村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

狭衣物語

2019-06-08 23:36:47 | 能・謡
今日は謡の稽古を一度もしていない
お腹の調子が悪く
何となく具合が悪い
そんなときは何もせず
寝てるに限る

謡本「東北」のなかに
…誰に問はまし道芝の…
という詩章がある
説明欄を見ると
狭衣物語の
「尋ぬべき草の原さえ霜枯れて
誰に問はまし道芝の露

からとったようだ

(百科事典マイペディア)の解説に
狭衣物語【さごろもものがたり】
平安後期の物語。
4巻。
1100年ごろ成立。
作者は紫式部の娘大弐三位説があったが,
今は六条斎院【ばい】子内親王宣旨
(女房の名)の説が有力である。
狭衣大将の従妹源氏宮に対するとげられぬ恋の物語で,
《源氏物語》の影響が大きく,
源氏に次ぐ物語として広く読まれた。

とのこと
読んだことは無いが

(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)によると
筋はほとんど『源氏物語』の換骨奪胎にすぎないが,
緊密な構成,
巧みな和歌,
洗練された文章などによって,
鎌倉時代には『源氏物語』と並称され,
藤原定家の『源氏狭衣百番歌合』がある

とのことだ
写真は桂離宮の夏の茶室「賞花亭」
コメント
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