村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

朝顔の花やぶれけり

2021-08-09 23:31:01 | 古筆

朝顔の花やぶれけり初嵐 子規

今日はお勉強会
渋谷の駅に着いたら、
なんだか見たこと有るような人が佇んでる
マスクをしてるので近くにいってみると、
やはり里庵様
早く着いたので、誰か来ないかなと
待っていたところだとか
時間もあるので、バスで行きませう
バスに乗ると松風庵様も乗ってらした
目的のバス停を降りて
三人で先生のお宅へ向かう
立秋が過ぎたばかりだが
夏盛り蝉の声がうるさい
蝉時雨だ

先生のお話し
蝉は
中国では生き返り、復活、再生の象徴。
新石器時代から玉などをセミの姿に彫った装飾品がある。
地位の高い者が亡くなった際に
「玉蝉」を口に入れて埋葬し、
蘇生、復活を願う習慣があった。と

ウィキペディアをみると
蝉を日本では、
種毎に独特の鳴き声を発し、
地上に出ると短期間で死んでいくセミは、
古来より感動と無常観を呼び起こさせ
「もののあはれ」の代表だった。
蝉の終齢幼虫が羽化した際に残す抜け殻を空蝉(うつせみ)と呼んで、
現身(うつしみ)と連して考えたものである。

もののあわれの代表の蝉
わが家近くは
大きな樹木がなくなり
蝉の声もきかない
それも寂しいものだ

写真は
東京2020のマスコット
ミライトワのお菓子
カスタードクリームが入っていて
美味しい

ミライトワとは
「未来」+「永遠(とわ)」
素晴らしい未来を永遠にという願い。だそうだ

コメント
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