村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

東博特別展 円空 と 王義之

2013-02-10 01:28:18 | 美術館・博物館
今日は上野の近くに用事があった
丁度良い
帰りに東博の王義之の特別展へ寄ろうと
到着したのが1時半ころ
東洋館のロッカーにコートと荷物を入れた
身軽になりまず向ったのは
本館特別5室で開催される特別展「飛騨の円空」4月7日まで
円空1632~1695
円空仏は何度か拝見した記憶があるが
イヤホンガイドを借り
混みあった人の輪を抜けて入口を少し進むと
2mもある金剛神立像が2躯すっくと立っておられた
見上げて仏様を拝見すると
ボロボロと涙がこぼれた
図らずもマスクが吸収し
何度か瞬きすると止まったが
恥ずかしい気持ちもあり
何事も無かったかのように次へと進んだ
涙が出たのは その仏様だけだったが
わりと清々しい気もちである
お土産の「にぎりぼとけ」を買った





平成館の王義之特別展「書聖 王羲之」3月3日まで
王羲之303~361の真蹟はひとつもないとのこと
六朝から唐時代には双鉤塡墨ソウコウテンボクという方法で写しを作ったという
日曜美術館にてその方法を見た
こちらもイヤホンガイドを耳に展示品を観てまわるが
正直よくわからない
ただ昔にお習字を習っていた時
智永の「真草千字文」や
欧陽詢筆の「九成宮醴泉銘」などをお手本にしていた事を思い出した
紺色のフエルトの下敷きに
半紙をおいて墨すって
お習字がしたくなった



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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2013-02-10 08:45:27
書聖・王羲之の真筆は現存していないということでしょうか。それにしても唐時代の写本が東博で見ることができるとなればどうしても行きたいところです。円空に限らず仏様を前にして涙が出てしまうってすごくわかります。恥ずかしながら私など真っ赤に焼けた夕日を見ただけで感極まってホロリです。なぜでしょうね、歳ですかね。

お寄りくださいなど滅相もない、敷居が高くて・・・そうじゃなく、このブログを見ているのが大好きなんです。それで満足。ありがとうございます。まだまだ寒い日が続きますお体を大切に。それではまた。
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Unknown (村雨庵)
2013-02-11 10:42:27
コメント有難うございました
返信する

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