ゆめ439 『ここにしよう』 2013年01月22日 22時29分10秒 | だれかのゆめのにっき 「そうだ、ここにしよう。ここにしようかな。ここにしよう。そうだ、ここにしよう。そうだ、それがいい。ここにしよう。ここにしようかな。そうだ、ここにしよう。ここかな。ここにしようかな」
ゆめ438 『鳥カゴの部屋』 2013年01月22日 22時28分12秒 | だれかのゆめのにっき この部屋は妙に埃っぽい。 その上、お香だか生薬だかの独特な匂いが漂っていて、あまり気分が優れない。 針金を編んで作った自作の鳥カゴで溢れかえった、アパートの一室。 私はこの部屋に住んでいた人の名前も顔も知らない。
ゆめ437 『違った景色』 2013年01月22日 22時27分31秒 | だれかのゆめのにっき いつもの駅の構内がまるで違った景色に見える。 人の群像がやけに繊細かつ鮮烈な印象でそこにあって、今すぐにでも世界が終わってしまいそうな、そんな視界。 今自分がここで生きているという実感と、いつ死んだって構わないというような感覚とが同時に立ち上って、涙が止まらない。 この景色、この人たちの顔を私は一生忘れないだろう。 そんな気がしていた。