村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

藤原因香フジワラノヨルカ

2020-12-06 23:36:28 | 和歌と歌人

たれこめて
春のゆくへもしらぬまに
待ちし桜も
うつろひにけり
《古今集・巻二・春歌下・80》
 和歌・歌人54
 藤原因香フジワラノヨルカ
生没年未詳
平安時代前期の女流歌人。
藤原高藤タカフジの娘。
母は尼敬信キョウシン。
寛平カンピョウ9年(897)従四位下,
掌侍となり,のち典侍。
「古今和歌集」以下の勅撰集に5首はいっている。


今日は日曜日
NHKの大河ドラマで
光秀と三条西実澄サンジョウニシサネスミの対面の場面があった

三条西実澄は実澄のあと実枝サネキと名のる
三条西家六代である

三条西実枝サンジョウニシサネキは
四代の三条西 実隆サネタカの孫
三条西 実隆サネタカは
室町後期から戦国時代の人。
宗祇ソウギから古今伝授を受けている。
三条西家の家業と言えば
歌道とともに香道のお家流があり
書家としても
エス先生や紫兎先生の所で
三条西実隆の掛け物を拝見した事があった


写真は川上澄生の版画の表紙絵

コメント
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