黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

女性専用車両

2005年05月09日 21時23分05秒 | Weblog
5月9日分の日記という事で。

 今日から一週間、ま~た会社かと思うとちぃとばかし気が重かったりしますが、まあそれでも給料のためには会社に行かんとな~ということで行ってきた輩です。現場部門の見学回り、その一箇所目も明日でお終いになるのですが、明後日からはまた二箇所目の現場部門へ回るだけの話で。それが三つ目まで続いて、ようやっと現場回りはお終い。それが終わると研修のまとめとやらをやって、六月からは各部門への正式配属になります。まあどうやら、配属後の最初のお仕事は、会社のビルが引っ越すのだそうでその荷物詰めとか荷物運びになりそうな悪寒~、と。
 入社一ヶ月にして既にやる気がほとんど失せているような気配もありますが、元々私の就職動機は「この仕事がやりたい!」とか「この会社に入りたい!」というものではありません。そんな高等なものでもなく、積極的なものでもなく、ただひたすらに「まあ生活するにゃ金が要る」というだけのこと。アルバイト生活をするよりも、一応は正社員として会社に入り込んだ方が賃金関係は安定する筈。それと世間体というものもありますし、私は一人っ子な分ますます周囲から就職しろ安定しろコールがありますし。ま、他に何も芸がありませんし、これはこれで良いのでしょう、きっと。
 余談ですが、個人的には物語主義的な考え方が結構好きだったりします。物語主義というか、全ての事柄は一定方向へ収束していく、その時にそれをやらなくても後で結局やることになる、もしくは自分がやらなくても単に他の誰かが代わりにやるだけ、どうやったって最後は変わらない、そういった考え方ですね。私の場合、色々と紆余曲折しているようで、実際にはほぼずっと同じような方向へ向けて収束し続けていたような気もしていたり。今の自分が好きか嫌いかというのはまあ別問題としても、今の自分の姿を見てみれば、多分この形以外にはあり得なかったろうな、と感じます。
 今の姿以外の自分自身を、私はまるっきり想像できません。と言うよりも、今の自分自身の姿が三年後くらいにどうなっているか、ということすら想像できません。それ以前の問題として、多分、私は自分自身のあり得たかも知れない別の姿やら将来の姿やらに、ほとんど興味が無いようです。今の自分自身にすら、大した興味が無いくらいです。毎日をまあ適当に暮らして、本を読んで、一応は仕事をするだけして。衣食住はそんなに望まず、本を多少望み、後はネットがあればまあ満足。大きな満足は別に求めず、些細に小さな満足を得ながら苦の少ない人生を。それがどれだけ貴重なことか、何となく、感じ取っているから。

 さて、話題変わって。今日から東京の私鉄各線で、朝の通勤ラッシュ時に女性専用車両が設けられることになりました。痴漢被害が年々増加しつつあり、昨年は過去最悪の数値を記録したがための対策……とは言われていますが。実際には、痴漢被害の総数自体は大して変わっておらず、表に出てくる割合が増えただけなのではないかな、とも思います。いや、総数も結局は増えているのかな……まあ、ろくでもない状態なのは、確かでしょう。世の男どもは……とか言ってみたりしつつ、私も男でしたっけね、と苦笑い。
 社会人になって、毎朝通勤ラッシュに巻き込まれるようになると、必然的に電車の中で女性客の近くに立たざるを得ないことがあります。今朝もそうなったのですが、私の目の前に女性客が来てしまって、こりゃ~勘違いされないように気を付けねば、と両手でつり革に掴まっておりました。知り合いの女性というか女の子に訊いてみた所、両手を上にあげている男性客なら、まあまだ安心できるとのことで。ただ、満員電車の中だと両手を上にあげる暇もなく、両手を人に押さえ込まれてしまうことも結構あります。気を付けたい所ではあるのですが、どうにもならんという所もある訳で。う~む、悩み所。
 その意味ではまあ、女性専用車両の導入というのは良いことです。女性客にも良いでしょうけれど、男性客側からしても、いらぬ勘違いやら誤解やらを招かなくて済むということがある訳で。空いている電車ならまるっきりそんなことは気にしなくても済むのですが、東京では毎朝通勤ラッシュは混み合うものと相場は決まってしまっているので、こういうのはどうしても気にせねばならない所です。かつ、結構日常的に痴漢やら何やらは起こっているようで、下手するとこちらが濡れ衣というか誤解を受ける可能性も無いとは言えません。嫌な世の中だな~と思いつつ、嫌なのは世の中じゃなくて痴漢なんぞする輩か。
 ……ちなみに。私が毎朝通勤に使っているのはJR中央線ですが、これには女性専用車両はありません。何せ混み合う路線だけに、一両だけでも専用車両を作ってしまうと、他の乗客にしわ寄せが来やすくなります。この辺りが非常に難しい話で、しかし痴漢が発生するのは当然のこととして混み合った車内ですし。どうすりゃいいのやら、この問題。何はともあれ、男は痴漢に合うことも無いので、まだ気が楽です。満員電車に毎朝揺られるのはまあ、それだけでも不快ではありますけれど、ね。

 食べ物の話。たまたま99円ショップで買い物をしていたら、ネタなカップ麺を発見しました。その名も、「ガッツ麺スタミナ醤油ラーメン」。ガッツ、ガッツ石松、伝説の男。そしてその売り文句もガッツらしく、「うまさOK牧場」。これは……これはもう、買うしかないでしょう。どうせ晩飯の取り合わせなんていつも、ご飯パック、野菜総菜一品、冷凍食品、汁物一つという代わり映えしないものですし。ここでネタを取らずになんとする、という所です。しかしまあ、最近はこういう一発ネタ的な食べ物も多いなぁ。ああ、でもそういうのは結構昔からあるか。
 が、まあ、食べてみればふつーのカップ麺です。しかもエースコックのでかいサイズのカップ麺で、結構味が濃いめなので、途中であっさりと味に飽きます。下手すると胃もたれしそうです。素晴らしい、ガッツで食わなければならないカップ麺だったのか! まさにネタ! まさに伝説の男のカップ麺! ここの所は味の好みが大分薄めになってきているので、個人的にはちょ~っちキツイです、これは。とにかく質より量で濃いのが好きというのであれば、まあOK牧場でしょうけれど。
 そもそも、カップ麺に個性を求めようというのが間違いのような気はします。ちょっと前までなら各社差別化に随分意欲的で、例えば「グータ」であるとか、ああいう高級志向のものもありました。が、まあさすがに99円ショップに並ぶ程度のものでは、差別化も何もしようがないというか、差別化に費やせるコストに見合う価格帯ではないので、結局は一山幾らの同じような代物がずら~っと数だけは並ぶ訳です。一応はパッケージだけは違いますが、中身は大して違いも無し。変なネタを狙うよりは、定番のチキンラーメンでも買った方が安全というのが今日の教訓でした。

〈今日の一言〉
連休明けは……だっる~。
ってゆ~か~、超だるだる~ってか~、もうやってらんないって感じぃ~?

それでは。

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