徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【笑売漫歩】品切れが引き起こす哀れな話し

2010年12月07日 | 仕事モード
12月のある夕方のこと。繁昌している広島市内の食品スーパーでの出来事です。お店に入ってきた40歳代の夫婦らしいカップル客が今晩の献立に迷っていました。そう、来店してから料理のメニューを考える客は70%近くもいるそうですよ。その内、男性の方が「すき焼き」なんてどう?と奥様らしき女性に尋ねると、女性の方もたまにはね!OKサインでメニューが決まりました。

それから買い物の始まりです。ショッピングカートを押しながら歩くお二人の姿は愉しそうに見えました。野菜コーナーに始まり、日配コーナー、醤油に砂糖はあると・・・・・いよいよメインの肉コーナーです。あれこれいろいろと迷った挙句に100g480円の黒毛和牛を500g買いました。ショッピングカートはご馳走の食材でいっぱいです。おそらく5千円以上にはなっていたでしょうか。お客様の顔にも満足の笑顔が満ち溢れています。最後にカップルは「すき焼き」には欠かせない玉子コーナーに向いました。しかし、ここで事件です。あいにくこの日は玉子の特売日ですべて売り切れ、1パックもありませんでした。
お客にとっても、店にとっても大ショック!そのあとにカップルのとった行動とは?予想できますか?カップルは今晩のすき焼きを中止して、ショッピングカートの品々をすべて売場に戻していったそうです。そして食品スロットのカレーコーナーで、なんとSBゴールデンカレー198円を一箱買ってそそくさに帰っていったのでした。

なんて惨い、なんて薄情な。とは言ってもあとの祭り。たった玉子ひとアイテムの品切れが引き起こした買い上げ激減の出来事でした。ちなみに3回来店しても品切れだったら客は買いに来ないというデータもありましたね。このスーパーからすればまさに哀れな話しでした、とさ。
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