週末つれづれ草子(2006年3月26日)
日本が世界一になった。
決勝戦の視聴率が50%超だ。
選手全員にスポーツ功労賞だ。
これでプロ野球が息を吹き返す。
浮かれていますね。
一時の熱病でしょう。
前に何度か繰り返し言ったようにだらだら試合をやめない限り、
プロ野球の凋落は止まらないでしょう。
凋落に歯止めをかけるには、
だらだら試合をなくすためのルールー改正が欠かせないでしょう。
これも何回か言っています。
投手交替は2人まで。
牽制球は2球まで。
抗議は2分にない。
などなど。
しかし、川崎とか若い選手はみなかっこいいですね。
熱の冷めない間は、若い女性ファンが増えることでしょう。
お釈迦様の掌
500万年の栄耀一炊のうち(第2部)その1
2004年9月19日から13回にわたり
<500万年の栄耀一炊のうち>と言う副題で地球温暖化について語りました。
今回からその続編を話します。
前編で言ったことを箇条書きにしてみます。
・ 太古地球は二酸化炭素(CO2)に覆われていた。
・ 地熱とCO2の温室効果で地球は灼熱地獄の惑星だった。
・ 数十億年の時間をかけ、地球は、CO2を分解し、石炭や石油・石灰石として炭素(C)を地中や海中に閉じ込めた。
・ それが80%以上あった大気中のCO2を0.03%に減らした。
・ この間に大気中の水蒸気が水となり、地球は水の惑星となった。
・ 豊富なCO2と水と太陽光で光合成を行う生命が生まれ、O2(酸素)を盛んに排出しだした。
・ その結果、地球は1万年もの間平均気温を摂氏15度に安定させ、多種多様の生命を生み育んだ。
・ 18世紀にイギリスから起こった産業革命が様相を一変させた。
・ エネルギー源を石炭や石油・天然ガス(化石燃料)として、産業社会はヨーロッパを中心に急速に発展した。
・ 化石燃料の使用は、数十億年をかけ地中や海中に閉じ込め炭素(C)を再び二酸化炭素(CO2)として大気に戻すことになった。
・ 産業革命以後、大気中のCO2は急速に増え続け(0.028%→0.036%=29%増)、それが地球温暖化の原因と見られるに到った。
・ 今は温暖化に焦点が当てられているが、真に恐ろしいのはCO2の増加によってもたらされる酸欠状態だ。
・ 温暖化による被害は甚大だろうが、人類は絶滅しはしない。
・ 酸欠は確実に人類や他の生物を絶滅に追いやる。
・ 何億年の長きにわたって栄えたダイナソーが突然絶滅したように。
・ 国際的対応(IPCC(気候変動に関する政府間パネル):FCCC(気候変動枠組み条約)など)が持たれた。
・ 第3回FCCC会議(COP3)で各国のCO2の削減目標値が決まった(京都議定書)。
・ しかし、最大のCO2排出国のアメリカは批准せず、中国やインドといった大量排出国も発展途上国として削減対象国にはなっていない。
・ アメリカは、反対の理由として中国などの途上国が削減を課せられないのは不平等だなどを挙げている。
・ 本当のところは、ドルの地位を脅かされかねないという危機感にあると見る。
・ CO2の削減は石油の使用削減に通じ、石油メジャーは打撃を受ける。
・ 金の兌換を離れたドルの信認は、アメリカの国力とともに石油価格のドル建てが支えている。
・ ドル信認の支えのひとつであるドル建て石油価格に関連する石油消費に火がつきかねないCO2削減協定になんでアメリカが賛成できよう。
・ 同じく石油の使用が削減されて困るのは産油国だ(昨年の会議で産油国が枠組みの発行に伴う石油需要の減少に対する補償を主張した)。
・ いろいろの問題をはらみながらも批准国は削減目標の達成(2012年)を目指している。
・ 日本の削減枠・・・2012年1990年比6%減。
・ 経済界は反対をしていたが、今はこの削減に向かって行動を開始しだした。
・ 達成は時間的に厳しい状況。
・ 頼みの綱は<共同実施>。他国の削減に協力した場合は、相当分を協力側の削減に加算できるというもの。
・ この方式は、高い省エネ技術を有する日本としてはうってつけの方式だ。
・ 日本のエネルギー政策は原子力発電に重きを置いている。
・ 原子力発電はCO2を出さない、燃料の再利用ができる(プルサーマル方式)など利点が多い。
・ 反面、安全性に不安があり、原子力発電所の設置には反対が少なくない。
・ 太陽光や風などの自然エネルギーの利用によるクリーンな取り組みも各方面で進められている。
・ また、放射能の心配のない核融合エネルギーの取り組みも行われている。
・ しかし、これらが十分に実用されるようになるまでにはまだ相当の時間が必要であり、つなぎとしては原子力発電に頼らざるを得まい。
・ 最終的には、自然エネルギーの利用が望ましい。
・ 太陽光・風・バイオなど小地域ごとに地域の特性を生かして展開する。
・ 各地域をネットで結び、災害で支障をきたした場合はなど融通しあう。
・ 今のような大規模発電基地方式よりはずっと柔軟性があり、災害にも強い電力供給が構築できる。
・ 政府はこの方面にも原子力発電に対する以上の力を注ぐべきだ。
・ 電力各社もこのような動きを利益に反すると捉えず、積極的に協力すべきだ
・ 各地域をネットで結ぶのであるから、そのプロバイダーとなることはうってつけの役割であろう。
週末つれづれ草子(2006年3月26日)おわり。
a href="http://blog.majide.org/diary/in.php?id=turedure" target="_blank">人気日記BLOG
読み終えたら、上のリンクをポイと押してください
日本が世界一になった。
決勝戦の視聴率が50%超だ。
選手全員にスポーツ功労賞だ。
これでプロ野球が息を吹き返す。
浮かれていますね。
一時の熱病でしょう。
前に何度か繰り返し言ったようにだらだら試合をやめない限り、
プロ野球の凋落は止まらないでしょう。
凋落に歯止めをかけるには、
だらだら試合をなくすためのルールー改正が欠かせないでしょう。
これも何回か言っています。
投手交替は2人まで。
牽制球は2球まで。
抗議は2分にない。
などなど。
しかし、川崎とか若い選手はみなかっこいいですね。
熱の冷めない間は、若い女性ファンが増えることでしょう。
お釈迦様の掌
500万年の栄耀一炊のうち(第2部)その1
2004年9月19日から13回にわたり
<500万年の栄耀一炊のうち>と言う副題で地球温暖化について語りました。
今回からその続編を話します。
前編で言ったことを箇条書きにしてみます。
・ 太古地球は二酸化炭素(CO2)に覆われていた。
・ 地熱とCO2の温室効果で地球は灼熱地獄の惑星だった。
・ 数十億年の時間をかけ、地球は、CO2を分解し、石炭や石油・石灰石として炭素(C)を地中や海中に閉じ込めた。
・ それが80%以上あった大気中のCO2を0.03%に減らした。
・ この間に大気中の水蒸気が水となり、地球は水の惑星となった。
・ 豊富なCO2と水と太陽光で光合成を行う生命が生まれ、O2(酸素)を盛んに排出しだした。
・ その結果、地球は1万年もの間平均気温を摂氏15度に安定させ、多種多様の生命を生み育んだ。
・ 18世紀にイギリスから起こった産業革命が様相を一変させた。
・ エネルギー源を石炭や石油・天然ガス(化石燃料)として、産業社会はヨーロッパを中心に急速に発展した。
・ 化石燃料の使用は、数十億年をかけ地中や海中に閉じ込め炭素(C)を再び二酸化炭素(CO2)として大気に戻すことになった。
・ 産業革命以後、大気中のCO2は急速に増え続け(0.028%→0.036%=29%増)、それが地球温暖化の原因と見られるに到った。
・ 今は温暖化に焦点が当てられているが、真に恐ろしいのはCO2の増加によってもたらされる酸欠状態だ。
・ 温暖化による被害は甚大だろうが、人類は絶滅しはしない。
・ 酸欠は確実に人類や他の生物を絶滅に追いやる。
・ 何億年の長きにわたって栄えたダイナソーが突然絶滅したように。
・ 国際的対応(IPCC(気候変動に関する政府間パネル):FCCC(気候変動枠組み条約)など)が持たれた。
・ 第3回FCCC会議(COP3)で各国のCO2の削減目標値が決まった(京都議定書)。
・ しかし、最大のCO2排出国のアメリカは批准せず、中国やインドといった大量排出国も発展途上国として削減対象国にはなっていない。
・ アメリカは、反対の理由として中国などの途上国が削減を課せられないのは不平等だなどを挙げている。
・ 本当のところは、ドルの地位を脅かされかねないという危機感にあると見る。
・ CO2の削減は石油の使用削減に通じ、石油メジャーは打撃を受ける。
・ 金の兌換を離れたドルの信認は、アメリカの国力とともに石油価格のドル建てが支えている。
・ ドル信認の支えのひとつであるドル建て石油価格に関連する石油消費に火がつきかねないCO2削減協定になんでアメリカが賛成できよう。
・ 同じく石油の使用が削減されて困るのは産油国だ(昨年の会議で産油国が枠組みの発行に伴う石油需要の減少に対する補償を主張した)。
・ いろいろの問題をはらみながらも批准国は削減目標の達成(2012年)を目指している。
・ 日本の削減枠・・・2012年1990年比6%減。
・ 経済界は反対をしていたが、今はこの削減に向かって行動を開始しだした。
・ 達成は時間的に厳しい状況。
・ 頼みの綱は<共同実施>。他国の削減に協力した場合は、相当分を協力側の削減に加算できるというもの。
・ この方式は、高い省エネ技術を有する日本としてはうってつけの方式だ。
・ 日本のエネルギー政策は原子力発電に重きを置いている。
・ 原子力発電はCO2を出さない、燃料の再利用ができる(プルサーマル方式)など利点が多い。
・ 反面、安全性に不安があり、原子力発電所の設置には反対が少なくない。
・ 太陽光や風などの自然エネルギーの利用によるクリーンな取り組みも各方面で進められている。
・ また、放射能の心配のない核融合エネルギーの取り組みも行われている。
・ しかし、これらが十分に実用されるようになるまでにはまだ相当の時間が必要であり、つなぎとしては原子力発電に頼らざるを得まい。
・ 最終的には、自然エネルギーの利用が望ましい。
・ 太陽光・風・バイオなど小地域ごとに地域の特性を生かして展開する。
・ 各地域をネットで結び、災害で支障をきたした場合はなど融通しあう。
・ 今のような大規模発電基地方式よりはずっと柔軟性があり、災害にも強い電力供給が構築できる。
・ 政府はこの方面にも原子力発電に対する以上の力を注ぐべきだ。
・ 電力各社もこのような動きを利益に反すると捉えず、積極的に協力すべきだ
・ 各地域をネットで結ぶのであるから、そのプロバイダーとなることはうってつけの役割であろう。
週末つれづれ草子(2006年3月26日)おわり。
a href="http://blog.majide.org/diary/in.php?id=turedure" target="_blank">人気日記BLOG
読み終えたら、上のリンクをポイと押してください