村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

謡の発表会

2019-06-16 23:04:40 | 能・謡
今日はお謡社中の
おさらい会
発表会
というのか分からないが
初めての舞台だ

二十代から三十代の頃
国立能楽堂に毎月のように
月例能を観に行った
能が何か
なにが面白いかも
わからず
理屈より感情で
気に入っていた

能は
謡と仕舞
お囃子の能管と鼓
興味はあったが習うには縁がなく
経済的にも
時間的にも敷居が高く
雲の上

それが
三年前の三月から
トントン拍子に
謡を習う事が出来
若き日の願いが叶った
その
初めての発表会

十時開演である
私のだしものは「東北」
出番は二番目ととても早い
知人友人をお誘いすると
十名近くの方々が
お越し下さる
従姉と妹はサクラとして
ほんとに私の出し物だけで
すぐ帰り
ヨックモックでケーキを食べたとか
あとで聞いた
皆様方はそれぞれ
暫くご覧のあと
お帰りになられた
舞台では六時頃まで休みなく
素謡と仕舞が舞われる
その体力にも驚いた

初め尽くしも
今回いろいろ様子がわかった
また機会があれば
もっと皆様にお越し頂けるように
お声を掛けようと
思う

謡と仕舞
シテは生徒でも
ワキは教授の先生方
地謡はプロの能楽師ゆえ
想像以上に素晴らしく
兎に角カッコイイ

茶道と能は室町時代に始まる
共通の文化
共通の美意識がある
会に出て
それを感じ
あらためて謡の稽古を楽しむ気分が湧く
舞台観覧の事
有難く感謝申し上げ
奉り候


写真は
今日一日撮る間も無くて
駅での電車をパチリ
ああ取り敢えず
会は終わったから
のんびり出来るぞ
コメント
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