黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

飽和?

2015年03月18日 22時24分36秒 | Weblog
3月18日分。

 毎度。今日も今日とて、実家の引っ越し関連の手続きやら何やらでお外へ連行されておりました。幽霊です。まあ引っ越しそのものは、私自身何度も繰り返してきているので、それほどもう何とも思わなくなってきているのですけれども……。ただ、自分一人が移動するのとは違って、「家」の単位で移動するとなると、なかなかに色々と手間がかかるもので。
 荷造り1つにしても、私自身の分だけなら大した量にはなりません。突貫作業でぶっ込めば、せいぜい3日あれば粗々ではあっても何とかなるレベルです。ただ、「家」という単位で移動することになると、それまでの生活そのものが全て移動するわけで、しかもそれが個人単位ではなく複数人単位でごっそりと、ということになるわけで。荷物の少ない家ならまだ良いのですが、ここの家は仕事柄もあって荷物が相当多いので、まあ3日とかくらいじゃまるっきり終わる気配もありませんわな。
 なお、本日の移動用件は、ガスの開通関係ですね。実は借家に一時的に入る形なのですが、そちらの借家の現状が色々とね……問題がね。そんなわけで、ただ引っ越すだけではなく、諸々の面倒ごとが上に加算されてしまったため、非常にかったるい状態になっております。そして更に更に、不動産業者がこれまた「そんな業者で大丈夫か?」レベルなもので、ストレスがマッハです。主にうちの親父様の堪忍袋の緒的な意味で。
 しかしまあ、この手の役所やらインフラ関係の手続きって、立ち会いが必要だったり、ネット上で済ませられなかったりで、どうにも効率が悪くて困ります。自分一人で動くときでも、これが一番面倒くさいのですよね。

 さて、今日はほとんどゲーム系のネタというか、進捗が無いため、ゲームの話題は無しにします。その代わり、ゲーム業界関連の時事ネタ等を拾っていこうかな、といったところで。

 まずはコレ、既にご存じの方も多いでしょうが、「任天堂、新ゲームコンソール「NX」の開発を発表 ―2016年にも登場へ」といった話。そして同時に、任天堂とDeNAとの間での資本提携の話も出ていますね。
 ……んー、しかしこれ、市場は任天堂の株価上昇で「評価する」方向に動いたようですが、どうなんでしょうね? 従来、スマホ系のゲームへの参入には慎重だった任天堂がそちらへ踏み込んできた、ということでより一層の成長を目指すと見たのだろうとは思うのですけれども。実態としては、DeNAに据え置きハード機向けのヘヴィゲームで積み上げてきた実績をかすめ取られる、というだけのオチに終わらないことを祈っておきたいところですけれども。
 任天堂の持ちキャラをつかっての、ゲスいスマホゲーム量産なんて状態になると、むしろ後々でのブランドロイヤリティは下がりそうな悪寒もしますが、さて? あまり、企業の持つブランド価値を軽視しない方が良いと思うんだけどなぁ。そしてまた、ブランドに価値を見いだして買ってくれる消費者というのは、ブランドの毀損にも結構敏感だということも、軽く見ない方が良いように思うのですけれども。まあ、こっちに関しては、今後に期待と言うことで。

 ところで、スマホゲーやソシャゲの類って、どんな特徴のあるものだっけ? というおさらい的な話を、ちょうどうまくゲスくまとめてくれている記事を見かけましたので、貼っておきます。実際、今私自身がやっている「かんぱに☆ガールズ」も、かつてやっていた「千年戦争アイギス」も、ついでに少しだけやった「Lord of Walkure」も、思いっきりこれに該当しましたね。「艦これ」も、この域をあまり出ません。
 さすがにシンデマスこと、「アイドルマスター シンデレラガールズ」などには手を出さないようにしていますが、アレはもうゼニゲバの最たる究極系のようにも思われますね……。こうやって冷静に引いて眺めてみると、いやホント、ひっどい仕組みの出来上がり方だよなぁと思うわけですけれども。

 こんな形でソシャゲは成り立っているわけですから、当然ながらソシャゲ市場も飽和が近くなりつつあるということに。モンストや艦これ、シンデマスなどの超有名コンテンツがユーザの抱え込みを進めていますから、次第に残るパイが減っていき、拡大の速度は落ちていくことになります。まあ元々、ソシャゲの基本構造というのは、1つ前の段落で取り上げた記事の通りですし。今ありふれているもの以上の作品を作ること自体は出来るかもしれませんが、そこから見込める収益と開発費との兼ね合いを考えれば、まず間違いなく赤字になるでしょうね。
 そういった変動の中で、DeNAは任天堂と組むという選択を出してきたとも考えられます。ちなみに、今しがたにリンクした記事の末尾で、ユーザ同士によるコミュニケーションの民主化という方向性を示していますが、既にニコ動などではこの形態がかなり前から始まっていますね。ニコ生でのゲーム実況系は、マインクラフトやPSO2、モンハンなどのプレイヤー同士が協力なり対戦が可能なものが多くなっていますし、ソシャゲ側からも艦これや千年戦争アイギスの実況がかなりあります。
 ただ、そこに集まっている層は割と動きの速い層でしたから、この後の方向性としては、追っかけで後から入ってくる層も徐々に増えてくる……かどうかはちょっと疑問ではあります。正味、ニコ動のような方向性はヘヴィなタイプのユーザが主流で、ソシャゲに今集まってきているライト層は、あまり踏み込んでこないのではないかなぁ、と。ニコ動の発展版やライト版のような形には、あまりライト層は集まってこないような気がしています。
 加えて言うならば、ソシャゲのゲームシステムは、そも新規性は最初から無いに等しいレベルです。既に据え置きハード機か、もっと前からあったMMO、もしくはアーケードのゲームのシステムを多少いじっただけで、むしろ簡略化して濃度を薄めたものが圧倒的主流派です。かつ、後から出てくるソシャゲのシステムは、他のソシャゲのつなぎ合わせか、下手をするとイラストを差し替えただけレベルもありますし、新規性で受けたのではなく、手軽さと射幸心を煽る方策でのみ受けたと言えるでしょう。クリエイティブな方向性ではなく、きわめてゼニゲバ的ゲス発想から広まったものだと考えています。

 んー、しかしそうなると、この先の方向性ってどうなんでしょうね。少なくとも、現状から見ても据え置きハードや、手間暇のかかる古典的でヘヴィなゲームはもうメジャには復帰できないでしょうが……。操作端末がスマホメインに既にシフトしていることから、少なくとも隙間時間にプレイできるもので、あまり手間を多くかけなくとも良い物。かつ、操作感が直感性に訴えるもので、他のプレイヤーとのランキング等の競争心を多少煽る形のものにはなるでしょう。
 その内に、モーションキャプチャー的な要素と組み合わさるとか、AR(拡張現実)の方向性と合体していくだろうな、ということは考えているのですけれども。ああ、今ホントにぽっとわいて出た妄想ですが、スマホのカメラで周囲の風景をキャプチャして、その風景を戦場にピクミンみたいなのがわーっと走っていって戦争とか、ゴール地点に到達出来たらOKとか、そんなのはその内出てきそうですね。で、指先で橋を架けたり、タッチ操作でジャンプを指示したりとか。モーションキャプチャーまで行かなくとも、風景を取り込んだ後で、今度は手の動きをリアルタイムにカメラで追うことで、ピクミンもどきを手のひらで運んだりする、なんて要素くらいは出来そうな気がしますねぇ。
 まあ、そんな妄想を垂れ流したところで、本日はこれまで。

 ではでは。ひゅう、どろん。

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