村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

声聞く時ぞ秋は

2017-09-20 01:21:35 | 紫廼茶話会
久しぶりに紫兎先生のお稽古
寄付には
松村景文の秋草の図
本席は
冷泉家13代
冷泉為綱の色紙の掛物

歌はご存じ百人一首の五番目の歌
猿丸大夫
奥山にもみじ踏み分け
なく鹿の声聞く時ぞ
秋は悲しき

猿丸大夫は
奈良後期か平安初期の
謎の歌人
三十六歌仙の一人


今日は暑い一日ゆえ
籠いっぱいの秋草と
冷房と扇風機で
休まず風を送れば
少しは秋の気配
そのうち
本物の秋が来るから
それを待とう



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