何とも隔世感を禁じ得ない・・・
1980年後半、
パソコン時代が幕を開いたが、
1MBフロッピーディスク時代であった・・・。
1959年にハードディスクが冷蔵庫2つ分だったとは、
時代性を感ずる・・・。
当時は、これが最先端のハードディスクであったのである。
世界最初のハードディスクが登場したのは、
いまから半世紀ほど前。
米IBMが1956年に発表し、
57年から出荷を始めた「IBM 350 RAMAC」がそれだ。
RAMACは巨大だった。
大型冷蔵庫2台分ほどもあるきょう体に、
直径24インチ(約61cm)のディスクを50枚格納していた。
これで容量はたったの4.4Mバイト。
今なら、
ちょっと大きめの画像ファイルを数枚納めただけで一杯になってしまう。
しかしハードディスクは、
その後の半世紀で、長足の進歩を遂げた。
「磁性体を塗布したディスク(プラッタ)を回転させ、
その上で浮上する磁気ヘッドが磁性体の向きを読みとる」という基本原理は誕生時から同じだが、
より大容量に、より高速に、そしてより小型になった。
例えば、
日立グローバル ストレージテクノロジーズ(日立GST)が2003年に出荷した「Hitachi Microdrive 3K4」。
直径1インチ(2.54cm)のディスク1枚で、RAMACの1000倍近い4Gバイトのデータを記録できる。
データ転送速度は最大97.9Mビット秒と、
RAMACの57万6000倍に達する。きょう体は名刺の半分ほどの大きさで、
厚さは5mmしかない。
重さはわずか16gと吹けば飛んでしまいそうだ。
RAMACから半世紀もたたないうちに、
ハードディスクはここまで進化した。
ここで61年前の大容量(5MB)HDD納品の様子
今日この頃!
一体、価格はどれくらいだったろうか?
因みに、
1TBのSDカードは10万円以上20万円以下だろう・・・。
実勢価格は知らない。
512GBのSDカードは12万円ぐらいである。
ムーアの法則で記憶媒体は、
幾何級数的に増大している・・・。
実にハードディスク容量は一つのSDカードが、
1959年のハードディスクのそれを
1TB(1000GB=1,000,000MB)÷5MB=20万倍に迫った。
何とものノスタルジーを感ずるのは
一人ではあるまい。
今や、
誰でもポケットに巨大図書館を収めて、
ふらりと外出できるのである。
スノーデンがあのNSAの機密情報をごっそり内部告発出来た理由も、
納得する・・・。
当時のハードディスク制作と内部・・・。
そして、
搬送風景。
ふと、思うんですが、最近のハードディスクあんまり、壊れないと思いません?(昔ほど)
自分は、windows3.1時代からDOS/V機でハードディスク交換とか、購入とかやってましたが
よくあった、泣きの1コマなんですが、ある日突然(交換の際、+ドライバー回す振動だけで)ハードディスクアクセス不能に陥り、うんGBもの大量の大事なデータが、消滅!!!
自分)→俺の5年間をかえしてくれ!!!!
↑過去にこの手の問題何度も!!!
自分は、このやりきれない思いの一部始終をネットに公開しております!
この悲しみの記録をぜひ参照ください!
7.ハードディスクについて
http://binge3.web.fc2.com/bun/7.html
それでは