雨上がりの庭で マトリカリアが 咲いています
一重咲きのシンプルな可愛い花で、小菊の様な花を沢山咲かせています。
一見 マーガレットやノースポールに良く似ていますが
花弁の短いマトリカリアが 一 番原種 に近い様に感じます。

この花は フィーバーヒューと言う名前で ハーブとして販売されている様です。
ヨーロッパで は 古くから薬用の ハーブとして 用いられて いました。

ギリシャの医者で あり 薬理学者 植物学者でもあるペタニウス・デイオスコリデスが
薬 物 誌 に 記載 している事から マトリカリアは 婦人病の 薬草として用いられ
ラテン語では 「 子宮 」 と言う意味だと云われて います。

日本には 明治時代に 渡来し当時の 属名が マトリカリアになっているため
呼び名が 当時のままになっています。

切り花には 湯揚げ 水切り などをすると 水揚げが 良くなります
花自体 は 丈夫 で 日持ちの いい花で すが
メインの 花材 には なり難いですが 自然の 雰囲気を 出すには もってこいですよ~

花言葉の「 鎮 静 」は この植物が 薬草として用いられて きたことに 由来するようです
その他に「 集う喜び 」 などがあります。

マトリカリアは キク科の ヨモギ属で
和名では夏白菊や 宿 砂(シュクシャ)などと呼ばれています
