村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

かやり火

2019-07-27 23:57:25 | 短歌・俳句の事
夏の夜の
月みることやなかるらむ
かやり火たつる
賤の伏屋は

西行

かやりび=蚊遣り火

蚊遣り火は大正初め頃まで
生活に溶け込んでいたそうだ
よもぎの葉やカヤの木
杉や松の青葉などいぶして
煙を出して蚊を追い払う事
季語にもなっている

チコちゃんに叱られるで
蚊取り線香のぐるぐる回っているのは
蛇のとぐろからの
発想だと
重なっている二枚のぐるぐるは
真ん中の巴の太いところを
それぞれ押すと
簡単に二つに分かれると
今度試してみよう

蚊取り線香が無いときは
扇風機をかける
飲み残し炭酸飲料やビールを
置いておくと
効果があるとか
でも
だいたい飲み残しがない

写真は
ねずみ年の時に
頂いた押し絵
11年 経った
コメント
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