旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅の小窓~11ぴきのねこラッピングトレイン運行記念セレモニー&三戸駅前散策

2019-11-15 16:28:18 | 旅の小窓
 今日11月3日、延期になっていた「11ぴきのねこラッピングトレイン運行記念セレモニー」が行われるので、由利高原鉄道「B級グルメ列車2019」に参加した足で、大曲経由で今朝の「はやぶさ」1号で9時21分に八戸駅に到着しました。


 本日有効の三戸駅までの乗車券を購入すると、先着300名に特製「きっぷホルダー」がプレゼントされます。
 先ずは場所の確認!
 「ラッチ内」?一体どこのことだ!
 「改札口の駅係員」に声をかけるのだから、「改札内」と書いてもいいんでない!


 まだ時間があるので「ドトール」で休憩。
 いつもの、ブレンドコーヒー+ジャーマンドックを注文。


  10時過ぎに「改札内」へ。予想以上に並んでいる人が居ました。


 『11ぴきのねこ』は、1967年(昭和42年)にこぐま社より発行された、「とらねこ大将」をリーダーに、11ぴきのねこたちが物語を繰り広げる計6冊刊行された絵本で、作者の馬場のぼる先生のふるさと青森県三戸郡の南端、岩手県との境に位置する三戸町は、その偉業を称え11ぴきのねこによるまちづくりに取り組んでいます。
 今年は町制施行130周年にあたり、ふるさと納税やこぐま社からの企業版ふるさと納税制度によるご寄付を活用して、今回のラッピングトレイン運行に至ったようです。


 一日駅長として三戸町から「とらねこ大将」と部下のねこが、一日駅長として登場。


 予定より早めにキップの販売が行われました。


 特製「きっぷホルダー」は、「とらねこ大将」でした。


 改札内とホームの乗車案内にも2種類の『11ぴきのねこ』表示。




 階段下のスペースでは、トミーテック社の鉄道模型TOMIXが2020年(令和2年)2月発売開始予定の「11ぴきのねこラッピングトレイン」と、すでに販売している三戸・八戸間で2台運行している南部バス(岩手県北自動車運行)の、「11ぴきのねこラッピングバス」が展示されていました。


 定刻11時17分。入線してきました。




 記念セレモニーが始まりました。
 ファインダーをのぞかず、とにかくカメラを高く上げてシャッターを切りました。


 テープカットのようです。




 乗車開始です。


 ハイタッチが恥ずかしい大人も・・・。


 ラッピングの他に、つり手にも「とらねこ大将」と部下のねこ。


 定刻11時35分。「出発!」


 到着時刻が公表されていないので分かりませんが、北高岩・苫米地・剣吉・諏訪ノ平駅と途中各駅に停車します。
  お天気は秋晴れ。


 沿線のりんご園では収穫作業が続いています。


 11時56分。三戸駅到着。


 まずは、帰りの切符を購入。
 三戸駅で配布している特製「きっぷホルダー」は、部下のねこでした。


 駅前には、到着に合わせて「11ぴきのねこラッピングバス」1号車、2号車が並んでいました。


 ピンクの1号車はお役御免になる日も近く、2台並んで展示される機会は貴重なようです。


 帰りの電車まで1時間程あります。
 三戸駅へ来たら「竹林せんべい店へ」。


 包装紙がなんとも言えない。


 青森県南部地方から岩手県で食べられる「南部煎餅」。地域によって特徴があり三戸の南部煎餅ははサクッと軽い口当たりが特徴です。
 今日は3種類購入です。小麦粉・胡麻・食塩・重曹で生地を作って焼いた、一般的な「ごませんべい」。


 砂糖を加えたすりごまを塗った「ぬりごませんべい」。


 生地にチョコレートを練り込み、アーモンドスライスを載せ焼いた「チョコアーモンドせんべい」。


 そして、昨年12月に開店した「南部どき」へ。


 正直よく分からないお店です。
 燻製がメインのような・・・。



 新聞の紹介記事によると喫茶店のような・・・。


 店内へ。
 「スモークナッツ」がメインに、「燻製柿の種」「スモークチョコレート」。


 他には何が・・・。


 う~ん・・・。
 ブレンドコーヒーに、カウンターにあった「燻製玉子サンド」。
 おぉ~燻製玉子だ。


 2階はこんな風になっています。


 お土産に、食べたことのない「燻製柿の種」と好きな「スモークチョコレート」。


 そしてもう一つ。
 なんと「SMOKED COFFEE」。
 家に帰って飲みました。
 コーヒー飲んで50数年。
 小学校低学年だった昭和30年代に、初めて飲んだ「コカ・コーラ」に次ぐ、衝撃的な飲み物でした


 そろそろ、八戸駅に戻ります。
 帰りの臨時列車は三戸駅発13時11分の各駅停車です。


 鉄道ファンのために行き先表示を色々見せてくれていました。


 乗客が乗り込む頃には「臨時」の表示に戻っていました。


 出発前には「とらねこ大将」と部下のねこが車内へ。






 最後はホームでお見送り。




 八戸駅13時33分着。
 ここで、14時21分発、青い森鉄道線下り 普通 青森行に乗り換えます。
 


 「秘境駅」とも言える千曳駅では、乗降客ゼロ。


 千曳駅を出てすぐ、東京駅・青森駅間で一番長い大平トンネルに入ります。


 トンネルを抜けると、間もなく野辺地駅に到着します。
 由利高原鉄道「B級グルメ列車2019」とあわせて1泊2日の旅も終わりです。

 青い森鉄道では、好評の「11ぴきのねこラッピングトレイン」の運用予定を公表しました。天候や車両メンテナンスの都合などにより、ラッピング車両以外での運転となる場合もあるそうです。
 11月8にちから11月25日の運行計画は以下の通りです。
パターンA(11/8,11,14,17,20,23)
 八戸5:42発 青森行き 561M
 青森7:42発 浅虫温泉行き 1554M
 浅虫温泉8:17発 青森行き 1555M
 青森17:23発 八戸行き 584M
 八戸19:35発 青森行き 591M
 青森22:20発 八戸行き 596M

パターンB(11/9,12,15,18,21,24)
 小鳥谷6:18発 八戸行き 2563M
 八戸7:47発 三戸行き 2564M
 三戸8:30発 八戸行き 2565M
 八戸15:57発 三戸行き 2568M
 三戸16:30発 八戸行き 2569M
 八戸17:05発 二戸行き 2570M
 二戸17:51発 八戸行き 2571M
 八戸19:01発 三戸行き 2572M
 三戸19:59発 八戸行き 2573M
 
パターンC(11/10,13,16,19,22,25)
 三沢6:52発 八戸行き 2520M(※土日休日運休、11/10,16の運転はありません。)
 八戸7:13発 盛岡行き 4520M
 盛岡9:12発 八戸行き 4525M
 八戸11:15発 三戸行き 2566M
 三戸11:43発 八戸行き 2567M
 八戸16:11発 盛岡行き 4534M
 盛岡18:15発 八戸行き 4541M
 八戸20:27発 三戸行き 2574M
 八戸22:23発 三戸行き 2576M


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