が下降中。ま、もうええわw

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『空想自然科学入門』
累積読破:文庫0冊、コミックス0冊
累積購入:0冊

それでは。

キャノンじゃなくてキヤノン

2006年02月01日 19時57分36秒 | Weblog
2月1日分。

 キヤノンの家庭用プリンターに使うインクカートリッジは、基本的に一回使いきりの消耗品である。で、この空になったカートリッジに、まあキヤノンのカートリッジに限らないが、例えば他の会社のインクを再度充填するなどして売っているリサイクル品があるそうだ。プリンター、インク、リサイクルくらいの単語でグーグル検索してやれば、そういったリサイクル品のカートリッジを販売しているネットショップなんぞが引っかかってくる。当然、キヤノンの正規品カートリッジよりは安い。で、こういったリサイクル品カートリッジは特許権の侵害であるとして、キヤノンが裁判に打って出ていたのだという。
 一審の東京地裁ではキヤノン側の請求は棄却されており、控訴して知的財産高裁へと状況が進んでいた。キヤノン側は「純正品は設計上、使い切り品。廃棄されたカートリッジに多くの手間と技術、設備を利用してインクを再注入した再利用品は、特許権侵害に当たる」と主張しており、一方で訴えられた方、リサイクル品を輸入・販売していたリサイクル・アシスト社は「インクの再注入は『修理』にすぎない」として反論して真っ向から対立していたが。この知的財産高裁での判決が出たと言うのが今日のネタ。結果は、キヤノンの逆転勝訴である。但しこいつには裁判所から留意しておくべき意見も付いており、曰く「リサイクル品自体は奨励されるべきもの」という指摘がなされていたりする訳である。
 キヤノンに限らない話だが、家庭用のインクジェットプリンターの場合、プリンター本体ではほとんど利益が出ない。ゲーム機のハードも同じようなもので、ハードを安価に大量供給しておいて、後はソフトを継続的に売っていくことで利益を持っていく。似たようなもので、プリンターも本体より替えのカートリッジを継続購入してもらうことで利益を取る。恐らくはiPodなんぞもこの類と推測されるが、あれはどう考えても、他の同水準のMP3プレーヤーよりも安価過ぎる。ではその分をどこからもってくるのかといえば、アクセサリーと、電池交換になる。アップル社に交換を依頼した場合、通常だと6800円+消費税といったような価格になるようだ。これまでは一万五千ほど持っていっていたそうだから、二回も交換すれば見事にもう本体をもう一台買うようなものだ。半額ほどになったとは言え、やはり高い。
 全く同じではないにせよ、初期的な段階では利益が出ず、後の段階で利益を回収するといったようなモデルのビジネスはたくさんある。そういった中で、言うなれば相乗りというか後からタダ乗りする形で乱入してくる新手が出ることもあるわけで、キヤノンとしてもそういった手合いに利益を持っていかれてはたまらない、という思考から訴訟へ持ち込んでいたはずである。似たような話としては、訴訟までは行かないにせよ、ネット回線網の話がある。みかかさんが必死こいて莫大なお金をかけて作った通信網を、例えばやっほ~さんとかが横からプロバイダとしてかなりの低価格で参戦して掠め取っていった、というような具合だ。まあ、使わせてもらう側としては非常に有難い話だが、作った側としてはたまったものではないだろう。高止まりされても、こちらとしては困ってしまうのだが。
 ただ、iPodの例でも出しはしたが、後から利益を回収するような類の場合、消費者側のランニングコストがかなり高くなる場合がある。ちなみにだが、iPodは自力で電池交換をするという選択肢も無いではない。これをやる場合、本体を自分で開けた時点で保障の対象外となるが、三千円だか四千円だかで送ってもらえるらしい。選択肢としては、悩むところか……。キヤノンのカートリッジなども高いと感じるところで、単色でも千円ちょっと、六色組みのものだと六千円にもなる。これを見てしまうと、まあiPodはともかく、カートリッジはリサイクル品を使いたくもなってきそうだ。ネットで情報をさらってみると、ネットショップでは物によっては定価の半額近いものも見受けられる。さすがにそこまで下がっていると質がおっかないが、安いものを使いたいのは当然の消費者心理だ。
 キヤノンはカートリッジで荒稼ぎしすぎだという指摘もあるし、リサイクルカートリッジ化を進めていけという裁判所側の注文も時流に乗ったものではある。実際問題、カートリッジは回収しているとは言え、店頭でポストに放り込むような形であるから、どの程度の回収率となっているのかは正味、分からんのではなかろうか。回収した使用済み品はセメント材料に再利用しているということらしいが、そもそもその話は、このニュースを聞いて初めて知ったくらいだ。取り敢えず知的財産高裁では勝ったものの、まだまだ難題は多そうな気配である。
(ネタ元:http://www.asahi.com/business/topics/TKY200602010118.html)
(参照先:http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051104AT1G0400Y04112005.html)

 と言う訳で、ずずずい~っとキヤノン絡みのニュース話を先に持ってきておいて、個人的にこれ叩いてる時間が夜なので勝手にこんばんわなのですわよ皆様方。昨日も中央線快速でえらいめ遭ったと思ったら、今朝も今朝で若干遅れが出ていやがった罠。更にその煽りなのか総武線も混み合っているわ、山手線でも若干の遅れがまたしても出ていやがるわで、何か呪われてるんじゃないか今日はと思わなかったこともない訳だが、さてお祓いして効くのかどうか。
 ぼつぼつ仕事も忙しくなってくる頃合いで、と言うか今日から一週間くらいが一番忙しい……筈なのだが、ど~もまだ波が低い。局所的に高くなることは無いでもないが、全般にまだ水位が低い感じ。ま~た例によって後にずれ込んでくるんだろうなと思ったりしつつ、会社で空いた時間に日経ビジネスを読みつぶしていくのであった。電車と休み時間に文庫、会社での空き時間では日経ビジネス。文字ばっかりじゃないか。
 文字に埋もれて会社から帰ろうとしたら、今度は雨に降られるという罠。どうもずっとオフィスの中にいてまるっきり外へ出ないものだから、雨が土砂降りになっていても全然気が付かないという所がある。終わり間際になって、どうもテレビのサンドノイズみたいな音が遠くから聞こえるような気がするなと思っていたら、オフィスビルの外へ出てみてようやっと雨が本降りになっていたと気が付く不思議。
 冬場の雨は、場合によってはくそやろう止めやがれプチ殺しますわよと言いたくなることもあるが、今日のように景気よくどしゃどしゃ降ってしまうと、それなりのおしめりになるのでむしろ体感温度は上がる。これだけの雨量のときに上空に寒気が入っていたら、それこそ中央線快速辺りは大雪で止まるんじゃあるまいかと思ったりもするが。いい加減トラブルばかりの路線だけに、今更雪で止まってももう腹も立たない。この間の雪のときも、結局は止まったらしいし、と。
 雨で車内の床が濡れると、踏ん張れません。こけそうになりました。もうちょっと床工夫できんのかと思ったりしつつ、本日分お終い。

読み:なし
買い:なし
途中:文庫『空想自然科学入門』
累積読破:文庫0冊、コミックス0冊
累積購入:0冊

それでは。