きのうは、午後からお昼から雨が降り始め、夜ごろには土砂降り。せっかくの革靴がたっぷり水を含んでしまいました。
その昨日の午前中に宙(そら)の近くにある保育園「はらっぱ」という所をお邪魔してきまし、代表の前田さんからいろいろとお話を伺うことができました。
私は毎朝9時半頃にJR西ノ宮駅に降り、そこから北側にまっすぐ通りを歩いて宙(そら)に向かいます。その途中に、小さな子どもたちが庭でとても楽しそうに遊んでいる保育園があります。毎朝その前を歩いているのですが、感じのいいログハウスのある、木造りの保育園で、とても開放的な雰囲気なのです。
保育園で子どもが遊ぶなんて当たり前の光景ですが、“何かが違う”といつも思わされます。その前を歩くと、私はいつも癒された気分になりました。
調べてみてわかったことですが、保育園には自由保育と管理保育という二つの潮流があるそうです。管理保育とは時間ごとに行うことがきちっと決まっている保育。自由保育とは、そのようなカリキュラムをなるべくくまず、自由に子どもに遊ばせていく保育、ということです。
HPを見させていただくと、「はらっぱ」は自由保育に近いのかな、と思いました。
私は、子どもに自由に遊ばせるという点で、宙(そら)との共通点があると思いました。それゆえ、「はらっぱ」がどのような保育園であるかを詳しくお聞きすることは、宙(そら)を運営していく上でも勉強になることも多いのではないかと思い、電話で一度お伺いしたい旨を伝えたところ、快諾していただきました。
実際に「はらっぱ」に行って代表の前田さんに話をうかがったところ、「はらっぱ」は厳密には自由保育ではなく、みんなで公園に遊びに行ったり、一緒にご飯を食べたり、一緒にお昼寝したりしている、ということでした。やはり小さな子どもを保育する以上、大人の目を届かせるために、ある程度は一斉に行動する必要があるとのことです。
しかしそれでも。できる範囲内であれば自由に子どもを遊ばせているということです。
わたしは、どうして「はらっぱ」にはこんなに自由な雰囲気が溢れているのかが気になって、代表の前田さんにいろいろとたずねました。
前田さんの話では、「はらっぱ」ができた当時、公立の保育所は親の希望で選ぶことができず、また時間の融通もまったくきかなかったそうです。親の仕事がどれほど遅くなろうと、保育所は子供の面倒をみてくれなかったとのことです。
また子どものお母さん(お父さん)たちには、公立の保育園は子どもを“預かる”という印象があったそうです。あくまで“預かる”のであって、子どもを“育てる”とは違うという印象があったそうです。それに対して親御さんたちは、子どもを“育てる”場に子どもを行かせたかったのですね。
そのような親御さんたちの要望もあって「はらっぱ」ができたそうです。
1979年にできたこの保育所は、大震災という災害も乗り切り、今に至っています。昨年には、木造の園舎を新築しました。
いただいたパンフレットには次のような言葉が載せられています。
「はらっぱは、子どもを真ん中にして大人たちがつながる場所が欲しい、いろいろな子どもたちが遊び暮らす場所が欲しいとはじまった「保育所」です」
この言葉を読むと、「はらっぱ」という保育園を見たときの私の印象が言葉にされているなぁと思わされます。子どもが遊び、そして暮らしているという雰囲気が満ち溢れているのです。
その場にいるだけでとても楽しくなる、そんな保育園です。
はらっぱHP
その昨日の午前中に宙(そら)の近くにある保育園「はらっぱ」という所をお邪魔してきまし、代表の前田さんからいろいろとお話を伺うことができました。
私は毎朝9時半頃にJR西ノ宮駅に降り、そこから北側にまっすぐ通りを歩いて宙(そら)に向かいます。その途中に、小さな子どもたちが庭でとても楽しそうに遊んでいる保育園があります。毎朝その前を歩いているのですが、感じのいいログハウスのある、木造りの保育園で、とても開放的な雰囲気なのです。
保育園で子どもが遊ぶなんて当たり前の光景ですが、“何かが違う”といつも思わされます。その前を歩くと、私はいつも癒された気分になりました。
調べてみてわかったことですが、保育園には自由保育と管理保育という二つの潮流があるそうです。管理保育とは時間ごとに行うことがきちっと決まっている保育。自由保育とは、そのようなカリキュラムをなるべくくまず、自由に子どもに遊ばせていく保育、ということです。
HPを見させていただくと、「はらっぱ」は自由保育に近いのかな、と思いました。
私は、子どもに自由に遊ばせるという点で、宙(そら)との共通点があると思いました。それゆえ、「はらっぱ」がどのような保育園であるかを詳しくお聞きすることは、宙(そら)を運営していく上でも勉強になることも多いのではないかと思い、電話で一度お伺いしたい旨を伝えたところ、快諾していただきました。
実際に「はらっぱ」に行って代表の前田さんに話をうかがったところ、「はらっぱ」は厳密には自由保育ではなく、みんなで公園に遊びに行ったり、一緒にご飯を食べたり、一緒にお昼寝したりしている、ということでした。やはり小さな子どもを保育する以上、大人の目を届かせるために、ある程度は一斉に行動する必要があるとのことです。
しかしそれでも。できる範囲内であれば自由に子どもを遊ばせているということです。
わたしは、どうして「はらっぱ」にはこんなに自由な雰囲気が溢れているのかが気になって、代表の前田さんにいろいろとたずねました。
前田さんの話では、「はらっぱ」ができた当時、公立の保育所は親の希望で選ぶことができず、また時間の融通もまったくきかなかったそうです。親の仕事がどれほど遅くなろうと、保育所は子供の面倒をみてくれなかったとのことです。
また子どものお母さん(お父さん)たちには、公立の保育園は子どもを“預かる”という印象があったそうです。あくまで“預かる”のであって、子どもを“育てる”とは違うという印象があったそうです。それに対して親御さんたちは、子どもを“育てる”場に子どもを行かせたかったのですね。
そのような親御さんたちの要望もあって「はらっぱ」ができたそうです。
1979年にできたこの保育所は、大震災という災害も乗り切り、今に至っています。昨年には、木造の園舎を新築しました。
いただいたパンフレットには次のような言葉が載せられています。
「はらっぱは、子どもを真ん中にして大人たちがつながる場所が欲しい、いろいろな子どもたちが遊び暮らす場所が欲しいとはじまった「保育所」です」
この言葉を読むと、「はらっぱ」という保育園を見たときの私の印象が言葉にされているなぁと思わされます。子どもが遊び、そして暮らしているという雰囲気が満ち溢れているのです。
その場にいるだけでとても楽しくなる、そんな保育園です。
はらっぱHP