DRAPE~ドレープブログ~

Pen and message.のちょこっと情報ブログです

作っておくと安心。保証書管理ファイル(2)

2021年10月30日 | 趣味のはなし
先日の保証書管理ファイルの中身について。
保証書管理のために、智文堂・万年筆ジャーナルを使ってまず万年筆のリストから作りました。

モデル名・字幅・購入日・特長・感想などを埋めて行きます。
モデル名を見ただけでパッと万年筆が思い浮かぶように、画像をプリントアウトしておくと分かりやすいです。







私はInspicを使って画像をプリントアウトし、その軸色に合わせたインクでコラージュしてみました。
後から見返して楽しいように夜な夜な楽しみながら作りましたが、ひとまず万年筆のリストアップとバラバラの保証書を合わせられたので一安心です。

私は保存バインダー2冊分になりましたが、メーカー別にするとアウロラとペリカンが多いようでした。
そこで1冊目はアウロラとペリカン、2冊目はその他で分けることにしました。

インデックスには智文堂さんのライブラリーリフィルがちょうど良いと思います。
(ここに使ったのは旧商品でレイアウトが少し異なります)



まず、フレームに飾りのスタンプを押して華やかさを出します。



ここはスタンプで・・かなりガタガタですね・・。



そんな時はグレーのラインを引いてあげると、ちょっとだけ歪みが気にならなくなります。
ZIG・CLEAN COLORは淡いグレーとベージュを持っていますが、サッと引くだけで文字が締まるので便利。



裏面には修理の履歴や、当店の調整保証書・調整カードなどを入れてもいいですね。



保証書がなければそのまま、保証書や修理明細などがあるときはクリアファイルに入れて綴じておきます。



限定品などは、当時の資料を見て記録しておく作業も楽しかったりします。
その時、自分が買うことになった理由や背景なんかも、書いておくと後々面白いかもしれませんね。
使わないに越したことはありませんが、修理が必要になった時、すぐに居場所が分かるというのは思いのほか心強いです。

保証書ファイル、ぜひお試し下さい。

*智文堂・万年筆ジャーナル
*智文堂・ライブラリーリフィル
*アシュフォード 保存バインダー
*カンダミサコ システム手帳

作っておくと安心。保証書管理ファイル(1)

2021年10月21日 | 万年筆
突然ですが、万年筆や保証書のついているペンの保証書、どうやって管理してますか?
国産メーカーの場合保証期間は1年で、過ぎてしまうと関係ありませんが、海外メーカーの場合、
輸入代理店が並行輸入品と区別するために保証書を重要視することが多いです。
実際保証期間が過ぎていても、保証書があると待遇が違ってくることもあります。

もし愛用の万年筆に修理が必要になった場合、特に海外メーカーの場合は保証書を準備しておく方が良いと思います。
そんな保証書ですが、購入時の箱に入れたままにしてあるとか、「探せばどこかにある」方も多いのではないでしょうか。

私の場合外箱はすぐに捨ててしまうので、保証書だけを紙箱に集めて入れていました。
それが閉まらなくなってきた上カオスとなっていたので、ファイルにまとめてみることにしました。

色々考えて、サイズ的にこの位かなと思ったのが「バイブルサイズ」のシステム手帳です。
万年筆の管理も兼ねて、「筆文葉・万年筆ジャーナル」を使うことにしました。

まず保証書をペンごとに分けて、クリアポケットに入れていきます。
ペンによってはブランドの説明書などもあって、分類するのも一苦労でした。

万年筆ジャーナルはブランド別にマスキングテープで色分けし、これも先程の保証書と一緒に入れます。




一通り、セットして重ねてみました。この量から手帳を2冊準備。



何とか2冊に収まりました!

バインダーはアシュフォードの保存バインダーを使いましたが、アクセントに+Labのシートタイプのマスキングテープを貼りました。





マスキングシートは貼ってはがせるので、何度も貼り直しができます。
私は付箋ケースにも使っています。

ひとまず、バラバラだった保証書が万年筆ごとに分類され、バインダーに収まりました。
次はもう少し細かく、リフィルについて書いてみようと思います。

*参考商品*
智文堂 筆文葉リフィル「万年筆ジャーナル」
ASHFORD 保存バインダー/クリアポケット
+Lab マスキングシート(文具柄)










ミニマムにして感じたこと

2021年05月21日 | 習慣を見直す
かれこれ10年以上、ずっと長財布を愛用していました。

クレジットカード、ポイントカード、会員カード、保険証・・・その他色々お守りとか大量のレシートとか。
何でも入るしとても便利でした。全く不満もなく使っていたのです。

それでも昨今のミニ財布ブームで、カンダさんのミニ財布はずっと気になっていました。
小さいモノってそれだけでかわいい。
ZEROのアタッシュケースもA5サイズの持ってるし(正直何も入らない)、M5手帳も愛用してます。

そしてとうとう使い始めてみました!!

使うにあたって、そっくりそのまま今の内容量が入るワケではないので、その中身と向き合うことに。
全部出してみると、20枚以上のカードが入っていました。
こんなに!?と思いながら改めて考えてみると、日常では必要ないカードが殆どです。

今は特に緊急事態宣言でお店の営業時間が短縮されて、出勤前と就労後は買い物することができません。
そう思うとこんなに大量にカードを持ち歩いても仕方がないと思いました。
そして断捨離を決行!! 

*BEFORE*


*AFTER*


入れるカードが少なくなったので、キーケースとJR定期とバスカード入れも一緒にしました。
この小さなポケットウオレットだけで、「財布」「キーケース」「定期・バスカード入れ」となりました。

内側の一番端のポケットにICOCA、クレジットカード1枚。
その次にお札。
その次は小銭入れ。
その次はキーを3本。
外に付いているポケットには出し入れする頻度の高いバスカード。
これで充分です。

断捨離と言っても、選んだカードは自宅待機にしただけなので、休日に買い物する時は必要なカードをピックアップするようにします。
その他、コンビニやお店のポイントカードは1ポイントがいくらで、今どのくらいたまってるかも知らないことを自覚しました。
もういらないんじゃないかな・・と思えるように。
思い切ってここまでスッキリさせると、荷物の量もそうですが、気分がすご~く軽くなりました。

小さいのに大容量!たくさん入らないからレシートもこまめに処理するようになったのは良い効果でした。
本当に小さいです。




これはシュランケンカーフなので、普段使っている革小物とも相性抜群です。



トープとピンクローズ(薄紫色)、アポロは相性も良さそうです。
格段に荷物が軽くなりました!

小銭入れの片側が取り出しやすいよう低く設計されていたり、カンダミサコさんご自身もずっと愛用して改良を続けているポケットウォレットです。
10数年ぶりに財布事情を見直して、色々スッキリしました。

ぜひお試し下さい。

*カンダミサコ Pocket Wallet








2021年オリジナルダイアリー発売中!

2020年11月07日 | ダイアリーについて
長年作り続けております正方形ダイアリー、来年度2021年から、大きくリニューアルして発売中です!

ちなみに10年前からのデザインはこのような感じ。



当初、もう廃番になってしまった名紙「Liscio-1(リスシオ・ワン)」を使った初めてのダイアリーで、
紙の生みの親である大和出版印刷さんと、分度器ドットコムさん、そして当店が意気投合して作り上げたのでした。

でも10数年の間にLiscio-1が廃番になり、紙を変えたり紙によっては万年筆を使ったら吸取紙が必要だったりして、なかなか確定しませんでした。
万年筆以外の筆記なら問題ないのですが、どうしても万年筆で使えるダイアリーになって欲しい。
今年、初めて外装をリニューアルすることになりましたので、改めてたくさんの見本帳の中から、この紙を選び抜きました。

選び抜いた今回の紙は、ダンデレードという紙で、聞いてみると関西では殆ど流通していないものでした。
神戸の大和出版印刷さんでも扱ってなかったので、色々手を尽くしていただき、何とか使うことができました!!

最近の薄い紙の流れとは逆になるかも知れませんが、表面がつるつるではなくサラッとしたしっかりした手触りの紙です。
裏抜けせず、滑らかな書き心地。
万年筆との相性も良かったので、ぜひ万年筆で使って欲しいと思います。

更に表紙のデザインを一新して、新しいイメージに変えるため、3社で集まっては、夜な夜なデザインや紙を決めていきました。
MとWのロゴと、万年筆のイラストは私が担当し、センスの塊だと思っている、分度器ドットコムさんが仕上げてくれました。
ちなみに表紙の万年筆はウオールエバーシャープ社の「デコバンド」がモデルです。



英文はウイークリーが「W」、マンスリーが「M」をあしらって、内容は当店の「店主のペン語り」から引用していたりします。






ロゴの元になったイラスト。



内容は同じで、フォントだけタイプ文字に変わっています。



こだわりがつまった正方形ダイアリー、発売してからご好評をいただいてます。
来年はぜひ、こちらのダイアリーをお試し下さい。


*「万年筆で週々、記す」 ウイークリーダイアリー

*「万年筆で月々、記す」 マンスリーダイアリー










2020年のダイアリー個人事情

2020年01月28日 | ダイアリー活用術
さてさて、2020年も1か月が過ぎようとしています。
ホームページのリニューアルも何とか終了しまして、今後は中身を充実させていきたいと思います。
各方面のアドバイスをいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

今回は2020年のダイアリーの個人事情を少し。

手帳術の本にもよく書いてありますが、手帳を充実させるために大事なことは「何度も見返すこと」。
そのためにはつい手に取りたくなる「テンションを上げる手帳」であることも大切です。
と言い訳をして、カンダミサコさんの正方形ダイアリーカバーを使い始めました。色を合わせて2本差しも入手。



中身も今までとちょっと違う使い方をしてみようと思っています。
このダイアリーは仕事用なので、「マンスリー」と横罫ノートを組み合わせて使います。



1年のスケジュールを俯瞰するのはマンスリーダイアリー、そして1週間の仕事を俯瞰してみるために、横罫ノートに自分基準の枠取りをしてみました。
これは水曜・日曜が休みの私のための、「月・火・木・金・土」ダイアリーなのです。



どの手帳でもたいていノートの真ん中にくる水曜日は、空白にするには惜しい存在でした。
そこで思い切って水曜日を無くしたレイアウトにして、右端は翌週への申し送り事項を書きます。
下の欄は1週間を通しての仕事の進み具合を書きます。

ノートにして良かったのは、意外と多い「書き留めておきたいこと」を普通の横罫ページに書いておけること。違うノートに書くとまた1冊増えてしまうので。




罫線はセーラー万年筆から発売中の四季織マーカー「匂菫」、万年筆のインクはパイロットの「紫式部」です。カバーの色ともぴったり。



ちなみにこの素敵な数字は、筆文葉のリフィルデザイナーかなじともこさんがインスタグラムで配信されている日付シートです。(@kanazee)
毎月20日過ぎ位に配信され、近くのコンビニエンスストアで出力するだけ。
1枚60円と嬉しい価格です。
配信期限がありますので、チェックしてみて下さいね。




*正方形ノートは薄さもいくつかありますので、お好みに合わせてお選び下さい。レクト⇒ツバメノート⇒リスシオワンの順で厚くなります。

2月の分、作ってみました。インクは「Old Burgundy」です。チョコ色にピッタリ。



日付シートに付いてる見出しは、メモで使っているM5手帳の仕切りに使います。
1か月でどれだけアイデアをメモしたか、ちょっとした目安に。




*ツイッター始めました*
Pen and message.でついにツイッターを始めました。・・・お時間のある時にチェックしてみて下さい。



仮ドメインでオープンしました(2019.12.17.17時)

2019年12月17日 | 告知
現在ホームページリニューアルのため移管作業を進めています。ただ当初の予定から大幅に遅れているようで、まだ本来のドメインでのオープンが出来ていない状態です。

今のままではとても困りますので、仮ドメインでひとまずショップをオープンすることにしました。
タイミングが休み前でとても不安ですが、日程上仕方なく・・。


Pen and message. 仮ドメインショップ

(https://p-n-m.shop-pro.jp)


検索しても出て来ませんので、こちらからご覧下さい。
突貫工事のため、画像や文章はそのままになっていますので、ぜひこれからにご期待下さい。

工房楔さんのお年玉企画商品の撮影も進めております。地獄のような机周りになっております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

ホームページリニューアル中です

2019年12月12日 | 告知
12月12日午後5時よりホームページをリニューアルのためクローズしています
いつものようにホームページをご覧になって、「ERROR!」画面らしきものを見てPen and message.潰れた!!と思われたみなさま。
ご安心下さい。
現在リニューアル中でございます。

14日土曜日の午前11時にはオープン予定ですので、今しばらくお待ち下さい。

*14日土曜追記:リニューアルの移管作業にまだ時間がかかっているようです。完了次第、オープンいたします!


リニューアル中のお問い合わせのメールはpenandmessage@gmail.com までお願いします。

シュランケンカーフの柔らかな正方形ダイアリーカバー

2019年11月22日 | ダイアリー活用術
正方形ダイアリーのカバーを神戸ペンショーでデビューさせたくて、カンダミサコさんにお願いしていました。
かなりタイトなスケジュールだったので工程順にご紹介していくつもりが、最後の打ち合わせから2日後の昨日、なんと出来上がりました!

カンダさんは同じデザインのパスポートカバーを作られていますが、このサイズ感になってもその上品なかわいさはそのままに仕上がっています。
表紙には大きな1枚のシュランケンカーフを使い、その両端を折り返していますのでふんわりとしたフォルムです。



まずピンクローズ。
裏には今は存在しない日本のタンナー、テイカの紫の革を使い、同系色でまとめました。
先日発売されたペリカンのバイオレットホワイトと驚くほど合います。





1本差しを合わせるなら同系色のトスカニーやピンクローズはいかがでしょう。

次はアポロ。
裏にはフランスのタンナー、ROUX社のヴォ―スイフトという革の、エタンという色です。
表の少しくすんだ感じのブルーグレーとトーンが合っています。



1本差しはグレーやスカイ。すっきりした印象になります。

最後はライトグレー。
裏には同じくヴォ―スイフトのトープを合わせて、シンプルに仕上げました。
ライトグレー×トープの組み合わせはよく鞄でも作られていますが、素敵なのでカバーにも採用してみました。



1本差しはビビットにイエローやアイリスでもライトグレーならお互いを引き立て合います。



ウイークリーを1冊、マンスリーを1冊入れる場合は、それぞれを片方だけ差す方が使いやすいようです。
見た目もすっきりしますね。

手帳の活用術として一番大切なのは、マメに書くこと。そのために効果的なのは「手にしてテンションが上がる手帳を使う」ことだそうです。

正方形ダイアリー、また違う印象で使えそうです。

価格は22,000円(税込)。
神戸ペンショー(11月23・24日)終了後、ホームページにて販売致します。



新製品ちらっと情報

2019年11月12日 | ダイアリー活用術
ここしばらくはシステム手帳の話ばかりでしたが、もちろんこの正方形ダイアリーもございます!

話題性に何となく圧倒されていましたが、忘れたわけではありません。
個人的には仕事用のダイアリーとして愛用しております。
そして数年ぶりになりますが、新しいダイアリーカバーを作っていただくことになりました。
そのサンプルが先日仕上がりましたのでちらっとお見せします!




カンダミサコさんのデザインで、ホック止め、革は定評のあるシュランケンカーフを使っています。
柔らかい風合いを感じていただけるように、1枚の革の両サイドを折り返したシンプルな形です。
サンプルの色は「ローズピンク(ラベンダー色)」。
この色はローズでもピンクでもなくラベンダー色なのですが、そういう名前なんです。
システム手帳でも人気色で、ぜひこの色で作りたいと思いました。

今のところラインナップは3種類を予定しており、ローズピンクの他には、画像にあるペンシースの色で、
・ライトグレー
・アポロ(新色・青系)
この2色をお願いしています。

革を贅沢に大きく使って、お値段は22000円(税込)です。
*訂正*
先日予価として価格を出しておりましたが、シュランケンカーフを1枚大きく取ることになり、再計算して最終この価格になりました。
神戸ペンショー(11月23日・24日)に間に合わせていただきました!持って行きます。

アポロ、これは新色なんですがローズピンクと同じペールトーンの優しいスモーキーなブルーです。
アポロという名前はギリシャ神話では芸術・芸能の神様として有名ですが、関係があるのかは不明・・。



このサンプルから、柔らかな風合いを残しつつもう少し厚みをもたせて、ウイークリー1冊にマンスリー程度の薄さのものが1冊足せるくらいのゆとりを持たせる感じに、することになりました。
ボタンの台もシルバーに決定、少しずつ進んでおります。


仕上がるまでご紹介したいと思いますので、どうぞお付き合い下さい。



最上級に美しいメモ

2019年08月13日 | 文具新製品
こんにちは!お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。

そろそろ来年のダイアリーも発売され始め、手帳の季節感が変わって来てるなあと思います。

私は最近、システム手帳のバイブルサイズとM5サイズをダブルで使っています。
バイブルはスケジュールがメインで、M5はメモがメインです。

つい先日アシュフォードから、小口がローズゴールドでものすごく綺麗なメモリーフが発売されました。



それをアシュフォードのM5サイズ手帳の「レクタングルオルタ―」にセットすると・・・これは金具が全てローズゴールドで、この手帳のために作られたのではないかと思うほど美しいのです。








このリフィルには「上質クリーム紙」が使われていて、万年筆のインクでは多少の裏映りはあるものの、抜けることはなく両面の筆記も問題ないと思います。



そうなると揃えたくなるローズゴールド金具を使った手帳用の筆記具。
その観点だけで選ぶと、カランダッシュのホワイトローズゴールド万年筆が合いますね。
素敵すぎる・・・。



メモ帳としてだけ使うにはもったいないエレガントなセットですが、これには他のリフィルを挟まずこれだけで使いたい。
そう思わせてくれた新製品の「メモリーフ無地・小口ローズゴールド」です。


*ホームページへのリンク*

・アシュフォードM5システム手帳「レクタングルオルタ―」
・アシュフォードM5リフィル「メモリーフ無地・小口ローズゴールド」
・カランダッシュ万年筆「レマンスリムコレクション・ホワイトローズゴールド」