村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

わが庵はみやこの乾イヌイ

2023-09-18 23:58:17 | 茶事 茶会 

 寂蓮
わが庵は 
みやこの乾イヌイ 
住みわびぬ 
憂き世のさかと 
思ひなせども

乾は北西

今日はお弟子様のサカチカさんちでお茶事

待合は森村冝稲の薄に月の画

森村冝稲
もりむらよしね
1872-1938 
明治4年12月26日愛知生まれ。
昭和13年10月4日死去。68歳。
明治-昭和の日本画家。
幼名は悌二。
号は雲峰,稲香村舎。
木村金秋や日比野白圭にやまと絵を学ぶ。
大正元年文展に初入選,
文展,帝展を中心に活躍。
子は冝永。

本席は寂蓮筆の青木切れ
寂蓮は
寂蓮
じゃくれん
保延五年頃~建仁二年
1139頃~1202
平安最末期から鎌倉前期にかけての歌人。
僧侶。
俗名は藤原定長さだなが
父は俊成の兄弟、
醍醐寺阿闍梨俊海。
俊成の養子となり、
のちに出家。
「新古今和歌集」の撰者の一人となったが、
撰なかばで没。
優艷で技巧的な歌風。
狂歌も得意だった。
家集に「寂蓮法師集」。

花入は胡銅桔梗口

コメント
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