ぐうたらピアノ生活

2008年9月~独学でピアノを再開(ブランク30年) 2010年9月~Lesson開始

神様は嫌い

2010-09-13 19:20:23 | ぼやき
私は信仰を持たない。

人間の信仰の対象となる神は、救いのない時代の人々がその縋る寄る辺として生み出したもので、宗教は人間の、それも支配階級の作った民意操作のシステムである。
それがどれだけ残酷な歴史を作ってきたかは今更語るまでもない。
まあ、そもそもが大量殺人やら不適合思想の強制排除を正当化するためのツールなのだから当然と言えば当然だが。

信仰と宗教は違う。
しかし、自ら認識できない物をそこにあるものとして信じることができる者などいるのだろうか?
存在と認識は同義である。
他者にとっては確かに存在しているかも知れないものであっても、認識できない者にはとってはそれは存在しないのと同じ。
結局、信じられるものは自分自身がそこにあると感じることができるものだけである。
確かにそこにあると信じているものですら、実は全てが虚構の世界なのかもしれないのである。
なのに感じることすらできないものを信じて行動規範にするなんてできるわけがない。

だから、私の行動の指針はいつだって自らの良心である。
ま、良心だってコミュニティによる教育言う名の洗脳システムによって植えつけられた都合の良いパターンに過ぎないのかもしれないが・・・。

人間の力の及ばないものの存在を全て否定しているわけではない。
それが神と言う存在なのかもしれないとは思う。
しかし、そんなものが人間に積極的に関わりを持っているとは到底思えないのだ。
だいたい、人間に対して優しい感情(あればだが・・・)を持ち合わせているとは思えないし・・・・。
だからそれは人間の信じる神とは存在を異にする存在に違いない。
抗いようのない大きな力に翻弄されるのは胸糞悪いから、そんなものは単純に嫌いである。


それでも、信仰を持つ人が嫌いかと言うとそうでもない。
それを宗教として押し売りする人はともかく、自分自身の心の神を自らの良心として大切に生きている人は純粋で優しい人が多いから・・・。
それは時として心地よい。

そして、そんな人は私が”神様は嫌い”と言ったところで怒ったりはしないのだ(笑)
Yさん、いつもありがとね。
私はあなたが好きです。

”神は天にいまし、世は全て事もなし”
いいよね、いつも平和で。