【実録】会計事務所(公認会計士・税理士)の経理・税金・経営相談

大阪市北区の築山公認会計士事務所(築山哲税理士事務所)です。
身近な疑問の解説と役立つ情報の提供をさせていただきます。

同業者からのDM(会計事務所業界の共食い?)

2008-06-10 10:39:33 | 会計、税金、経営、その他の話題
会計事務所業界(税理士業界)では、同業者が同業者にDM(ダイレクトメール)を送るということが行われています。ほかの業界ではありえないことでしょう。どのような内容のDMかというと、例えば次のような内容です。

■当事務所の豊富な節税ノウハウをお教えいたします!
■当事務所は年間100件の新規顧客を獲得しております!(当事務所の営業ノウハウをお教えいたします!)
■会計事務所経営の効率化!(収益性3倍アップ!)

このような案内が、連日のように郵送、FAX、メールで送られてきます。しかも、その内容、特に「見出し」は大変「刺激的」なものへとエスカレートしていくばかりです。当然、ノウハウを教えてもらうのは「有料」です。

ここで、単純な疑問が浮かんできます。
「そんなに素晴らしいノウハウを、どうしてライバル(同業者)に教えるのだろうか?」ということです。
自らが実践して、その「果実を独り占め」したほうがいいのではないでしょうか?

この世には素晴らしい会計事務所も存在し、この不況下でも着々と成長しているところもあります。本当に頭が下ります。そのような事務所の代表者には「天賦の才」があるのでしょう。とてもかないません・・・
しかし、多くの会計事務所(当事務所も)は現状維持が精一杯ではないでしょうか?
同業者が同業者にDMを送るという現象は、会計事務所業界では「共食い」が始まっているということです。

最近、DMを送ってくる同業者に、次のような返事をしてみようかと考えるようになりました。

「ここ10年ほど続く不況で弊事務所も経営は大変苦しいです。何とか現状を維持はしておりますが、いつ何時転落するかもしれない状況です。弊事務所には大変素晴らしいお客様がおられ、貴事務所の素晴らしいノウハウを注入すればさらなる発展が期待できます。弊事務所ではホームページとブログも運営しており、少しずつですが新規顧客が獲得できるとともに、わずかですが広告収入もあります。代表である私、築山は公認会計士の資格も有しており、これも事務所経営において少しは役立っているように思います。唐突ですが、弊事務所を『買収』していただけませんでしょうか。お恥ずかしいことですが、本音をいえば早く楽になりたいのです。買収価格は○○円でいかがでしょうか・・・」

もう、二度とDMを送ってこないでしょうね(笑)。
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