昨日・８月１７日、毎日熱戦が繰り広げられている高校野球の第４試合をテレビ観戦しました。第４試合は西東京代表の早稲田実業高校と島根県代表の大社高校の対戦でした。大社高校が先制点の１点を先に取った後、６回に早稲田実業が１点を取り７回にも１点取ってこの時点で早稲田実業が勝ち越していましたが、９回裏に大社高校がスクイズで１点を取り、同点になりました。大社高校が１点を取った後の早稲田実業高校の外野手が内野を守るという守備には驚きました。その堅い守備で結局大社高校はさらに得点できずにタイムブレークの延長戦になりました。両チーム接戦の試合展開が続き、１１回裏、大社高校が１点を取りサヨナラ勝利しました。大社中時代の１９３１年以来９３年ぶりの準々決勝進出を果たしました。大社高校は唯一残っていた公立高校でした。馬庭投手が毎回完投で力投されていたので見ていても大変だったろうなあと思いました。この日も１４９投でしたね。
試合が終わった後、早稲田実業の監督さんが勝利した大社の皆さんに笑顔で声掛けされていた姿がいいなあと思いました。早稲田実業の監督さんのコメントもよかったですね。早稲田実業の選手を讃えておられたですし甲子園のナイターがきれいで選手たちが本当に美しかったと言われていましたね。
大社高校の監督さんも涙されていたのがテレビで映ってましたが、選手を信じて、最後の１１回裏にバントできる人と手を挙げさせて最後にバントを決めた安松選手を信じ切った監督が素晴らしいなあと思いましたよ。
オリンピックでもあきらめないことの大切さを教えていただきましたが、高校野球でもあきらめないことの大切さとその向こうにある青春の尊さを教えていただけた試合でした。テレビからでも伝わるような大声援だったのもすごかったですね。
この試合は今大会の熱闘の中でも多くの人々に記憶に残るような激闘の試合だったですね。大社高校のさらなる活躍を期待します。皆さんお疲れさまでした。
