村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

ちはやふる

2022-11-30 23:34:08 | Weblog

 よみ人しらず
ちはやふる
神な月こそかなしけれ
わが身時雨に
ふりぬと思へば

よみ人しらず
今日は
11月晦日の水曜稽古
掛物は閏月の題の詠草

閏月ウルウヅキ
とは、
太陰太陽暦において
加えられる「月」のこと。
これによって一年が一月増えて13か月となる。
筆者は
香川景樹
カガワカゲキ

香川 景樹
明和5年4月10日(1768年5月25日) ~天保14年3月27日(1843年4月26日)
江戸時代後期の歌人。
父は鳥取藩士荒井小三次。
初名は、純徳・景徳。
通称は銀之助・真十郎・式部・長門介。
号は桂園
・東塢亭トウウテイ
・梅月堂
・観鶩亭カンボクテイ
・臨淵社
・万水楼
・一月楼

詠草とは
和歌や俳諧の草稿

閏月
有明に
あらむ月にぞ
あまりけれ
天のめぐみの
うるふ歳らむ

コメント
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