真実の言動録~タイムトラベラー、始動する。

タイムトラベルで明かした闇の歴史・本物の歴史・真実の歴史を暴露しつつ、陰謀を仕掛ける世界権力に立ち向かう!

未来の性質

2009年04月19日 07時25分01秒 | 歴史的論文
 未来と過去が錯綜するタイムトラベルの話は、ややこしくなるので簡単なところから進めることにします。そうするには具体例を用い考えるのが適当で、それも身近な題材が好ましいのではないでしょうか。

 私が明日の出来事を、仮に今知ったとします。内容は予約しているローマ行きの飛行機が、アドリア海上空でデルタ型UFOに撃墜されたというものです。高々度での大破は搭乗者の生存を許しませんでした。いやはや恐ろしい限りですが、まず問題なのは起きるであろう出来事を信じるかどうかです。

 信じなかった場合は、窓からUFOを見た瞬間に後悔しながら海の藻屑になるでしょう。逆に信じた場合は飛行機に乗りませんから、死ぬはずだった私は生き延びることになります。代わりに異星人が殺しに来るとか、歴史パトローラーが許さないとか、そういうのはなしです。これで私の未来は変わりました。

 もちろん自分だけ助かるのは気が引けるので、航空会社に訴え掛けると思います。身振り手振りで足りなければ、「PowerPoint」を使ってでもアピールするでしょう。けれども余程信憑性のある説明をしなければ、相手にされず飛行機は離陸してしまいます。Mamma Mia! この場合、他者の未来は変わりません。

 というように未来は、対象者の行動次第でどうにでもなります。個人レベルでは極めて流動性があり、社会レベルでは固定性が強くなると言えるでしょう。しかし社会といえども、個人の集合体にすぎません。ですから私は少しでも多くの人が現状を理解し、行動しなくてはならないと憂えています。


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