あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

ウダイカンバ

2011-12-01 16:14:10 | 日記


今日は寒い・・・!!
厚い雲は動きそうな気配は無く
工事の重機の音だけは聞こえてくる
せいぜい買い物に出かけただけの一日です
先日の塩の結晶か それとも茸か?
正体不明の白い物体の近くには
サルトリイバラの赤い実
鳥達の御馳走になることも無く枯れて
萎んでしまうのかな?



タンキリマメが弾けて黒い艶やかな実を
並べていた



”名にし負わば 逢坂山のサネカズラ 人に知られで来るよしもがな”
百人一首の一つに詠まれている”サネカズラ”
茎をつぶして出てきたねばねばの液を整髪料に昔は使われたらしく
”ビナンカズラ”とも言われている
ビナンカズラの方が雰囲気があって良い・・と私は思っている
秋になって赤い小さな実が集まってボールのようになったのを見て
花を見なかった・・・といつも思う
花は地味で目立たないので赤く熟した実を見て
”花は??”と思うものが多い
タンキリマメもその一つです



東北に旅行すると路線バスでも観光スポットの案内が
テープで流れる
その中に”カンバ”の説明がある
「樺の種類はシラカンバ ダケカンバ ウダイカンバとあって・・・」と
言うが実際に自分で確認しているのは
シラカンバとダケカンバだった
シラカンバは近所でも庭に植栽してあったりして珍しいものではない
ダケカンバは標高が高くなると薄茶色の樹皮の樺が見られ
火打岳では樹齢は??と思えるような見事なダケカンバを
見ていた
ウダイカンバだけは認識がなかった



樹皮は灰色が強く樺らしく見えた
樺の中では一番寿命が長く200年以上 幹周り分かっているだけで80センチと
ある
樺類は火のつきがいいことで知られていて”ともしかんば”とも
言われる



鵜飼の松明に使われると説明版にもあった
分布は北海道
凍り付いた洞爺湖畔にもあったのだろうか?
知らないものは見過ごしてしまう・・・なんて勿体無い!!