庭のあちらこちらで今、都わすれが満開です。
今までは カタカナで“ミヤコワスレ〟と書く事が多かったのですが
”漢字とひらがな〟 の方がこの花の持つ印象が伝わる様な気がして
「都わすれ」と書いてみました。
島流しされた順徳天皇が 毎日都を恋しく思って
悲しく過ごしていましたが、
ある日この花の群生している情景を眺めて
あまりの美しさに都をすっかり忘れてしまった…
と云う伝説がある花です。
教科書にもない古い話なのに私はどこで知ったのだろう?…
そして こんなロマンのある名前を誰が付けたのかしら?…
と、思いながら毎年眺めています。
優雅で哀愁があります。
素朴な姿でありながら高貴な花に見えるのは
やっぱり由来からでしょうか…
来年はもっと増やす予定です。