徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

新社会人、五月病と3年のハードル越えて!

2012年05月07日 | ひとり言
不況、不況と嘆く中小企業を尻目に、今年も新社会人が飛び立っていきます。博多南駅から乗り込む乗客にも希望に満ちた新顔が増え春を実感する今日この頃です。雇用が生まれ、収入が増え、消費も拡大、モノが売れそして企業も潤うという好循環。労働人口も増大し日本経済が活発化することはほんと良いことですよ。ただ、ちょっと気になることが!?

求人難でやっと探し当てた就職先も入社3年で辞めていく若者が増えているとそうです。五月病と3日・3ヶ月・3年がハードルとは言われていますが、統計的にも約3割の人が3年以内に辞めてしまうそうで何とも勿体ない話しです。
昔から「石の上にも3年!」のことわざのように、どんな仕事にしろ一人前になるまでに3年くらいは時間がかかりますよね。それなのに辞めていくなんて?理由ははっきりとしないのですが、仕事が合わない?やりたい事が外にある?給料が安すぎる?面白くない?など個人事情は千差万別で、要は我慢が足りないでしょうね。また、明確な理由や目的があっての離職ならいいのですが、未成熟なままでは転職してからも一からの積み上げになってしまいます。どこかできちんと基本を身につけないとビジネスパーソンとして未熟な状態がずっと続くことになります。その結果なかなか仕事を任せてもらえず、成長のスピードも鈍り、不満と不安ばかりが募ることにもなりかねませんよね。
大学卒業後20年間サラリーマンして43歳で事業独立。辞めたいと思うこともありましたが「辞める」と口にしたことは最後の一度だけです。言えばそれからの仕事に励めませんし、第一、口に出すと有言実行の性分で絶対に辞めねばならなくなりますからね。

来年にでも「TPP」が導入されると雇用自体も自由化になり、高い給料を払う日本企業にアジア諸国などから優秀な人材が押し掛けてくるのは必至で、いま以上に買い手市場になり雇用の場も難しくなるはずです。
目先も大切でしょうが、やっと見つけた仕事、将来を踏まえて極めることも考えてほしいものですね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 満喫のGW!そろそろ仕事が... | トップ | 三還四遠?3日帰り4日出張... »
最新の画像もっと見る