徳ちゃん繁昌リポート

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【市場探訪】神戸新鮮市場/なぜ?この店だけが?

2009年10月01日 | 仕事モード
神戸の台所、神戸新鮮市場は歩き疲れるぐらいに広くて長い。目的の店もない出張旅人にはちょっと休憩椅子でもほしいところ、喉もカラカラです。

ところが、ぐるぐる回った市場の中でひと際客の並ぶお肉屋さんがありました。『橘屋』という屋号です。オープンケースでの対面方式と店頭に平ケースがあるだけのこじんまりとしたお店。しかしその店だけが?何故か不思議と人だかりで賑わっているんです。目を疑いましたよ。仕事柄、何度も何度も店の前を行き来し観察した訳でして。お肉の値段も市場内の他店とほぼ同じだし、肉質や肉色もあまり変わらない、目立つ販促POPもどの店もほぼ同じです。何故この店だけが?何故だろう?と自問自答をしました。当然、お肉の美味しさは評判のお店とは思いますが。その内、客の視点で見ると、なんとなく集客繁昌の仕掛けが分かったような気がしました。「高い作業場」、「女性スタッフ」、「待たせる」、「声掛けなし」、「売り方改革」。なるほどですね。皆さんお分かりでしょうか。確かに客の心理を突いた繁昌店の要素が揃っています。こんなやり方すれば生鮮食品の他の業種でも通用するはずで、客もどんどん集まってくると思いますよ。

駅からタクシーを使って行った甲斐がありました。いつも自己満足していますが、フフフ・・・フン!なんか得したような気がしました。

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