村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

加藤千陰カトウチカゲ

2021-08-04 23:38:46 | 村雨庵 稽古 

月前眺望
千村チムラ五百村イホムラ手づくりを
さらしそふると
見ゆる
月かな
 加藤千陰

この歌は今日掛けた
掛け軸の歌とはことなるが 
今日は八月の稽古日
立秋はあと二日先だが
道具はすっかり秋模様

加藤千陰カトウチカゲは
享保20年3月9(1735年4月1日)江戸の生まれ
文化5年9月2日(1808年10月21日))73歳で亡くなる
江戸中期から後期にかけての
国学者・歌人・書家。
父は加藤枝直エナオ。
姓を橘氏とすることから、
橘千蔭とも称する。
通称は又左衛門。
字は常世麿。
号は芳宜園ハギゾノなど。
和歌は
賀茂真淵 の門に入る
歌風は古今風。
村田春海とともに江戸派の双璧といわれた。
千陰の書は千陰流といい
明治期に人気があった。
当時、貴族や上流階級の令嬢たちの
和歌の師匠として人気のあった中島歌子が
千蔭流の書を嗜んだことから、
その門下生の樋口一葉も千蔭流の書を学んだ。とか


写真は二酸化炭素の計測するもの
一晩借りた
二酸化炭素計測器は
稽古が終わるとだんだん数値が下がってきた

コメント
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