あび卯月☆ぶろぐ

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朝日ハ勅語ヲ以テ弾丸ニ代ヘ政敵ヲ倒サントスルモノナリ

2006-07-21 21:38:19 | マスコミ・新聞
朝日新聞、社説に二面性…皇室の発言に対し

朝日新聞が皇室に対する二面性を露呈している。

 同紙は21日付の社説で「A級戦犯合祀(ごうし) 昭和天皇の重い言葉」として、昭和天皇が靖国神社へのA級戦犯合祀に不快感を示されていたことについて、「賢明な判断だったと思う。中国などが合祀を問題にする前の主体的な判断だったことを重く受け止めたい」などと評価。「だれもがこぞって戦争の犠牲になった人たちを悼むことができる場所が必要だろう」と訴えた。

 ところが、2月2日付の社説では、「寛仁さま 発言はもう控えては」として、寛仁親王殿下が女性・女系天皇に異議を唱えられたことに対し、「憲法上、天皇は国政にかかわれない。皇位継承資格を持つ皇族も同じだ」「発言が政治的に利用される恐れがある」「発言を控えては」などと、言論封殺まがいの苦言を呈しているのだ。

 同じ新聞の社説で、これだけ主張に差があるとは驚くしかない。皇室を政治的に利用しているのは一体誰なのか。

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006072126.html


私が昨日書いたことを代弁してくれるかのごとき記事でしたので転載いたしました。
まさにこの記事あるように一方で「皇室を政治利用するな」と言い、一方で自ら進んで皇室を政治利用しています。
朝日新聞の主張は筋が通っていないと思う所以です。

嘗て憲政の神様とうたわれた尾崎行雄が云ったことは今の時代にも通じます。
一九一三年の第一次護憲運動の際、尾崎行雄は第三次桂内閣を評して、

「彼等ハ 玉座ヲ以テ胸壁トナシ 詔勅ヲ以テ弾丸ニ代ヘテ政敵ヲ倒サントスルモノデハナイカ」

と演説しました。
この演説は要するに天皇を政治利用している桂内閣を痛烈に批判したものですが、
平成の今となっても状況は変わっていないようです。
ただ、天皇を利用する者が政府ではなくマスコミになったという点でより悪化しているのかもしれません。

ところで、國學院大學の大原康男教授が述べたように
「メモはメモであり、そのまま肉声かどうか分からない」わけですし、
且つ、メモの真贋がはっきりしない以上、
ここで陛下のお言葉の真意について論う気はありません。

よって、私が申しあげたい事は皇室を政治利用する愚と、
朝日新聞をはじめとした反日メディアの主張は欺瞞である、
ということに尽きます。