徳ちゃん繁昌リポート

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【現場通信記】「叱る」ことは成長に繋がるもの

2015年02月17日 | 仕事モード
最近、子供を叱らない親が急増!仕事で訪れる会社や職場でも叱らない上司が多いようです。「叱る」ことがパワハラと捉えられたり、叱られたことが原因で部下が簡単に退職する場合もあり、叱れないのだそうです。また、職場の雰囲気や上司として嫌われたくないといった意識が働いていることも一要因のようです。昔と違って上司も大変のようですね。

そもそも「叱る」と「怒る(博多弁:はらかく)」はまったく違うのです。「怒る(博多弁:はらかく)」という行為は理性を失って相手を否定するという行動、それに対して「叱る」とは注意を促すということ、即ち相手の成長を期待して否めるという行動です。教育ママがデキの悪い子供を怒り付けるのに対して、帰宅した優しい父親が叱りながら諭すという場面でしょうかね。子供にはどちらが効果が上がるか?お分かりのところと思いますよ。
「叱る」という行為は社内ルールや基準から逸脱したマイナス思考や行動を戒めるときや業務上のミスがあったり、取り組み不足があったときに行います。叱り方にもコツがある訳でして、即刻なのか後がいいのか?人前なのか個別なのか?などケースバイケースです。下手な叱り方をすると、部下が反抗的になり反って人間関係が悪くなることもあります。とにかく部下の成長を思うならば遠慮なくそして徹底して叱るべきでしょうね。
叱る人がいないと組織は緊張感がなくなり生産性が下がってきたりします。叱ることで、いい意味での緊張感が生まれ部下のやる気も出てくるのです。但し、その日の気分で叱ったり叱らなかったりと、基準のない中途半端な叱り方をしていると逆効果になり、さまざまな弊害が生じることもありますから気を付けるべきでしょうね。

オープン戦間近のプロ野球にも厳しく叱る監督がいろいろといて、カッと逆情タイプから冷酷非情タイプ、責任転嫁タイプ、ジメジメ執念深いタイプの監督など、選手も大変でしょうね。その点、監督当時の野村克也氏、口は悪くてボヤキばっかりでしたが実は選手への愛情は人一倍だったそうですよ。こんな監督が上司にいたら張り切っちゃうかもですよね。

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