坂戸市鶴舞自治会

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スーパーおばあちゃん【マダム昌子】

2021-06-16 21:58:46 | 団地トピックス
鶴舞在住のスーパーおばあちゃん
【マダム昌子】の紹介を致します。
去る4月4日の東京新聞で紹介されました。
記事の内容を掲載します。
SNSで広がる世界
シニアも楽しく活用
92歳女性
ツイッターで若い世代と交流
 
ツイッターインスタグラムフェイスブックなどの会員制交流サイト(SNS)や、動画投稿サイトのユーチューブ。
スマートフォンパソコンでできるこれらのサイトは、今や世代を問わず使いこなす人が増えている。
コロナ禍で思うように出掛けられない中、インターネットでの交流は人生を楽しむコツの一つだ。 (神谷円香)
埼玉県坂戸市の
長谷川昌子さん(92)
は三月、世界同時発売されたばかりの作家カズオ・イシグロの最新作を読み終えた感想を
「文章の美しさ進み方はさすがのイシグロ流」
などと早速ツイッターにつづった。
販売開始とほぼ同時に電子書籍で購入し、すぐに読んだ。
七十歳のころから孫と一緒にパソコンを覚え文章を打ったりネットで買い物をしたりしていた。
2010年、八十歳を過ぎて
「マダム昌子」
の名でツイッターを始めた。
初めは情報収集のためだったが、次第に読書の感想日々のつぶやきをつづるようになった。
「言葉遣いがきれい」
とコメントが寄せられると、
「世代も違うお若いお方からのお褒めお言葉頂き、赤面しながらもうれしい思いでおります」
と返して交流を楽しむ。
長男夫妻、孫と二世帯住宅で同居するが、身の回りのことも、パソコン関係のこともほぼ自分でこなす。
徒歩圏内のスーパーが閉店してからは、日用品や生鮮食品をネットで買う。
スマホ決済アプリ「ペイペイ」も家族が知らぬうちに自分で登録し使い始めた。
介護も不要で元気なものの、コロナ禍で外出は減っている。
それでもツイッターで他の人の投稿を読んだり動画を見たり、ネットのおかげで退屈はしない。
「人生はいくつになっても楽しい。
自由気ままに暮らせるのは、
老後じゃないとできない」
と話す。
青春時代に戦争があり
「やりたいことができなかった反動が今きている」
とも。
「マダム」と名乗るのも女学校で習えなかった英語や海外への憧れがある。
フォロワーは徐々に増え、今は千八百人ほど。
外国に住む日本人もフォローしてくれ、それぞれの国の様子を教えてもらえる。
「いろんな方とお会いできる。交流させてもらえるのがうれしい」
と、広がる世界を楽しんでいる。