黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

ふむ

2009年02月10日 00時08分07秒 | Weblog
2月10日分。

 毎度。まだ金曜じゃないのですが、まあ明日は休みだしってことで、ちょっくら後輩と飯を食いに行ってから、ゲーセンでちまちま遊んできました。幽霊です。いい加減、オトメディウスも飽きたなー。代わりに、虫姫さまふたり黒レーベルが今更に楽しいですな。オリジナルモード限定ですが、スコアの稼ぎ方は大体分かってきたので、後はいかにして死なないようにするか、の勝負です。『迷惑な進化』も予定通り読み始めてますが、なかなか宜しい感じ。三日四日で終わりそうです。
 そんなこんなしていたら、鬱周期からゆっくり抜けつつあるようで。昨日一昨日辺りからブログのテンションが少し上向きになったかな、と思ってはいたのですが。まだ復旧とは言えないまでも、ある程度持ち直してきたようです。相変わらず、いつの間にか鬱周期に入って、またいつの間にか戻ってくる身体ですな。不可解だこと、本当にもう……。ま、付き合っていくしかないんですけどね、これはこれで。

 えー。今読んでいる『迷惑な進化』という本は、タイトルの通り、人間の進化に関する本です。人間の病気の内、遺伝やらに起因するような病気が何故存在しているのか、というのを人間の進化の過程から考えてみよう、という本。つい最近に、全く同じような説明を別の本の紹介で書いた気もしますが、ソレもそのはずで、そっちのブルーバックスの本の参考文献ですしね、コレ。内容的には若干被るというか、似通ったところはありますが、『迷惑な進化』の方がもう少し突っ込んだ内容で、かつ進化の方面に焦点をもう少し振り向けてある感じですね。
 進化論といえばやっぱりダーウィンが有名ですが、ダーウィン的な進化論とは別の進化論の方向性として、グールドの本を前に読んだことがあります。ええと、何だったかな。ハヤカワ文庫NFの……そうそう、『ワンダフル・ライフ』ですね。ダーウィン側では、その環境なりに適した形質を保った遺伝子が残っていって進化を重ねていく、みたいな感じの話になりますが。グールドの提唱した方では、ある一時期にドバッと一挙に多用なる形質が生み出され、その中でたまたま生き残った連中が進化の結果として残っていく、みたいな言い方をしています。これはこれで、後になってから都合の良い解釈ばっかしてるんじゃないのか、というような反論も出てますが……。
 この辺りの分野もまだまだ全然読み込みが足りないところで、先は長そうです。とりあえず、ブルーバックスの『進化から見た病気』と、グールドの『ワンダフル・ライフ』、それに今私が読んでいる『迷惑な進化』の三冊は、基本的に本を読む人になら薦められそうです。ただ、『ワンダフル・ライフ』はかなり長いし分厚いので、物好きにとりあえず限定してのお勧めでしょうか。さてはて、これを読み終わったら、また次を買わないとなぁ……なーに買おっかな。

 それでは。ひゅう、どろん。