村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

猶ふる雪の寒ければ

2025-02-06 21:18:33 | 村雨庵 稽古 

 源実朝
かきくらし
猶ふる雪の寒ければ
春ともしらぬ
谷のうぐひす

かきくらし→掻き暗す
(読み)カキクラス

1 空を曇らし、暗くする。
雨や雪が、空が暗くなるほど強く降る。
2 心を暗くする。悲しみにくれる。

今日は木曜稽古
わが家は寒い
エアコンだけでは寒い寒い
一尺八寸の大炉を開けて
もうひとつ一尺四寸の
炉を開ける
それでも寒いが炭が入ると
ほんのりじんわり温かくなる

大炉の方が空気の流通がよいらしく
炭が早く燃えるようだ
ポカポカとなるには
時間がかかるが
炭手前は欠かせない

逆勝手の稽古はいつでも可能だが
大炉は二月のみだ
初炭 濃茶 後炭 薄茶
一通り稽古しよう

炭斗の炭の組み方は
炉の右に置くときは
 常と同じように組む
 大炉は右
炉の左に置くときは
 左右逆に炭斗に組む

八炉すべてに置いて共通
羽根カン箸香合かまの蓋

羽根カン箸は近い手で取り置く

香合のみ必ず右手で取り 置く

羽根は近い手で取り
右手で扱う
炉ぶちのはき方
初掃き
中掃き
後掃き
大炉と普通の炉は異なるが
八炉は皆同じ

灰のまき方
大炉と普通の炉は異なるが
八炉のまき方は同じ

炭のつぎ方は
角度は異なるが逆勝手も本勝手も
八炉は同じようにつぐ

一通りやってみよう

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