村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

荒梅雨

2014-07-10 23:54:07 | 村雨庵 稽古 
荒梅雨や一日無言の手習ひ童子 鷹女



今日は木曜稽古
昼間の稽古ではお二人
夜は男性お二人の参加
台風が来るので、予定の仕事がキャンセル
それで稽古に来れた とのこと
他の方は台風が来るので、帰りが心配だから お休み

一日中雨 ときおり強い雨がざっつと降るが
少し待つと小雨になる
小雨の間にお帰りな


写真は
菓子部で作った
和三盆の水と干し琥珀 いろいろ
干菓子盆は ある茶会の記念の頂戴物
その茶会に行った皆とお揃いである

どこかの古材だったか覚えていない
表面は平らだが
手掛かりになるように左右の裏側が削ってある
それがとても扱いやすい

主菓子はくず饅頭
それに頂いた
京都、亀廣永の「したたり」 
少人数で堪能した




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茶柄杓が通うは・・・

2014-07-10 00:14:15 | 村雨庵 稽古 
一日中、雨が降ったり、止んだりしてる

花がなかったので木戸を出てウロウロ探す
前のおうちに何かないかしらと聞くと
これなんかどう
サザンクロスという草よ
星型の花が咲くの 
知らなかった
サザンクロス
別名 クロウエア 原産地 オーストラリア
みかん科クロウエア属

茶花とは言えないかも知れないが
今日の稽古には七夕の茶碗も出ている
亀蔵棗に糸巻き棚だ
その花も相応しいかもしれない
有難く頂いた
その時
タクシーが勢いよくグーとやってきて四つ角でバシンと止まる
ドアが開くと凛様が淑やかに降りてらした
まあ ご機嫌よろしゅう
丁度よかった 花を活けて頂きませう
その星の花とシモツケと水引きとで
花入は魚籠

掛軸は自画賛
筆者は
淡川康一 アワカワコウイチ

禅画研究者・経済学博士。
京都生。
京大卒後、立命館大学教授を経て、大阪学院大学教授等を歴任する。
禅画の研究、蒐集に努めた。
著作もある。昭和52年(1977)歿、75才。
《美術人名辞典》
.
茶釜に柄杓の絵 湯気がホワホワ上がり気持ち良さそう

賛は
寒熱の地獄に通ふ茶柄杓も
心無ければ苦しみもなし
利休様の和歌だ

滅却心頭火自涼 に通う 心かな


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