【笑売漫歩】目先の仕掛けより経営体質！？

子供時分に「三日坊主！」と母によく叱られたものでしたが、それが大人社会になっても？と驚いたのは経営危機に直面しつつも継続できない中小企業の実態でした。

緊急事態！どうしてもと懇願され、テクニック最優先の指導で短期間(一年間)に業績を上昇させたものの、ちょっと手を緩めた途端に元の木阿弥状態？なんとも情けない経営体質だったんですよ。あんなに頑張る！と約束したのに喉元過ぎれば何のその？あれは見せ掛けだったんでしょうか。
仕掛け講じて仕組みを作る目算が、業績改善(一時的な？)するとあとは自力でやるからと言われ肩透かしにあった格好でした。その後の努力を怠り旧態依然の体質に戻っていたのでした。
それから１年ほど経った頃、人づてに業績悪化を知り、心配したコンサルタントはついでを口実に立ち寄ることにしたのでした。予想通り業績は急降下、一旦離れた客を呼び戻すのは難しく、救いようもない事態に陥っていました。今さらながら挫折することの愚かさと徹し続けることの難しさを痛感する羽目になったのでした。

松下幸之助のことわざ「徹し継続することが成功の秘訣！」そうあるべきだったんですがね。
〈追伸〉フォローという形で仕組みづくりを先行させながら仕掛けを講じる指導を再開することにしました。今度こそ三日坊主にならないことを願っています。