西国三十三カ所巡礼の旅
養老2年(718年)大和長谷寺の徳道上人が重病で死に臨んだ際、閻魔大王が現れ、衆生の悩みを救うため三十三カ所の観音霊場を選び、信仰を広めるよう言われた。生き返った上人は霊場を選定し、人々に巡礼することをすすめたと伝えられている。
札所一番が那智山青岸渡寺、三十三番が華厳寺、番外が三カ所あり合わせて三十五カ所の巡礼となっている。
和歌山県、奈良県、京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県、岐阜県、に渡り点在している。
四国八十八か所に比べ、交通手段が変わったり、廃道になったりして寺から寺へと順に巡るのは難しくなっている。
それでも、多くの信仰者が巡礼をしてる姿が見られる。多くは観光を兼ねバスや車での巡礼が多いようだ。
私も去年の四国八十八か所巡礼に続き西国三十三カ所巡礼の旅に出発した。
方法は車で回る、単独、宿泊はすべて車中泊、期間は11/28夜いわきを出発し12/5に戻る一週間というものでした。
結果は巡礼箇所は二九か所、走行距離は2740キロ、車中泊数は7泊でした。
11/28夜いわきを出発東名自動車道海老名SAで車中泊
11/29那智駅の道の駅駐車場で車中泊(いわきから855km)
11/30一番札所那智山青岸渡寺早朝5時から拝観出来ました。
4番札所施福寺西国巡礼難所の一つ。山門から25分の登り、ハイキングの準備を。
空海が得度した寺として有名だそうです。
今夜は藤井寺のコンビニで車中泊。トイレはあり、つまみ、ビールもあり便利です。駐車場は照明で明るく比較的安全。従業員の目につかないようそっと。
12/1六番札所壺阪寺の千十観音様
七番札所岡寺への途中にある高松塚と石舞台を見学しました。
今日は九番札所奈良興福寺南円堂でしまいです。今夜は宇治のコンビニの駐車場で車中泊です。
12/2醍醐寺は十一番札所世界遺産にもなっている。
紅葉が最盛期でした。
十四番札所の三井寺広大な境内に数えきれない寺院が建てられている。
十五番札所今熊野観音は京都市内の寺院が入りぐんだところでなかなか見つけるのに苦労しました。
12/3二十四番札所中山寺はエスカレーターの設備でお年寄りにもやさしい。
二十六番札所一浄寺は荘厳なたたずまいのお寺でした。
12/4巡礼最終日は二十七番札所圓教寺から
書写山までローープウエイで登るお寺でした。
西の延暦寺と呼ばれる広大な敷地に多くの寺塔が建ってます。
今巡礼の最後は二十九番札所松尾寺です。
拝観終了の十五分前に到着間に合いました。
今巡礼でお参りできなかった十六番十七番十八番十九番三十番三十一番三十二番三十三番札所は今年中に回りたいですね。
注意西国三十三カ所の札所は四国八十八カ所巡礼と違い、すべての札所で拝観料約五百円駐車料金五百円が必要です。
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