村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

菓子は内製

2011-12-23 23:59:14 | 村雨庵 稽古 
北風が寒い
山は雪だろう

とお山も乃原も見えず雪はげし 松風庵


「寒いですね」の挨拶で
社中が次々とやってくる
今日は真台子と行台子の引継



真の菓子は七つ
行は五つ

七つの菓子
今回は
水菓子、金団、練切、上用、黄身羽二重、こなし、棹物は蒸菓子にした


水菓子は林檎
縁高の左前に置く
赤い皮を少し見せた方が良かったのでは・・・

菓子は
社中の菓子部で作った

まず金団  
銘は「甲赤」先日の出懐石の時の菓子
今回も飛姫製 けっこうこれ迫力がある
金箔を乗せる役はアイテラ氏
利休様へのお菓子に竹串でそっと一つか二つのせる
そっと金箔を乗せるのだが
静電気がおきて乗せにくかったようで
最後にお下げして私が頂戴したが10片はのっていた
迫力ありかつ豪華 
でも金箔の乗せすぎはくどいと思うが・・・
なにしろ静電気が・・・(アイテラ)

練きりは「寒菊」森金製
朝いちばん起きてすぐお菓子だけ届けてくれた
その後前髪をおろし紋付に変身して登場
菓子は可愛らしい
菊の花弁の付け方が三角棒が無いせいか
いかにも素人ぽい まあそれが売りかな

上用饅頭は「笑顔」飛び製
頂いたつくね芋で初めて作った
中には栗餡


黄身羽二重は「老松」サカチカ製
菓子部である木型は松竹梅
緑色が欲しいから 松にした
木型が大きいので幾つかに切る
色がきれい

こなしは「木枯し」サカチカ製
落葉が風に舞う 丸まって吹きだまる
紅葉の色が褪せてちょっと○○のようだ
現場では言ったが○○は絶対言えない

蒸菓子は「初雪」
サカチカ製 浮島というお菓子だ
蒸した結果すこし背が高い 

お菓子の大きさをいつもより小さく
38グラムで作るように依頼したが
次回はもう少し小さくしよう
蒸し菓子の高さも調節できるのだろうか
出来たら背を低くしよう

明日は懐の会のメンバーと忘年会
お菓子のyosie先生と
暢々庵、ゆりももさんに
今日のお菓子をお持ちいたします
今は修行中 未熟ですが
どうぞお召し上がり下さいませ
では 明日
クリスマスイブに





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